4 時をかける恋愛村
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【赤】 流れ者 ギルバート
[じじじと手にしていたナップサックから聞こえてきた変な音。
嫌な予感を感じつつも取り出してみれば、
其れは懐かしいと思い返し、入れておいた無線機で]
……いや、つーか。
モーガン君とデボラさんって誰っすか、先生。
[取りあえず突っ込んだ]
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
>>*2
……えへ？
……うーん。
開発してた当初は自信満々だったけど。
今となってはどうなんだろうね？
生きてるし、とりあえず大丈夫、じゃ、ない？
【赤】 流れ者 ギルバート
…かな。大丈夫だと、いいんだけどさ。
[ぽりぽり頬を掻いて]
…まあ何にせよ。ニーナが遅刻せず良かったよ。
後少しで危うく俺一人が良心の呵責にかられるトコだった。
[真顔だ]
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
……うぅん、まぁ。
元に戻れる保証はないけどね！
［爽やかな笑顔。］
……あ、それって何？
私にこう、責任の一旦を担わせようとしてるわけ？
酷いなー。
［自分も関わっていたことなど棚の上］
【赤】 流れ者 ギルバート
其れが一番問題だよな？
[此方もとても良い笑顔]
…そりゃ、ニーナもばっちり関わってたし？
つか俺一人だけで先生の責任負うのって嫌だしさー。
やー良かった良かった。
[悪びれず笑って]
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
念のため聞くけど、制御用のキーワード、覚えてる？
［頼りにしてるわ、ときらきらした期待の眼差し］
責任は全部先生にあるから私たちは関係ないよ！
あるとしたら……
あんなものを作るのを止められなかったこと、かな。
［遠い目。］
【赤】 流れ者 ギルバート
……。
や、その……６年も前だし。俺記憶力悪いし。
[期待の眼差しを受けて、遠まわしな物言い]
寧ろ俺たち手伝っちゃっただろ、仮に不可抗力にだったとしても。
今更６年前の汚点が引きずり出されてくるなんてなー…。
[米神を押さえた]
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
……。
覚えてるよね？
覚えてないとは言わせないよ？
［笑顔を張り付かせたまま。］
……うん。
だってあの当時はさー。
面白そうだと思ったんだもん……
先生が作ったこと覚えてたっていうのがね……
【赤】 流れ者 ギルバート
……そういうニーナはどうなんだよ？
人にそう云うくらいだし、ちゃんと覚えてるよな？よな？
[多少引き攣った笑みで答えて]
…まーな。
俺まさか本当に出来上がるとは思わなかったし。
や、出来たらいいなとは思ってたけど…まさかこうして使うとは。
皆巻き込んじまってさー…困ったね。
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
……え？
いや、それは、ねぇ。
お、覚えてるよ？覚えてるけど、口に出来ないだけ！
［笑顔が引き攣った。］
……どうしようね。これ。
制御ワード思い出さないとタイムマシン動かないんだっけ……？
【赤】 流れ者 ギルバート
うん、口に出来ないなら意味はねぇよな？
[非情にもきっぱり言い切った]
…ああ、動かない設計んなってたろ、確か。
いじくれば戻るかもしんねぇけど…
…先生に最後の望みをかけたい。
でもアーヴが覚えてる筈がないと思うのは俺だけ？
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
ほら、言葉に出来ないってあるじゃん！！
色々さ！！
［あくまで忘れたとは言わない。］
んん、じゃあいじるしか……
……。
………。
先生に期待しちゃだめなのは、高校のときに学習したじゃん……
【赤】 流れ者 ギルバート
まあ、アレだ…ニーナ。
忘れたって正直に言おうな？
[自分の事は完全に棚上げ]
…だよ、な。
今此処から出てったのって、逃げたとか？
[酷い言い草だ]
…ま、今此処で云っててもしゃーねぇか。
いじくって…みるか？こっそり。
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
……ギルバートもね？
［うふふふふ、と怪しげな笑みを浮かべ］
……。
逃げたとしたら、あれだよね。
頭に落書きしてやる。
先生あてにならないし……
ギル、頼りにしてるから！！
［爽やかに親指をびし、と立て］
【赤】 流れ者 ギルバート
[笑顔でスルーした]
へいへい、っと。肝に銘じておきまーす。
このままにしとくワケにもいかねぇしなー…。
あっちからアーヴがいじってくれるとは思うけど、…そう、あてにならねぇし。
っと、外行くなら気をつけろよー？
【赤】 見習い看護婦 ニーナ
……ギルだけが頼りだからね！！！
［もう一回念押し。］
まぁ、何とかなるんじゃないかなー。
うん。
……大丈夫ー。所詮学校の中だしっ！！
［そんなことを言いながら、校庭に向かって*フェードアウト。*］
【赤】 流れ者 ギルバート
俺もニーナのこと頼りにしてるぜー？
[はは、と笑って返しつつ]
ん…ま、一応な。
俺もちょっと出てくるから、また後でなー。
[ひらりと手を振っては、ニーナとは*別の方向へ*]
【赤】 流れ者 ギルバート
同好会じゃねぇよ。
園芸部はちゃんと部活動！
[無線機から聴こえたらしく、そんな抗議をし]
野菜ねぇ…あの頃なんか作ってたっけ？
うーん……まあ、見てみるのも一つの手かもな。
[と、そんな声だけが*残って*]
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