人狼物語 執事国


160 ある家主の騒動

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弁護士 ヒナ

[顔を出していれば目の前に屈むのは、背の高い二枚目だ]

 えへへ、よかった。

[びくっとしてネギヤの後ろに隠れかけるが、なんとなく香る甘い香りにつられて笑う。

 幼稚園の先生が歌を歌う]

 あ、ヒナそれ知ってるよ。
 かーごめかごめー

 ね、おじちゃんも遊ぼう。ねこさんも。みんなで。

[小柄な庭師の手を引いた**]

(58) 2014/10/06(月) 22:56:36[森の少女]

編集者 グリタ

[ なつかしいもののピースがはまってゆく。
 男はふらふらと、その足は庭園の隅にあるところ―― 蔵へと向かった]

 そうなってくると不思議なのですよね。

 私は、ネギヤ先生と幼いころの記憶を共有しているわけではない。
 では、私にとっての「なつかしいもの」とはいったい何なのか……。

[ それが原稿でないことも確かだ。
 原稿を手に入れたのは、昨日のうちなのだから。

 では一体――]

(59) 2014/10/06(月) 23:11:59[庭園]

元庭師 ウミ

[ウミがポケットに手をやると、
 樅ノ木の傍に落ちていたボロボロのカードがない。
 代わりにあったのは、ネギヤから受け取った招待状。
 しかしそこには何も書かれていなかった。
 不思議に首を傾げれば突然少女に話しかけられる>>58]

 ほっほ、あたしみたいな爺が混ざっていいのかい?
 ソラも楽しそうだのぉ。

[手を引かれて、ウミもみんなの輪へと入る。
 いつも見守る位置に居たからここはとても新鮮だった。**]

(60) 2014/10/06(月) 23:13:27[庭]

老婆 ボタン

[小さな女の子に優しく微笑みかける。
こうやって幼い子供と遊ぶのも久しぶりの
ことで]

えらいなあ、ようく知ってるね。
じゃあ、一緒に歌おうか?

[懐かしい遊びと、唄と。遊び疲れて日が傾いたら皆に手を振りながら帰るのだろう。
夕焼けこやけでまた明日、と。**]

(61) 2014/10/06(月) 23:18:36[庭]

弁護士 ヒナ

 ― 現 ―

[その小説>>11にでてくる幼馴染みの女は、非常に自分によく似ていた。

 自分によく似た友人がいたこと。
 その子と死別してしまうこと。
 彼女になりすまし、人生を送ること。

 そして、再会した彼女の幼馴染みに過去を知られて、殺してしまうこと。

 もっとも、自分の場合は本の設定よりももっと幼く、死別は病死であり、なりすましも大人たちの介入が大きかったが]

(62) 2014/10/06(月) 23:20:55[屋敷]

弁護士 ヒナ

 似ている、じゃなかったのね。

[本から落ちた写真。自分と、ヒナが映っていた。
 であれば、ネギヤが自分たちのことを調べたのだろうと、想像するのは難しくなかった。
 そうしてあの本と同じような顛末をたどって今に至る]

 けど、本当にみんな、どこに行ったのかしら。

[屋敷内、いつの間にか警察もいない。
 一人捜して歩き回り、廊下で立ちつくした]

(63) 2014/10/06(月) 23:22:15[屋敷]

弁護士 ヒナ

[探し疲れて応接間でうたた寝をしてしまったようだ。
 かしゃ、とナイフが落ちる音で目が覚める。

 小さな頃の夢を見た気がした。
 小さなネギヤと、ヒナと、それから彼らの友達と、大人と、みんなで遊ぶ夢。自分の記憶に無いはずのそれは、妙にリアルで混乱する]

 そんなまさか、ね。

[無いはずの記憶。
 なのに思い浮かべると懐かしい、暖かい記憶。なんだか消えたみんなに似ていたような気がする、だなんて]

(64) 2014/10/06(月) 23:23:54[屋敷]

編集者 グリタ

― 蔵 ―

[ ネギヤ先生と、蔵の話をしたのはいつだったか。
 古い蔵で、編集者になる前にやっていた活動を。]

 ……よっこいしょ、と。

[ 蔵を開く。
 そこには、「おつかれさま」と声をかける人がいた。

 無残な姿になっていた人である]

(65) 2014/10/06(月) 23:25:46[蔵]

若旦那 ゼンジ

[少女が笑顔を向けてくれた事で、その笑みが深くなる。
そして少女は、老婆の声に合わせて歌い、庭師の手を引いて回りだし

  『かごのなかのとりは
        いついつでやる』

その光景を微笑ましく見守るうちに、知らず知らずのうちに小さく口ずさんでいた。
幼い頃に無くしてしまったはずの憧憬が、そこにあった**]

(66) 2014/10/06(月) 23:28:33[廊下]

元庭師 ウミ

─ 猫 ─

[にゃあ。
 首に赤いリボンをつけた子猫が鳴く。
 大人しい猫はその体を撫でる手には従順で
 ゴロゴロと喉を鳴らす。

 その内、子猫は遊びに夢中になる輪からひょいと抜け出した。
 躑躅の木の傍にもぐりこみ、引っ張り出したのはカメラだった。
 うにゃうにゃとそれにじゃれ付いていると、
 シャッターに爪が引っかかる。

 一瞬、フラッシュが庭を照らした。*]

(67) 2014/10/06(月) 23:29:37[庭]

