人狼物語 執事国


36 終幕への村

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【観】 微睡む亡霊 テンマ

[亡霊は、人気の少ない通路で、鳴り響く鐘を聴いた。

 カラン――… とろり 重くなる瞼。
 カラン――… じわり 食欲の記憶。

己には薄く透けるようだった、生と死の帳が厚くなり
世界は蒼く蒼く冷えゆく。その冷たさも記憶にはあり…]


 …ああ、鐘の音が聞こえる。

[螺旋階段へ腰掛ける失人の呟きを拾い、彼の傍らへ佇む。
空気を震わせぬ声音はKnock――響きは、どこか甘い。]

 終わりの始まりに、祝福を。

(+0) 2008/11/23(日) 00:57:17[二階通路]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[ こつ こつ こつ 硬い足音は、死の帳に半ば吸われて]

 世界を――夜を愉しむのなら、
 …闇の齎す傷をも愉しまなくては。

[バクが腰掛けているその脇を、亡霊は緩やかに過ぎ行く。
1度振り返った面持ちには性質のよくない笑みが浮かぶ。

同じ表情を、やがて己の後から部屋を出てくるルリへも
向けて――階上を振り仰いだ面を戻し、歩み去った。]

(+1) 2008/11/23(日) 01:14:35[常に気儘]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[和気藹々と食事を摂る者たちの声が漏れ聴こえる扉を
過ぎながら、想いのみは馳せ…とろりと眠たげに瞬く。

死者の魂が纏っていた欠片ほどの温もりは、いまは
姿を黒い上着に変えて、眠るペケレの傍らを暖める。]

 ――欲張りな方…と評しては、いけませんかね?

[堪えるもなく、ふくりと燻らせる笑みはやわらかい。

亡霊は大地との繋がりを保ちたいかの如く、重さの無い
身を頑なに歩ませて――死者の在るべき白壁の墓所へ。]

(+2) 2008/11/23(日) 01:25:48[常に気儘]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[途中、食事を済ませたらしき長身の男と行き会った。

夜気を潤すような歌を妨げぬよう、亡霊も足音を消す。
目元だけで笑みかけるのは声無き喝采の代わりかで…
やがて彼が背へ遠ざかるのを感じる頃に、漸く呟く。]

 …舞台映えもするのでしょうね、きっと。

[聴く者のない足音を戻して、小道の石畳を踏む。

やがて立ち並ぶ墓碑の合間に、細い娘の――――
プレーチェの背が見え来て、亡霊は其方へと歩を寄せた*]

(+3) 2008/11/23(日) 01:44:58[墓碑群]

微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/23 01:49)

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[ドームから差し込む月明りに照らされた花は青く――

莟を千切って清水へと流し遣るプレーチェの様子を、
影を持たない陰はずっと傍らに佇み見下ろしていた。]

 …鐘の音は、どうにも…
 死と祈りと悼みとを連想させていけません。

[やがて泉のほとりから離れゆく素足の娘を見送って]

 ああ。死の自覚とは――こうも眠いものでしょうか。

(+4) 2008/11/23(日) 03:07:03[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[くらり、回る世界。 つめたく蒼い蒼い色彩。

亡霊は白い墓碑へ半ば縋るように爪を立てる。
その扉へ刻まれた名(かぎあな)は、自身のもの。

ずぶり、呑まれる。 否――漸く容れられる。]

 おやすみなさい、… すこし、だけ――

[赦しの眠りではないと感じて居るから、…囁く]

(+5) 2008/11/23(日) 03:07:21[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ


[夜露に濡れはじめの白い墓碑に、亡霊の姿は消える。
束の間の微睡みは、其処へ刻まれた没年以来の――。

気の利いた墓碑銘が彫られているわけでもない扉には、
遠い遠い日に供えられた華が…乾涸びて*久しい*。] 

(+6) 2008/11/23(日) 03:07:33[墓碑群]

微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/23 03:07)
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/23 09:02)
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/23 12:35)
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/23 21:59)

【観】 微睡む亡霊 テンマ

―― 微睡みの裡 ――


 ――…、 は…

[眠り。記憶の中の其れは、随分と「やすらか」だった。

けれど、亡者が味わうのは…年月にすり減らした精神を
補うには程遠い、もどかしく渇いた、浅過ぎる微睡み。]

(+7) 2008/11/23(日) 22:24:52[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ


 …。 ……っ

[金縛りにでもあったかの如く戦慄く己の指先を知覚する。
とうに絶えて久しい呼吸が、喉奥へ詰まる心地がする。

足音と、声とが近づいてくる気がしてじわりと身動いだ。

墓碑へ飾られている、乾涸びた花が かさり と落ちて]

(+8) 2008/11/23(日) 22:25:26[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[死の帳が揺れて、生者が紡ぐ現世の夢を断片的に運ぶ。

刻まれた名(かぎあな)に、プレーチェとライデンの声が届き
…酷な微睡みが緩むのを感じた魂はひくと瞼を持ち上げる。]

 ――…

[『 どーしたの? 』またひとつ、声は届く。指が動く…

2人が覗き込む墓碑の扉から、蒼褪めた手が音無く伸びる。]


           [――何かを、掴むように。]

(+9) 2008/11/23(日) 23:10:45[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[蒼褪めたいろをした手指は、プレーチェの腕へ伸ばされる。

一瞬、きつく掴もうとするかのような素振りを見せるが、
彼女が不満げな声を漏らすと、宥めるように細腕を撫でた。]

 ……。

 儘ならない眠りなら、呼び声は救い――

[帽子を被った少年に>>111に意識を揺らされてか、亡霊の声。]

(+10) 2008/11/23(日) 23:42:50[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ


 ……―――― 

[白い腕に触れた亡霊は黙る。
蒼褪めた手指は、凍るようにつめたい。]

(+11) 2008/11/23(日) 23:45:05[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[曖昧な呼び声でなく此方を明確に知覚する声>>120がかかる。
墓碑の扉から突き出た蒼白い腕が、不意に――消えた。]

 
             …ルリさん…?

[蝋燭の火のように、灯る声。そして不意に現れる。
ライデンの傍ら、墨色に透ける亡霊が、墓碑上へ腰掛けて。]

 扉は――… ……。
 ええ。プレーチェさんも、どなたも…お風邪など召さぬよう。

[とろりと眠たげに瞬く魂。途方に暮れたような笑みを佩く。]

      ――…。カナメは、止めませんか…

(+12) 2008/11/24(月) 00:32:33[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[未だ此方の声が皆へ届くと思っていたらしきルリの様子に、
>>126亡霊がぽつと独り言のような呟きを落とす。続けて、]

 …ゆうれいは、もうやめたつもりでいたのですがね?

 少しずつしか…眠ることが出来ないようです。
 そして、今はどうやら…私の声はあなただけに届くらしい。

[そして少しだけ、真剣な面持ちになって――]

 カナメさんは…何も仰いませんか、ルリさん。

(+13) 2008/11/24(月) 00:46:38[墓碑群]

【観】 微睡む亡霊 テンマ

[やがて墓碑周りへと集まる人々。
亡霊は緩慢に首を巡らせて――彼らを眺め遣る。

ミナツの言葉>>132…亡霊も初めて彼女の姿を目にする。
ゆらあり、一方的に向ける常の辞儀は危うく揺れる。]

 …御目にかかる機会を逸したようで残念です。
 大丈夫――悪夢を見せたりなどは、致しませんから。

(+14) 2008/11/24(月) 01:02:39[墓碑群]

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長身 ライデン(4d)
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