人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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合唱部員 イマリ

伊万里。イマリだよ、おじーちゃん。
ほら、あの子といっつも一緒だった──


[そう言いかけて、ふ、と声が詰まった。
あの子。そうだ、いつも一緒だった。
イマリちゃんって呼ばれて、アタシも名前を呼んで返して。

お嫁さんにしてねって、そんな約束もしていた──あの子は、──]

…おじーちゃんも、あのウサギに頼まれたの?

[何かを振り払うように頭を振った後、ウミに向ける笑顔は微か、強張っていた**]

(46) 2016/07/20(水) 23:08:34[海辺の街角ふらふら]

若旦那 ゼンジ

[しかし、これ本格的にどうなんだ、と。
そんな事を思ったその時、視界の隅を白い影が過った]

 ……っ!

[てんてん、てんてん、と跳ねる兎。
立ち止まったそれが綴る言葉>>#1は、見事なまでに突っ込み所しかなくて]

 いやまて、それで済ませていいんかい。

[自分もてきとーな事を言ってはよく突っ込みをもらっているが。
こいつ俺の事超えてないか? なんてちょっとだけ思ってしまったのは許されろ。
なんて思っている内に消えて行く兎に、は、と一つ、息が落ちた。*]

(47) 2016/07/20(水) 23:10:42[海辺の街中]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/20(水) 23:12:06

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/20 23:12)

化粧師 ンガムラ

[ご丁寧に海岸に落ちてる流木にまで朝顔が絡まって咲き乱れてる。
そういや、ここの朝顔って全然萎れないよな。時間も止まってるってか?

ああ、そういや「時計」が壊れてるとかなんだっけ?]

まあ、いいけど。

[流木に腰掛けて、海を眺めながら団扇で風を呼ぶ。
聞こえ続ける歌は、もう耳に馴染んで、うるさいとも感じなくなってきた]

(48) 2016/07/20(水) 23:16:35[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[懐の手紙を読もうという気は失せていた。
心を急かすような朱の線を引いた手紙から目も心も逸らして。
俺はあおい波を眺めてる]

  そらのあお うみのあお

   あしたさくはな あおいはな...

[波間から聞こえる歌に合わせるように、無意識に声が零れる。
時が止まったこの場所でなら、俺もただ、留まっていられるだろうか?]

(49) 2016/07/20(水) 23:22:07[海岸の方]

化粧師 ンガムラ


  なみにゆられて どこまでも

    はなをたづねて どこまでも

(50) 2016/07/20(水) 23:22:55[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[どこかに、他に人がいるって気はしてる。
でも、それを探す気にもなれねえのは]

 『見つけないで』

[そんな声が、歌と一緒に聞こえてくるような気がするから、かな?]

(51) 2016/07/20(水) 23:27:04[海岸の方]

灯台守 ウミ

あぁ、あぁ、覚えているとも。
ばぁさんと二人で聴かせてもろうた。

[ウミは少女の言葉>>44に何度も頷き、懐かしげに笑みを浮かべる。
幼かったあの子の大きく成長した姿に胸が熱くなるのを感じた。
まるで孫の成長を喜ぶかのよう]

そう、そうじゃ。
伊万里ちゃんじゃ。
ほんに懐かしい…。

[名前を教えてもらい>>46、改めて言葉にすれば記憶も鮮明に甦ってくる。
幼いままの子供達の顔が次々と浮かんで来た]

もう随分と経つものなぁ…。
他の子達は元気かね?

[あの子、と示される言葉を受けて、共に歌ってくれた子達についてを問う。
けれど見れば少女 ── イマリは何かを振り払う仕草をして、別の問いを投げかけてきた]

(52) 2016/07/20(水) 23:30:37[街の通り]

灯台守 ウミ

[強張る笑みは現状の不安を思い出してのことと思い、案じる色を顔に浮かべながら、イマリの肩に手を添えようとする]

伊万里ちゃんも兎に会うたか。
わしも頼まれたでの、探してやることにしたのじゃが…。

どうもそこらに落ちてるのではなく、誰かが持っておるらしい。

[問いかけに答え、次いで自身が得た情報からの推測も口にした]

姿が見えなくなっとる者もおるようじゃし、早いところ探してやらんとの。

……あぁ、伊万里ちゃんは持ってはおらんかね?

