人狼物語 執事国


155 六月燈の思い出屋

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作家 フユキ

 こちらこそ礼を言うよ、獏。 

[作家が落とした視線の先は、
上にきていた赤べこの表紙。]

 次の旅先が、決まったようだ。

(23) 2014/07/13(日) 20:14:58

作家 フユキ

[作家は、離れ行く若者を見送る。

件のご婦人はどうしていたろうか。
アツタハズノオモヒデを想うまま、
罫線のないノートを渡された彼女は。

肩が触れ合うほどもない緩い雑踏は、しかし
些細な不思議を共有した人々を見失わせる。]

(24) 2014/07/13(日) 20:24:48

作家 フユキ

[前日の降灰は、カバンの底や
眼鏡の蝶番の隙間へ僅かに残る。


書店の片隅には少ない部数ながら
不行 後家(フユキ・ノーチェ)の
旅情サスペンスシリーズが並ぶし、

この現代日本に、思い出屋のうわさも
地方を問わずいまだに*途切れない*。]

(25) 2014/07/13(日) 20:40:40

【独】 作家 フユキ

/*

はっ だらだら書いてました
[正座]

エピは今宵で終了です。
人集めもままならない突発村でありましたが、
一緒に遊んでくださって本当に有難うございました。

またどこかの村で
ご一緒できる機会があることを祈って、
お疲れさまでしたーと愛を散布するのです。

(-14) 2014/07/13(日) 20:47:39

迷い子 バク

こんばんわ。まだお時間大丈夫ですか?

[実物大なのだろうか、日本刀らしい大きな写真が額の中に納められている。
蛍光灯の白い明かりに、笑みを含んだ顔の男性がその脇あたりに立っていた。]

「ええ、大丈夫です」

[答えた男は、おや、という表情でこちらを見返している。]

(26) 2014/07/13(日) 21:03:49

迷い子 バク

あの、何か?

[腕章を巻いている、職員らしき小父さんの顔には、こちらも何となく見覚えがあるのだが。]

「今日は一人でここにおいでですか?」

はい?
ええ、僕一人です が ……。
[異な事を言う。]

(27) 2014/07/13(日) 21:14:17

迷い子 バク

「はあはあ、なるほど確かに、あなたまだお若いですからなあ。」

[張りのある声─例えば夜店の呼び込みあたりにうってつけな─は、言葉を続ける。]

「──二十年くらい前から何年か、テキ屋をやってましてな。
毎年この日に店を出してたんですが、

──いたんですよ」

……いた、って

誰が?何が?いたんですか?

(28) 2014/07/13(日) 21:26:39

迷い子 バク

「いたんです、きれいな奥さんとかわいらしい坊やを連れたお客さんが。

──あなたによく似た方でね」


…………。

(29) 2014/07/13(日) 21:30:15

迷い子 バク

……変な事を聞きますけど、

そのお客さん、写真なんかとってませんでしたか?

[赤ん坊を抱いて、白黒の写真を]

「……ううん。」

[福々しい顔の眉間に、微かに皺を寄せ──]

いやあ、確かもう夜だったんですよ。


──ああ、でも持ってきてはいたかな、写真。

(30) 2014/07/13(日) 21:38:33

迷い子 バク

  持ってきてた?写真をですか?


「ええ、奥さんが、『よく似てる親子よねえ』って、写真と旦那さんや坊やとを見比べて感心してましたよ。あと、──」

[しばし記憶をたどるように、言葉がとぎれ]

「──『親父さんと一緒に、この祭りを見てるんだな、僕は。思い出せたら、懐かしいだろうなぁ』

確かそんな風におっしゃってましたよ」

(31) 2014/07/13(日) 21:51:20

迷い子 バク

[入り口の方から、人の話し声─新しく来た入場者であろう─が聞こえてきた。]

じゃあ、僕はこれで。

[4〜5人の年配の見物客が入ってきたのを潮時に、一礼して立ち去る。]

(32) 2014/07/13(日) 22:01:30

迷い子 バク

──『思い出せたら、懐かしい』か。


[父の父─つまり祖父─も早くに亡くなったと聞いている。
父と自分、同じよう事を考えて同じ事をしていたのだなあ

そんな感慨を覚えた。]

(33) 2014/07/13(日) 22:11:08

迷い子 バク

[宿に戻ったなら、もう一度あの写真を見直してみよう
そして、(恐らく、だが)父を抱いた四十数年前の祖父に、はじめましてと言ってみようか─そんな事を思う。]

でも、もう少しだけ──

[射的にお面、風車にリンゴ飴
アセチレンランプの明かりの集まる方へ、灯籠に薄く照らされた参道を*歩いていった*]

(34) 2014/07/13(日) 22:21:20

【独】 作家 フユキ

/*

バクお疲れさまです です

じっくり腰を落ち着けて書き愛する
リレー小説めいた感覚 とても久しぶりなのです。
すき。

(-15) 2014/07/13(日) 22:25:26

【独】 迷い子 バク

/*
〆られてよかった……(しみじみ)

色々と拾い損ねやら取りこぼしやらがあるような気はひしひしとするのですが。
*/

(-16) 2014/07/13(日) 22:34:35

【独】 迷い子 バク

/*
そして、よもや「不行」さんだったとは!

多分獏少年は、新聞の書籍の広告で、お名前を見た覚えはあっても、全然別の読み方で認識してそうな気がする。


*/

(-17) 2014/07/13(日) 22:47:03

【独】 作家 フユキ

/*

いっしょにしみじみ。
一人じゃなければそこは村なんだよ、とか
言ってみます。

レシーブし損なったあれやこれやは私もわたしも。

(-18) 2014/07/13(日) 22:48:44

【独】 作家 フユキ

/*

女流作家を騙ってたのが最近ばれたとか
そんな不行さんでした。

獏は高校の部活でーという描写があって、
あれっ少年あつかいしてはいかんな的理由な
若者認識をしてました ました。

(-19) 2014/07/13(日) 22:54:14

【独】 迷い子 バク

/*
グラの見た目は高校生ぐらいの方があれかなと思ったんですが、
日程的に高校生だと、微妙に学校さぼりモードかも?と思って、日和ったら、大学生に。

*/

(-20) 2014/07/13(日) 22:57:52

【独】 作家 フユキ

/*

RPまでうつくしく〆ていただけて
ほっとしたりほんのりしたり。

六月燈が終われば台風の季節です。
ことしはもうでかいのきてますが!

バクくんホズミさん、もちろん皆さまも、
つつがなく嵐の夏をお過ごしになれますように。

お疲れさまでした!

(-21) 2014/07/13(日) 22:59:40

迷い子 バク、列車の中、トラベルミステリーを開く。

2014/07/13(日) 23:00:00

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生存者 (1)

作家 フユキ
28回 残21449pt

犠牲者 (2)

餅肌 ネギヤ(2d)
1回 残22200pt
迷い子 バク(3d)
29回 残21371pt

処刑者 (1)

髪結い ホズミ(3d)
0回 残22220pt

突然死者 (0)

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