【1965年8月14日 某県某村】
　今年もまた、夏祭りの日がやって来た。
『狐雲が出ているね。今夜は誰かが連れて行かれるかもしれない』
　もぎゅもぎゅと空を見上げたネギヤは、そんなことを呟いて目を細めた。
　その夜ネギヤが姿を消すことは、今はまだ誰も知らない。

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村人が3人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、狂信者が1人、智狼が2人、ピクシーが1人いるらしい。

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残っているのは餅肌 ネギヤ、弁士 ヒナ、悪戯っ子 デンゴ、青年 ゴロウマル、若旦那 ゼンジ、編集者 グリタ、よろず屋 エビコ、医者 ドウゼン、学生 ハツネ、転校生 ロッカ の 10人。

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