人狼物語 執事国


31 煙る村

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作家 篠 フユキ

[一見犯行声明のようにも見えるが、人狼というこの地方に伝わる迷信などのフィクシャルな部分も多く、警察は彼の創作用のメモだと判断したようで、この手記は現在重要視されていない。
だがそれを何故、大切だと言うのか]

[それは元この村の出身である人々が、如何にもこの件に関して口を閉ざすからだ。
それも事件についてではなく、この手記に関して。
先ほど述べた人狼についてはまだ語ってもらえるものの、当文の最初に述べた窯に関する点に話が及ぶと彼らは口を閉ざしたきりになってしまった]

[それが窯神、という彼らの崇めていた神に関するものらしいと語ってくれた者もいたが、今ではその情報提供者も行方不明となっている]


[その手記の内容を最後に、一度このレポートの詳細を区切り、次までには更なる内容を

                ―以下空白]

(37) 2008/09/18(木) 21:59:19

作家 篠 フユキ

―付属のメモ用紙の内容―

オオカミは神殺しを行う。

古き神を忘れることで、オオカミからは逃れられる。
古き神の名を呼べば、オオカミの災厄が降る。

ヒトの躯を捨てたオオカミは、常に貴方の後ろに立っている。
忘れることを、忘れぬように。


[走り書きのメモはぐしゃぐしゃに握りつぶされ、その半分以上は、赤く紅い血で*汚れていた*]

(38) 2008/09/18(木) 21:59:38

塾講師 大島 ポルテ、「狩人」確かに!狼も返り討ちに出来そう。

2008/09/18(木) 22:54:03

塾講師 大島 ポルテ>>-208オバケより怖いよー!!

2008/09/18(木) 23:45:48

迷い子 バク

[フユキが去り、その後警察やマスコミなどがこの村を騒がせたが、それもひと時のこと。今は再び無人の、廃墟の村の煉瓦の館で]

どうして?

[と、ずっと同じ言葉を口にしながら、窯の前にうずくまっている。言葉の意味も、何を問うているのかも、既にわからない。時間の感覚は、とうにない。ただ、この場所を彷徨っていた]

(39) 2008/09/19(金) 00:09:36

迷い子 バク、みなさん、こんばんはーー。と、手を振った。

2008/09/19(金) 00:11:00

塾講師 大島 ポルテ>>39浮遊霊が……。(しんみり

2008/09/19(金) 00:11:33

時間屋 ヂグ

すっかり、静かになりましたねえ。

[帽子を被りなおしつつ、歩く。
風の吹かないこの場所は、まるで時も止まっているかのよう]

(40) 2008/09/19(金) 00:20:31

塾講師 大島 ポルテ

>>39
[うずくまる少年に近づいた。
体温も気配もなくした魂だけが、ふわりと佇む]

少年よ、大志を抱け。

[的外れなことを言いながら、くすくす笑って見下ろしていた]

(41) 2008/09/19(金) 00:22:29

夢見がち ビセ

……ふふ。暖かいよ、窯神様。ふふふ、ふふふ。

[窯の中に取り込まれた女性の楽しそうな嗤い声が響きます。]

手紙、書けばいいの?
うん。みんな一緒なら、楽しいよね。

村、もう一度、復興できたら。今度はカレー、食べられるかな?

[村から少し離れ、打ち捨てられた廃墟の中。
今日も女性の眸は狂気の光を、窯は鈍色の影を放っています。]

(42) 2008/09/19(金) 00:25:15

迷い子 バク

もう、誰も来ないのかな?

[いつまでここにいれば救われるのか。この時間に終わりはあるのか。一体誰が終わらせてくれるのか]

カミサマ?

[呟くと、目を閉じた。いつか訪れる、その時を待つために]

(43) 2008/09/19(金) 00:25:58

迷い子 バク

[ふと。近付くいくつかの気配に目を開ける]

あれ?

(44) 2008/09/19(金) 00:29:25

塾講師 大島 ポルテ

[波のようなノイズは消えた。
入れ違いに現れたのは、浮遊感]

泳ぎは苦手なんだけどな。

[身体の行方と、独りにしてしまった母のことを考えるが、不思議と悲しくはなかった]

(45) 2008/09/19(金) 00:36:55

夢見がち ビセ、白い髭と赤い帽子を装着。ベリークルシミマース!

2008/09/19(金) 00:37:59

時間屋 ヂグ

[煉瓦の家の廊下、其処に並ぶ部屋への扉を一つ一つ、確かめて歩く。]
[コツ][コツ]

ビセさんは…元気そうですね。
カレーは辛口、でしたっけ?
ふふっ。

(46) 2008/09/19(金) 00:39:20

時間屋 ヂグ

[ふと顔を上げる。
声のする方へと、既存の建物を無視して歩き出した。]

…あぶれてしまった方が、居るようですねえ。

(47) 2008/09/19(金) 00:46:11

時間屋 ヂグ

窯神様には会えませんでしたか?

[誰にともなく呟きつつ、
内ポケットからマッチ箱を取りだした。]

(48) 2008/09/19(金) 00:47:01

迷い子 バク

[静かだった空間が、ひっそりと動き始める]

また、何かが始まるのかな。

[少しずつ膨らんでいく『予感』に心が躍った。例えばそれが、新たなる悲劇の始まりだとしても]

もう、飽きたもんね。

[終わりが来るのをただ待つことをやめて、立ち上がった]

(49) 2008/09/19(金) 00:47:49

夢見がち ビセ

えっ?身代わり見つけたら、出られるの?

……ううん。あたし、ここがいい。暖かいから。ここなら熊にも狼にも、襲われないから。あの子たちも、近くにいるから。

ね、窯の中も外も、人でいっぱいにしよう。そうすれば、寂しくないよ。もう、誰も窯神様を見捨てたりしない。

    だから……ね。

[窯の内壁にそっと身を寄せ、真っ黒に焦げた体の中、唯一真っ赤な口を、にいっと三日月の形に歪めます。]

(50) 2008/09/19(金) 00:50:57

塾講師 大島 ポルテ

窯神様、窯神様。

[満月はないけれど、願い事を唱える]

――目覚めを下さい。

[窯の先、煙突の先、立ち上り散る行く末に、新しい世界がありますようにと。
暗く細い闇は、産道を思い出させた。記憶になどないはずなのに]


[目を閉じると、何かが爆ぜる音**]

(51) 2008/09/19(金) 00:54:06

迷い子 バク

[もうすぐ、誰かがやってくる。それは、確信]

お出迎えしてあげないと。

[くすくす笑いながら、館の奥へと*歩いて行った*]

(52) 2008/09/19(金) 00:56:15

時間屋 ヂグ

[シュッ]
[指先で小さな炎が揺らめく。
燃え広がろうと、揺らめく。]

窯神様は、何時でも此処に居るんですが、ねえ。

[炎の伸びる先、空を*見上げた*。]

(53) 2008/09/19(金) 00:57:53

夢見がち ビセ


 ……ふふ。

[今日も煙が空へと立ち昇っていきます**]

(54) 2008/09/19(金) 00:59:11

飴屋 ゼンジ

[霞のような薄青が段々と集まり、ぼんやりと人の姿になっていく。その影は周囲を見渡し、小さく笑っているようで]

(55) 2008/09/19(金) 00:59:17

飴屋 ゼンジ

終わりは――

[ぽつり、と]**

(56) 2008/09/19(金) 00:59:56

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