20 あわうみの村
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せめて声だけでも、もう少し。
[思い、滲む涙を零さぬように瞬きをした]
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(-35) 2008/01/11(金) 02:13:38
隊商 ロッカは、衣が作る影の中、空中で掌を*握った*
2008/01/11(金) 02:14:44
せっかくだから、隊商 ロッカ は 誰でもいい に投票するぜ!
そういやギンスイって何に触れたんだろう。
手かと思ってたけど、書いてないね。
はー…。
犬とかもうどうでもよくなってるよロッカ。
(-36) 2008/01/11(金) 02:24:24
めんどくさい。
めんどくさいから、隊商 ロッカ は 学生 クルミ に投票任せた!
PC視点とPL視点が分離出来てなくて変ななってたけど、この後は黄泉がえり再び!という方向に行きそうかなー、とロッカについて思う。
大人しくなろう。人と関わっていこう。落ち着こう。ウス。(緊褌一番)
事態をすんなりうけとめてた辺りのロッカは、なんとなく神様に乗っ取られてたって見ていただきたい。
わかりにくいかな。そんな深く考えてないんできちんと分離はしてないけど。
(-38) 2008/01/11(金) 02:57:14
[「待って」と「おいで」の声が錯綜する。
後者に飲み込まれそうになってようやく、ロッカは思い立った]
マシロちゃん、アンちゃん、ギンスイ、レンさん……。
(72) 2008/01/11(金) 17:31:06
隊商 ロッカは、神殿に戻り、鏡の前に置かれた古文書を開く。
2008/01/11(金) 17:32:02
さっきまで、生きてたんだから。
[旧字に手間取りながらも、いくつかに目星を付けて読み解いていく]
鎮魂の儀?開門、閉門の儀……
黄泉渡しの歌。
(73) 2008/01/11(金) 17:47:25
隊商 ロッカは、遠く、鳥が甲高く鳴く声を*聞いた*
2008/01/11(金) 17:47:53
―神殿―
こんなことありえない。
[昨晩から何度繰り返した言葉だろう。
否定すればするほどに、声が耳を突いて、これは現実だと囁く]
なら、あたしは“再び”に賭ける。
[古文書を閉じると、衣の裾を持ち上げて奥の間へと進んで行く]
(84) 2008/01/11(金) 22:16:38
隊商 ロッカは、厳重に仕舞われていた横笛を取り出した。
2008/01/11(金) 22:21:01
[ひんやりとしたガラスの重み。
初めて触れたはずなのに、酷く懐かしい気がした]
開と閉、どちらがどちら?
[内なる誰かに、問い掛ける]
[震える手で笛を口元に寄せ、すぅ、と息を吹き込んだ]
(93) 2008/01/11(金) 22:31:21
隊商 ロッカは、聞こえぬ声を乞い、祈りを込めた。
2008/01/11(金) 22:37:26
[手を止め、振り返る]
みんな自分勝手ね。
彼岸が還るべきところであると、誰が決めたの?
そう思わないと、いられないだけでしょう。
[くすくすと笑いを零す。
その声は、静かに空気を振るわせる]
(112) 2008/01/11(金) 23:00:17
せっかくだから、隊商 ロッカ は 学生 リウ に投票するぜ!
(-53) 2008/01/11(金) 23:02:18
呼んだと思っているの?呼べると思っているの?
違うわ。
[間をあけて、手からガラス製の横笛が零れ落ちた]
望んだのは、彼ら。
叶えたのは――。
[横笛の砕ける音が、響き渡った]
(117) 2008/01/11(金) 23:10:24
>>119
『死んだらどうなる』
[シンヤの言葉がずしりとのしかかって、ロッカは衣をぎゅぅと握り締めた]
知らないよ。
どうなるのかも、どうしたいのかも、聞こえない――。
[両目を閉じて耳をすませる。
再び瞳を開くと、世界は揺らいでいた]
(122) 2008/01/11(金) 23:17:39
隊商 ロッカは、「かみさま……」と縋る声を出す。
2008/01/11(金) 23:18:29
もう、未練がなくなったから、還って来ないの?
[問い掛けるのは、誰に対してなのか。
零れる滴は、頬を伝った]
(128) 2008/01/11(金) 23:26:47
[シンヤ>>127に顔を向け、首を横に振る]
苦しげに、くーちゃんの名を呼んでた。
さっきから、レンさんの声ばかり聞こえる。
あたしの声は届かなくて、ときどき――。
[記憶を辿ろうと虚空を見つめる]
なのに、こたえてくれない。
(131) 2008/01/11(金) 23:30:57
隊商 ロッカは、「邪魔をするの。神様の声が、他を消そうと」
2008/01/11(金) 23:31:52
マシロちゃん、どうして、そんなに穏やかな声なの?
[目を背けたくなる予感が、徐々にロッカの中で肥大していく。
がくりとその場にへたり込んだ]
(138) 2008/01/11(金) 23:38:56
[シンヤ>>136の言葉を微かに認識し、ゆるく首を振る]
違う。違うの。
[両手で顔を覆って俯いた]
(139) 2008/01/11(金) 23:41:09
隊商 ロッカは、くーちゃん、逝っちゃヤダ……。
2008/01/11(金) 23:41:23
なんで、還って来たりなんてしたの?
こなければ、こんな――。
[聞こえるのは水音。
河を渡る人の気配]
やだよぉ……。
[そうして、気付く。あの馨しい香りに]
(147) 2008/01/11(金) 23:51:47
わかんない。知らない。
[周りの言葉に、駄々をこねるように首を振る]
[と、わずかに目を見開いて、水音に交じる微かな声に耳をそばだてた]
――ぎんすい。
[零れる名は、初めて呼んだときのようなぎこちなさを孕んでいた]
(151) 2008/01/11(金) 23:55:47
隊商 ロッカは、「待って」とクルミに声をかけるが、思うように喋れず。
2008/01/11(金) 23:57:29
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