編集者 グリタ


 思い出しました。貴方、だったんですね。

[ 大学時代から、劇団を立ち上げてきたその仲間。
 だが自分は、袂を分かち出版社に勤めた。一方夢を追いかけた彼らとは疎遠にはなっていたが――]

 出演、お疲れ様でした。

[ 劇ではなく、裏方としてマネージャーをやっていた時と同じように、彼の横に腰掛けて]

(68) 2014/10/06(月) 23:37:20[蔵]

編集者 グリタ


 見事だまされましたよ。
 貴方だとは見抜けませんでしたから。

 ですが、そのナリでネギヤ先生の代打はおかしいでしょう。綿も脂肪も足りていません。

[ 蔵の中で、二人分の笑い声が響いた]

(69) 2014/10/06(月) 23:39:59[蔵]

編集者 グリタ

― 現 ―

[ 気がつけば、男はひとりだった。
 庭園へと顔を出せば、警察はいない。

 まるで、騒ぎが起こる前のように静かだった。

 何故ここにいるのか、記憶はあいまいだが。
 鬼籍に足を踏み入れた旧友と出会った気がする]

 ……ここはネギヤ先生の……

[ そう。今日は。
 噂の新作原稿を拝見する日だ**]

(70) 2014/10/06(月) 23:44:26[蔵]

サラリーマン ギンスイ

[庭園の光景を、女の子とネギヤを見守っていた。
以前、ネギヤが語っていた一つの話を思い出す。]

 忘れられない女の子がいる…て、あの話は、

[その忘れられない子と元妻が似ていたらしく、
それが原因でか、ネギヤとは疎遠になってしまったけれど。
苦笑して一つゆるく頭を振り、庭の土を踏んだ瞬間。辺りを照らすフラッシュ。]

 ――あ、

(71) 2014/10/06(月) 23:47:57[庭園]

絹肌 モミジ

[ボタンの人形を探して。>>2
こちらを振り向き、どうするかと穏やかに問うゼンジに一つ頷く。>>26]

 …じゃあ、ウチも行こかな、庭園。

[庭園の中をゆっくり、ゼンジの少し後を追うように。
懐かしく思える風景は、それでもどこか自然に感じられて、
少し前に二人で歩いた記憶の方が、何故だか遠く思えてしまう。

懐かしいとはなんだろう――ぼんやりと、そんなことを考えつつ。]

(72) 2014/10/06(月) 23:50:56[廊下]

サラリーマン ギンスイ

[驚いた間抜け顔が写真に映りこんでしまったに違いない。
落ちこんだものまた束の間だけで。
かごめかごめの歌につられ、遊びの輪に加わった。**]

(73) 2014/10/06(月) 23:50:57[庭園]

絹肌 モミジ


 あ!いややわぁ、ネギちゃん!
 もう、みんな心配したん……

[遠くにガモンやネギヤの姿を見つけて、そう声を上げかけるが
傍にいる少女に、小首を傾げる。]

 ヒナ、ちゃん……?

(74) 2014/10/06(月) 23:51:40[廊下]

弁護士 ヒナ

 さて、と。探さなきゃ。
 グリタさんと、みんなに謝るって約束したし。

[それにはネギヤの死体を探さないと。

 気合いをいれて椅子から立ち上がる。
 あの本と同じならば、きっとみんな姿を現すだろう。ネギヤの書いたものだから、ひどい結末はあり得ないと信じる

 かしゃりと音のするナイフを拾い上げる。
 仕込みナイフであると気づくのは、もう少し先の話**]

(75) 2014/10/06(月) 23:51:41[屋敷]

絹肌 モミジ

[彼女とは大学で知り合ったから、幼少の頃なんて知りもしないけれど。
大好きな同輩の面影を持つ少女を見て、ぽつりと呟いた。

他の人は、屋敷で会った通りの姿をしていたけれど、なぜヒナだけ少女なのだろう。
少しの違和感にまた、首を傾げるけれど。


――ヒナは、ヒナだよ。>>40
その言葉に何故か、すとんと納得してしまう。

ヒナのようでいて、ヒナではない女の子。
それでも、この子はきっと”ヒナ”であると、そう理解した。]

(76) 2014/10/06(月) 23:53:43[廊下]

絹肌 モミジ


 変わらへんよ。
 …ウチにとっては。

 たとえヒナちゃんが何人おっても、
 ウチにとってのヒナちゃんは、ヒナちゃんだけやもん。

 ――ヒナちゃん。
 ウチは、この素敵なお屋敷で、ヒナちゃんにも、会いたいなぁ。


[かごめかごめ――唄の響く庭、
見上げた空は、繋がっているだろうか、彼女の元へ。
もう一度、再会を願って。
唄の輪に加わった。]

(77) 2014/10/06(月) 23:58:18[廊下]

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生存者 (2)

弁護士 ヒナ
50回 残2399pt
元庭師 ウミ
37回 残2731pt

犠牲者 (6)

餅肌 ネギヤ(2d)
0回 残4000pt
職人肌 ガモン(2d)
23回 残3383pt
絹肌 モミジ(3d)
6回 残3772pt
若旦那 ゼンジ(3d)
18回 残3464pt
老婆 ボタン(4d)
31回 残3016pt
サラリーマン ギンスイ(5d)
13回 残3659pt

処刑者 (3)

信者 オトハ(3d)
18回 残3418pt
編集者 グリタ(4d)
28回 残3103pt
時間屋 ヂグ(5d)
12回 残3679pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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