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ん……面白くなるように、かぁ。
まあ、今一番面白いのは、兎の邪魔する事かなー、って思うけど。
[そう思う事が力になるなんて、わかっていないから。
ごく軽い口調でこんな事を言って。
ちょっとだけ、わらった]
[とりあえず、他の誰かに心当たりはないかなー、と。
ぐるり、集まった面々を見回して]
……あれ?
[いとこと一緒に来た子と目があった、と。
思った直後に、その姿が掻き消えて。
上がったのは、惚けた声。**]
[軽やかな笑いに、返して落ちるのは楽し気な忍び笑い]
悪い子じょーとう。
……こんなわけのわかんない事にまともに手ぇ貸してらんねぇもん。
[返す口調も悪びれた様子はない。
そうしないと出られない、という根本的な部分への認識は、何かが遮っているけれど、気付く様子はやっぱり、ない]
[兎を追って走り出したけど、結局その姿は白の中に掻き消えた。
足を止めて、周囲を見る。
雪はさっきよりも強くなったように思えた]
……ショッピングモール……っつーよか。
一昔前の商店街、って感じ?
[シャッターの閉まった店舗の並ぶそこは、どこか閑散として。
なんか重い空気にはあ、とため息をついた]
……てーゆーうーかー、ほんっと!
わけ、わっかんねぇ!
『たからもの』とかなんとか……そんなもん、もうねぇっつーの!
[空に向かって叫ぶのは、ここに来てからずっと抱えていたもやもや]
んなもん探せ、とか、やってらんねー!
[叫ぶ声に応じるように、雪が少し強くなる。
冷たいしろに全部埋めてしまおう、と言わんばかりに]
……あーあ。
どーおすっかなぁ。
[もやもや吐き出して、一先ず落ち着いて。
ぐるっと周りを見回す]
真面目にたからもの探しとかやりたくねーし。
っても、ここで突っ立ってても寒いだけだしなあ……。
[ぶつぶつと呟いて、それから。
到達した結論は]
……歩くか。
[とりあえず、動くこと、だった]
……なんか、こう……『にんじんいらないよ』、きらっ、とかしそうな感じじゃね、アレ。
[何気に酷い評価をしつつ。
帽子屋さん、と訂正されると、まあいっかー、と妥協した]
……見えないものが見える?
狭間に落ちた……って、あー。
[そういや、さっき、目があった時。
自分から飛んだ何かが、アンという子にぶつかったような……そんな気がしたのを思い出した]
そんなん見えるから、落ちついてたんかなあ、あのひと。
[多分、その認識は間違ってる]
…………。
[足を止める、空を見る。
降ってくる雪は、全てを埋めてしまおうとでもしているようで。
それでいいじゃん、と思う気持ちは、さて、誰のものなのか。
そこを考える意識はどこかにすっぽ抜けていた]
……雪とか、しげしげ見るの久々だけど。
キレーだ、なあ……。
[は、と白い息を吐きながら、呟くのはそんな言葉]
[こっちは一人で歩いているから気楽なもの。
返る同意にだよなー、と頷いて]
あー、うん。
兎の言う事がマジだったら、俺らも危ないわけだし。
[アンはこっちでなんかやったようだけど、それ以外にも危険があるような口ぶりだったし。
何より、さっきの力がまた動いたらどうなるか、見当もついてない]
お互い気ぃつけようぜ、兎穴に落ちないように。
[気をつけて避けられるのかはともかくとして]
そーいや、ガキの頃は雪降ると外駆け回ったなー。
[それをやらなくなったのは、いつからだったか……なんて考えて、直後にふる、と首を横に振る]
……考えても、仕方ねーし。
[早口に呟いて、また、歩き出した。
結構、身体に雪が積もってきてる気がするけど、気にしない]
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