人狼物語 執事国


151 藤色酔夢

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高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 14:47)

高校生 キクコ

[十分過ぎる程の暖かさに包まれながら、しゃくり上げる。]

あ… …りがと…

…あり…がとう…

[そう繰り返す事しかできず、甘える子供のように擦り寄れば、髪にそっと触れる感覚。

何かがゆっくり溶けていく気がしたのは…。自分の心?あの声の主の想い?それとも…その両方?]

(34) 2014/05/03(土) 14:55:11[藤林]

高校生 キクコ

[予期する事も出来ずに巻き込まれた、今日の不可思議の数々。
それは、あの兎の悪戯と思っていたけれど。]

(……向き合わなきゃ、いけないの、かも)

[普段ではありえないことは、すでにあの時始まっていたのかもしれない、と、鞄の中の立方体の感触で、ふと考える。

きっと理由があって自分は此処にいる。

必要とされている、のか。自身が必要としている、のか。それは判らないけれど。]

(35) 2014/05/03(土) 15:05:53[藤林]

高校生 キクコ

[柔らかな腕に包まれて、穏やかな思考が巡る。]

(だけど…。もし向き合う事で傷を負う事になったら…。傷付けて、しまったら…。)

[決意というには程遠い、未だ迷いの混在する、そんな曖昧な想いだったけれど。
それでも、もう一度歩を進めるくらいには十分なもので。]

……六花さん。
私、行こうと思います。

[まだ霞みの残る目で訴え。
ゆっくりと見据えたのは薄紫の奥。

きっとそこで、逢える。
人差し指で、最後の雫を拭い払った**]

(36) 2014/05/03(土) 15:20:29[藤林]

【赤】 高校生 キクコ

『…………』

[コエは、聞こえない。]

(私と一緒なの?不安、なんだよね?
……アナタに逢いに、行くね。)

[返答は、無い。]

(*7) 2014/05/03(土) 15:27:27

高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 15:28)

高校生 キクコ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/05/03(土) 15:31:01

高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 21:12)

高校生 キクコ

[何かあるのか、という問い>>47に小さく頷いたものの、確信があるわけでも無い。]

……もしかしたら。
此処を出る為の切欠くらいは、見つかるかも…しれません。

[そう告げたから?ううん。きっとそうじゃない。彼女の言葉>>55は、この身を案じてくれているからこそ。
無論、彼女には彼女の、行くべき理由があるのかもしれないけれど。]

……こっちだと思います。

[そう言って道を指し示して、二人を振り返る。そこに吹き抜けた一陣の風。
結わいた髪が、薄紫の花吹雪に、揺れた。]

(67) 2014/05/03(土) 21:26:10[藤林]

高校生 キクコ

[鞄の持ち手を両手で握り締め、前を見据えれば、ゆっくりと、しかし確かな足取りで幾本もの藤を潜り抜ける。

時折さらさらと花房が音を立てた。

最早過去の物とは言えない程度に、集まってしまった記憶の欠片。
未だ抗ってはいるものの、掻き消す事は出来なくて。]

(73) 2014/05/03(土) 21:52:03[藤林]

高校生 キクコ

[次に二人へと、声をかけたのは、どの位歩いた頃だったか。]

……あの。

ごめんなさい…。

[一時立ち止り、呟くように。
背を向けたまま、なのは、心苦しさから。]

多分、お二人や…他の方達…。
此処に連れて来てしまったのは…。

私…。いえ…『私達』なんだと思います。

(74) 2014/05/03(土) 22:02:39[藤林]

高校生 キクコ

まだ、判らない事が沢山あって…。
だから…。今はこれしか言えないんですけど。

でも…きっと。
この先に行けば、きっと…。

[見据える先に、自身の答えも、皆の答えもきっと存在する。
そんな想いを口にして。]

此処からは真直ぐ。
もうすぐだと…思います。

[僅かばかり振り向くようにして、軽く頭を下げてから再度踏み出す。
その刹那、聞こえてきたのは、外からでは無い方のコエ]

(76) 2014/05/03(土) 22:12:56[藤林]

【赤】 高校生 キクコ

ぇ……。

シン…ちゃん?

(*10) 2014/05/03(土) 22:14:23

【赤】 高校生 キクコ

身体…が。

[抗う事と、進む事。その狭間で揺れる気持ちに、また一つの要素。]

(*11) 2014/05/03(土) 22:16:45

【赤】 高校生 キクコ

「 ……ダメ

 …れ以上……   駄目… 」

(*12) 2014/05/03(土) 22:19:33

【赤】 高校生 キクコ

 
 けど…… だけどっ……

(*13) 2014/05/03(土) 22:21:14

高校生 キクコ

[散り散りだった欠片達が、僅かばかり繋がり始めれば、今一度ふたりへと向き直る。]

…ごめんなさい!

[何度目の謝罪か。
勢いよく下げた頭と反比例する髪が、ふわりと跳ねあがる。]

私…急がないと…!

このまま、真直ぐ。
必ず、辿りつけますからっ…

[優しく接してくれた二人に、焦燥感を隠す事すら出来ず、半ば叫ぶようにしてそう告げると、スカートの裾を翻して薄紫の中へと駆けだした]

(84) 2014/05/03(土) 22:32:19[藤林]

高校生 キクコ

……お礼も……
言いそびれた…っ

[切迫する呼吸の中、一人ごちて]

………はぁ …っ……はぁっ

[元々苦手な上に、不安定な足元。一歩一歩に息が切れる。

どうしてあの時、思い出さなかったのだろう。

……ううん、そうじゃない。

本当は……――]

(87) 2014/05/03(土) 22:40:08[藤林]

高校生 キクコ

……どうして…… はぁっ……

[髪を跳ねさせながら、もうだいぶ来たはずなのに、辿り着けない。]

この辺りのはず、なのに…っ

[拒絶、されて、いる?]

………

[耳奥に届いた声は、確かに言った。
『具合が悪そうだった』
その言葉に拓かれた記憶は、幼い頃の…。

思い違いならば、それで構わない。
でも、そうで無かったとしたら…?]

(114) 2014/05/03(土) 23:32:55[藤林]

高校生 キクコ

(どうして?さっきは呼んだのに…)

[重くなっていく足で懸命に地面を蹴る。
けれど、すぐ近くであるはずのその場所には、届かない。]

(私が…迷っている、から?)

[薄紫の迷い道。
記憶と、想いは行き違い、触れ合っては、また離れて。]

何処なの? ……くん!――

[駆けながら発すると同時に、足をとられて身体がふわり、一瞬宙に浮いて。
倒れ込んだのは咲き誇る藤の根元。]

(123) 2014/05/03(土) 23:54:06[藤林]

【赤】 高校生 キクコ

(……お姉…ちゃん。)

「…………。」

(*17) 2014/05/03(土) 23:56:59

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