人狼物語 執事国


41 機械じかけの村

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【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

堕ちろ 研究生 ユウキ!

2009/01/18(日) 00:00:03

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

「記憶データあるじゃない?あれ入れてバグるのって容量の問題らしいよね。この前メンテナンス行ったら、その話で盛り上がってさー」
 レンがそう言ったのは、公園から駅までの道を歩いている時だった。
 イヴに関連することを雑踏の中で話すことは、いけないことのような気がして、緊張したものだ。
「そうなんだ」と答える私の声は、小さかったように思う。

(*0) 2009/01/19(月) 02:15:00

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

「私達と製造日近いのに、会っちゃダメって言われてた子いたの覚えてる?」
 商店街を歩きながら、レンは言った。
「ああ。あの人、私より高いヴァイオリン使ってるらしいじゃん。むかつくー」
「あの子も誘ったからよろしくね。イヴを捕まえるぞ大作戦」

 その時、私はレンが何を考えているのかわからなくなった。

(*1) 2009/01/19(月) 02:17:03

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 レンの言う所の、『イヴを捕まえるぞ大作戦』。
 私とハツネとの接触はないまま、作戦は決行された。もしかするとハツネは私のことすら知らないのかもしれない。

 レンは私と違って何の特技もないと思っていたが、そうではなかった。
 ハツネのヴァイオリンケースには様々な細工が施され、レンは遥か遠くから事を成そうとしていた。
 私がしたことと言えば、蝶の種類を決めることくらいだ。
 アゲハ蝶を提案すると、無邪気な笑みが返って来た。モンシロ蝶でもシジミ蝶でも蛾でも、何を言っても同じように微笑んだのだろうけれど、私は嬉しかった。

(*2) 2009/01/19(月) 22:41:04

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

「レンはどうして私を誘った?ハツネがいるなら、私は要ら……」
 要らない、と言いかける語尾に、「生まれたときから傍に居たんだもの」とレンの声が被さった。
 それは、否定も肯定も必要がないというような声音だったので、私は黙って見ていることにした。

(*3) 2009/01/19(月) 22:43:01

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

「『夢路より』ですって。弾ける?」
 レンがモニタから視線を外し、悪戯っ子のような笑みを浮かべながら訊ねて来た。
「もちろん。でもハツネが弾けるなら私が弾く必要はないんじゃないのか」
「いいじゃない、たまにはこういうのも」
 それだけ言うと、レンは椅子に深く腰掛けて瞳を閉じた。

(*4) 2009/01/20(火) 21:03:58

【赤】 演奏ロボ 立花 ハツネ

 キーボードを叩きながら、レンは冷静に言う。
「イヴの子がヴァイオリンと相性がいいのは、博士がヴァイオリンを好きだったからだと思うわ。ロボットの第六感も捨てたもんじゃないのよ?」
「で?」
「ヴァイオリンの音色が一つの鍵」
 レンは、楽しそうな笑みを浮かべた。

(*5) 2009/01/20(火) 21:26:24

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生存者 (2)

HR-2 オトハ
21回 残1488pt
演奏ロボ 立花 ハツネ
36回 残65pt

犠牲者 (4)

餅肌 ネギヤ(2d)
0回 残3042pt
ハッカー アン(2d)
5回 残2569pt
子守りロボ ルリ(3d)
24回 残1023pt
研究生 ユウキ(4d)
19回 残1648pt

処刑者 (2)

検査技師 ズイハラ(3d)
0回 残3260pt
助手1 ジュンタ(4d)
28回 残1326pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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