人狼物語 執事国


41 機械じかけの村

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【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 三年前、私が初めて口にした言葉は「エイプリルフール」だった。必要な手順を踏んだにも関わらず一向に目を覚まさなかった私から離れて、助手の先生達が口にしていた言葉。
 つまり、私は四月一日生まれということだ。
 そこから、人間の言動をほとんどトレースすることが出来るようになるまでに要したのは、一週間だったという。
 その様子は、教えるというよりは思い出させるに近いと、後々、助手先生の一人が言っていた。

(*0) 2009/01/14(水) 02:13:53

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

「今では笑い話なんだけどね、金属探知機にひっかかったロボットが居たんだよ」
 初めて聞いた、ロボットの心得はそんな話だった。いかに人の世界に馴染むか。してはいけないことは何か。これらの概念はイヴにはない。後から学習させられた。

 人のフリをして生きていくにあたり、気をつけなければならないことは、他にもある。
 体重が知られるような行動をしてはいけない。怪我をしてはいけない。食中毒の危険のある食べ物を誰かと共に摂ってはいけない。強い磁石には近づいてはいけない。
 過去には、その膨大な知恵をイヴに組み込もうとした研究者も多数いたが、いずれも失敗に終わったらしい。

(*1) 2009/01/14(水) 02:22:45

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 イヴは頑なにイヴであることを望んでいる。
 私にはそう思えて仕方が無い。

(*2) 2009/01/14(水) 02:23:35

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 生まれたばかりの頃の私は、同じ日に作られたロボットと始終行動を共にしていた。
 彼女の名前はレンと言った。
 双子という設定ではないので、外見は何も似ていなかった。
 レンはどちらかというと小柄で華奢な、日本美人という風貌で、笑うときに手元に口を添えるようなおしとやかな性格だった。
 九月になり、彼女は私より早く研究所を旅立ち、大学に入学した。

(*3) 2009/01/14(水) 23:58:42

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 レンは、私と違って何の特技もなかった。その代わり、私よりも更に人らしさを兼ね備えている。具体的にどのような部分でそうであるのかは、私はよく知らない。
 彼女の仕事は、逐次研究所へレポートを提出することであった。人として生きていくテクニックについて。
 そして私は、日々それを飲み込むことが使命だった。

(*4) 2009/01/14(水) 23:59:12

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生存者 (2)

HR-2 オトハ
21回 残1488pt
演奏ロボ 立花 ハツネ
36回 残65pt

犠牲者 (4)

餅肌 ネギヤ(2d)
0回 残3042pt
ハッカー アン(2d)
5回 残2569pt
子守りロボ ルリ(3d)
24回 残1023pt
研究生 ユウキ(4d)
19回 残1648pt

処刑者 (2)

検査技師 ズイハラ(3d)
0回 残3260pt
助手1 ジュンタ(4d)
28回 残1326pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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