[疑うと言う訳ではなく、拾ってはいないかと言う意味で口にしたが、相手にどう捉えられたかは分からない*]

(53) 2016/07/20(水) 23:30:44[街の通り]

灯台守 ウミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/20(水) 23:32:40

化粧師 ンガムラが接続メモを更新しました。(07/20 23:35)
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/20 23:39)

化粧師 ンガムラ

あ...

[口に出して歌ったせいか、俺はひとつ、思い出した]

 『あさがおのうた、ていう、絵があってね、その絵の裏には歌の歌詞が書いてあるんだけど、その絵と歌がとっても.........』

[あいつは、そういう話が大好きだった]

 『...でも、その絵、今は行方不明なんだって。展示会のカタログの白黒写真しか残ってないの。現物、見てみたかったなあ』

(54) 2016/07/20(水) 23:49:30[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[あれは確か、ほんの数点の絵と一冊だけの詩集を遺して夭逝したっていう、あんまり有名じゃない画家で詩人の男の話だった]

「ふーん、その絵って、何が描いてあるんだ?」

  『そりゃあ、決まってるでしょ...』

(55) 2016/07/20(水) 23:54:05[海岸の方]

化粧師 ンガムラ



    『朝顔の花と......』

 

(56) 2016/07/20(水) 23:54:39[海岸の方]

化粧師 ンガムラ



[それは懐かしくて、遠い記憶だ...*]

(57) 2016/07/20(水) 23:59:31[海岸の方]

灯台守 ウミ

[兎が消えた後、しばしの間道路の真ん中で納得行かなげに尻尾で地面を叩いていた飼い猫だったが、その場の興味が失われると立ち上がり、傍にある塀の上へと飛び乗る。
ゆらりと尻尾を立たせ、悠々と塀の上を歩いていくのは常と同じ。
自身に宿った不思議な力は飼い猫にとって重要ではないらしい。
気紛れに移動して、気紛れに力を使って、分かったことを主へと伝える。
その力が狙ったところに向かわないことも、飼い猫にとってはやはり重要ではないようだった]


[飼い猫は塀を這う朝顔を飛び越え、潜りながら、声のする方へと近付いて行く*]

(58) 2016/07/21(木) 00:01:52[猫:うろうろ]

学生 ハツネ

─ 回想 ─

[歌が聞こえる。

ゆっくりとしたメロディ。
繰り返されるフレーズ。

女性の細い声は祈りのようで……、]

(59) 2016/07/21(木) 00:13:46[診療所]

学生 ハツネ

[いや、それは本当に祈りの歌だった。
讃美歌320番。
1912年、氷山と衝突した豪華客船タイタニック号で演奏されたという、有名な曲。

主よ御許に近づかん
登る道は十字架に
ありともなど悲しむべき
主よ御許に近づかん

声の主は母だ。]

(60) 2016/07/21(木) 00:15:32[診療所]

学生 ハツネ

[母についておぼえていることは少ない。
あの事件のショックで、幼い初音は多くのことを忘れてしまったのだけれども。

まれに、ふとした拍子に、母の歌声を思い出すことがあった。

現し世をば離れて
天翔ける日来たらば
いよいよまず御許に行き
主の笑顔を仰ぎ見ん

そういうとき、初音はいつも考えてしまう。
母はなぜこの歌を好きだったのだろう。
たくさんある讃美歌の中で、なぜよりによって、この歌を……と。**]

(61) 2016/07/21(木) 00:22:13[診療所]

学生 ハツネ

[あの悲惨な事件のことを考えれば、
それはとても不吉な選択に思われた……。]

(62) 2016/07/21(木) 00:24:13[診療所]

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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
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合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

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