135 暮夜の村 〜真夜中は別の顔〜
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見習いメイド ネリー
［所望の声があれば、その分の食事を用意する。
ローズマリーが覗いていた窓を見れば、白い物は降り続いていた］
雪、止みそうにありませんね。
［長い髪の人に向けるのは、当たり障りのない話代表の天気のこと］
暖かい物を食べて……あ！
［はっとして、声を高くする。
すっかり名乗っていないことに気づいて、慌てて*自己紹介した*］
学生 メイ
んもう。
イザベラ先生ったら、どうしてもっと早くに教えてくれなかったのよっ。
[ぶつぶつとぼやきながら走る道すがら。
しんどい訳ではない。もう何年も前、家族が全ていなくなって、今の学校の寄宿舎に引き取られてからというもの、毎日折を見ては、走る練習をしているのだから。]
──あ、灯りがついてる？
[先ほど、舎監に行くように言われた建物が見えてきた。**]
ちんぴら ノーマン
[集会場への道は白い。
――濃淡いくつかの足跡が残る道筋を、
破落戸(ごろつき)の男が背を丸め歩む。]
ちっ。
[破落戸はひとり、目を眇める。]
ちんぴら ノーマン
[振り返る視界、後方の広場には
自警団長アーヴァインの姿があり。
破落戸の背を見張るごとき仁王立ちに、
舌打ちをひとつ。男は逸れず道を行く。]
けったくそ悪ぃ。
ちんぴら ノーマン
[教会の鐘が鳴る。
顔を上げると、女学生のメイが先立って
集会場へと軽快に駆け行くのが見えて。]
……
[彼女が開く扉から、ふわりとできたての
バロンスープの匂いなど香るものだから、
不機嫌な破落戸はますます目を眇める。]
酒場の看板娘 ローズマリー
［振り向いたときには、既に農夫の姿は無かった。
その分増えた人影と、バロンのスープ］
塩揉みするのがポイントなのよ。
［マスターの口真似をしながら、テーブルへと近づいてゆく］
【独】 学生 メイ
/*
うーむ、グレンの人や、コーネの人は、もしかすると自動放出なし設定と勘違いしてはったのではないかしら。
いや、違う事情かも知らんけど。
*/
見習いメイド ネリー
……年寄り。
［悪態が飛び込めば、微かに眉を顰める。
ちら、と視線をやるのはローズマリーの方。
自分のレシピはマスターの直伝とはいかないが、いくらかコツを教えてもらったのものだ］
……あ、コーネリアスさん。
［旅人の「釈放」を告げられたのも、そんなときか］
学生 ラッセル
［勢いよく吹く寒風に視線を上げると］
なんだ、具合のいい人が見つかったなら、もう此処にいる必要ないよね。
［訪問者に口許を緩めた彼は、*帰路へ*］
学生 メイ
遅くなりましたぁ！
[集会所の扉を開いて、先客に声をかける。]
……。バロン、あたしは大好きですよ？
[柄のあまりよろしくない男の悪態に真顔で答えた。]
見習いメイド ネリー
こんな夜は暖かい物に限ります。
メイさんもいかがですか。……ノーマンさんも。
［オードリーの礼（>>31）に微笑んだ］
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