人狼物語 執事国


156 じんろうさまのかみかくし村 〜まつりごと〜

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告げ人 アン はどうにかなった。
【1965年8月1日 某県某村】
 それは明け方のことだったという。
 風が吹いた次の瞬間、女学生アンが忽然と姿を消していた。
 小さい村に噂が広まるのに時間はそうかからない。狐の仕業か、何かの事件か。誰からともなく“神隠し”という言葉が零れ出す――。
 あれから一年、女学生はまだ帰らない。
残っているのは杜氏 ダンケ、化粧師 ンガムラ、写真部 シンヤ、作家 モミジ、場末の歌姫 ザクロ、弓道部 ケン、隊商 ロッカ、学生 マシロ の 8人。

化粧師 ンガムラ

[今年もまた、臨時化粧師はここにいた。
 そして、去年薄化粧を施したあの少女が行方知らずになったままなのだと聞かされる]

呪いの花――

[口元を覆った手のひらの奥で小さく呟いてから、昼飯を買いに外へ向かう]

(0) 2014/ 7/30(水) 23時40分位[集会場の一角]

化粧師 ンガムラ

[祭化粧はまだ見慣れず、どこか落ち着かない]

祠は、どこにあるんですかね?

[酒まんじゅうの包みを手に、村人らしき人に尋ねる。
 返されるのは、神社の裏手という大雑把な回答*ばかり*]

(1) 2014/ 7/30(水) 23時50分位[→境内]

学生 マシロ

…お囃子?

あぁ、そうか。今日は夏祭りだったな。
…もう、一年も経ってしまったということか。

アン。君は一体、どこに行ってしまったんだ。

(2) 2014/ 7/30(水) 23時50分位[屋台の通り 近く]

写真部 シンヤ

……アンは、何処に行ったんだろう。
今度また写真を撮ってって。
話していたのに。

[夏祭りの日。
 境内の片隅、手水場の傍らに佇んで、今年最高学年になった青年はぽつりと呟いた。無口な青年が珍しく三言も発するのを、聞いていた者はあったかなかったか。
 それは、一年前に零したのと同じ言葉だった]

(3) 2014/ 7/30(水) 23時50分位

弓道部 ケン

[矢を番えずに弓を引いて、放す。
響く音。魔を除ける鳴弦の音]

……本当に、怪談話が怪異を呼んだわけじゃなかろうに。

[けれど、一年前に彼女は消えた。
……そう、消えたはず、いなくなったはず、なのに。
何故か──声がしたような、姿が見えたような、そんな錯覚を覚える事があって]

(4) 2014/ 7/30(水) 23時50分位

弓道部 ケン

…………。

[また、弓を引いて、鳴らす。
魔除けの音、弦打の音。
悪いものがいるなら、祓えるようにと願いつつ。
それが終わればまた、引率を押し付けられた子供たちを引き連れて。
からんころん、下駄を鳴らして神社へ向かう**]

(5) 2014/ 7/30(水) 23時50分位

学生 マシロ

……ん?

あれは…去年、アンが化粧してもらったと言っていた、…誰と言ったか。

今年もあの人を呼んだということは、また体調を崩してしまったのかな。

(6) 2014/ 7/30(水) 23時50分位[屋台の通り 近く]

弓道部 ケンが接続メモを更新しました。(07/30 23時50分位)

学生 マシロ

…おや?
何か探しものでもしているのだろうか。

と…あまりじろじろ見ては失礼か。

…去年の祭りの明け頃に、アンは消えたと聞いた。
神隠しなんて信じない、信じない─けど。
もしかしたら、関係あるんだろうか。
本当に探しに行ってみようか。
あの子の話していた、祭りの晩に咲く花を。**

(7) 2014/ 7/31(木) 00時00分位[屋台の通り 近く]

学生 マシロが接続メモを更新しました。(07/31 00時00分位)

作家 モミジ

[また祭の日がやってくる。
賑やかな声、走り回る子供達。
去年との違いと言えば、神隠しに遭ったとされる女学生が未だ戻らないこと。
そして]

よい……っしょ。
はぁ、流石にこの身体には辛いわねぇ…。

[大きなお腹を抱えたモミジが石段を上り終えて一息ついた。
手を貸してくれた人に礼を言い、櫓の見える場所に腰を下ろす。
去年は足を挫いて盆踊りに参加出来なかったけれど、今年は別の意味で参加が出来なくなっていた]

(8) 2014/ 7/31(木) 00時20分位[境内の一画]

作家 モミジ

[去年と変わらない賑わい。
変わりの無い賑わい、なのだけれど]

……あれからもう一年になるのね。
未だに見つからないと言うことは、
やっぱり、神隠し───

[戻らない女学生を思い起こしながら、大きく張り出たお腹を緩やかに擦った]

だとすれば、誰かが花を摘んだ?
誰か、願いを叶えた人って居たかしら。

[疑問は浮かんでも答えは出ない。
それでもしばらくは考え事をしながら、時折お腹を蹴る我が子を宥めるようにお腹を擦る**]

(9) 2014/ 7/31(木) 00時20分位[境内の一画]

杜氏 ダンケ

[アンの失踪と、噂の花のことと。
 神隠しと呼ばれ始めたそれらは、ならば祭りを中止に、という声を現実にするまでには至らなかったようだ]

 たこ焼き。
 分けて食べるんだぞ。

[例年のごとく子供らに屋台をおごる羽目になりながら、ため息混じりに笑う]

 中止にならなくてよかったな、祭り。

[はしゃぐ子供らを見れば、そのつぶやきは偽りのない気持ち]

(10) 2014/ 7/31(木) 00時30分位[木々の陰]

写真部 シンヤ

[かしゃり、かしゃり。
 周囲に向け、青年はシャッターを切る。
 今年もまた、この村の夏を撮り収めていく**]

(11) 2014/ 7/31(木) 00時30分位

化粧師 ンガムラ

>>7 視線がぶつかったのは、去年アンと話しているのを見かけた女学生]

……ああいうことは、以前もあったんですか?

[『神隠し』の単語は出さずに*問いかけた*]

(12) 2014/ 7/31(木) 08時00分位[境内]

学生 マシロが接続メモを更新しました。(07/31 19時10分位)

学生 マシロ

え?
あ、すまない、失礼した。不躾だった…は?
ああいうこと…とは?

…もしや、ア…女学生の失踪のことを聞いているのか?
去年も祭りに来ていたことは知っているが、村の者でもない貴方が何故そんなことを聞く。
何か心当たりでもあるのか?

(13) 2014/ 7/31(木) 19時10分位[屋台の通り→境内]

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生存者 (3)

化粧師 ンガムラ
37回 残6892pt
写真部 シンヤ
8回 残7767pt
学生 マシロ
31回 残6856pt

犠牲者 (3)

告げ人 アン(2d)
0回 残8000pt
弓道部 ケン(3d)
53回 残6306pt
作家 モミジ(4d)
58回 残6304pt

処刑者 (3)

隊商 ロッカ(3d)
3回 残7924pt
隣町の椿姫 ザクロ(4d)
47回 残6375pt
杜氏 ダンケ(5d)
71回 残5892pt

突然死者 (0)

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