人狼物語 執事国


41 機械じかけの村

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【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

堕ちろ 餅肌 ネギヤ!

2009/01/15(木) 00:00:00

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 高校二年の春、レンから手紙が届いた。
 帰宅途中、見知らぬ男に手渡されたハート型の折り紙がそれだった。

『世界を変えてみない?』

 その子どもじみた文面に、私は自室で声を出して笑った。
 あの男が何者だったのかは未だに知らないし、レンが誰にそそのかされたのか、あるいはレンこそが首謀者なのか、それも知らない。

(*0) 2009/01/15(木) 01:19:22

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 その頃の私は、日常が酷く退屈なものに感じられていた。
 理由はそれだけで充分だった。

(*1) 2009/01/15(木) 01:20:01

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 あれは、目覚めてから十九日後のことだった。
 私は一人、様々な楽器が置かれている研究所の一室に呼ばれた。
 ピアノ、トランペット、ヴァイオリン、ギター、果ては太鼓まで、無秩序なラインナップ。
「イヴは、ヴァイオリンと相性がいいみたいでね」
 しかし、そこには選択の余地はなく、私はただ与えられたプログラムをこなすだけだった。
 古今東西、人種も時代も曲も関係なく、ありとあらゆる音源を聴き、演奏VTRをインプットし、模倣した。

(*2) 2009/01/16(金) 01:17:07

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 初めてヴァイオリンに触れてから百日後、私は質問を投げかけられた。振り返れば、あれが人生で最初の選択だったことになる。
「どんな演奏がやりやすい?」
 つまり、演奏に「私らしさ」をもたらそうという試みだったわけだ。
 その問いに私は酷く困惑した。どのように答えても構わないことは理解していた。誰か演奏家の名前でも、作曲家の名前でも、抽象的な単語でも、何か言えばいいだけだとはわかっていた。

(*3) 2009/01/16(金) 01:18:54

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ


「なんでも、弾けます」

 その時の泣きそうな気持ちを、私は今でも時折思い出してしまう。

(*4) 2009/01/16(金) 01:20:07

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生存者 (2)

HR-2 オトハ
21回 残1488pt
演奏ロボ 立花 ハツネ
36回 残65pt

犠牲者 (4)

餅肌 ネギヤ(2d)
0回 残3042pt
ハッカー アン(2d)
5回 残2569pt
子守りロボ ルリ(3d)
24回 残1023pt
研究生 ユウキ(4d)
19回 残1648pt

処刑者 (2)

検査技師 ズイハラ(3d)
0回 残3260pt
助手1 ジュンタ(4d)
28回 残1326pt

突然死者 (0)

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