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[投げつけられた鈴から彼へと視線を移した時には、木刀は既に振り下ろされた後]
ダメッ!!
[悲鳴に近い叫び]
[鞄を盾にしてザクロが身を守ったのを見、一瞬安堵するも、
取り出された短刀を見て小さく息を呑んだ**]
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「石木」とザクロ先生の名字が結びついていなかった午前3時。
睡眠大事ということですねorz
でもまぁ、投げつけられてから先生庇いに走れるほどの反応速度もプレーチェにはなさそうな感じ。
[罅割れた鬼の面がこちらを向く]
[伝わる声は、濁りない彼の声]
だからあなたは、戦っているの?
忘れられたくない。消えたくないと。
自分を忘却の波に追いやろうとする神様に、
抗おうとしているの?
[川がコンクリートで固められ、数十年の時が過ぎれば、
蛍を見たこともない子供たちが清潔な町並みを歩くのだろう。
眩しい町明かりに目の慣れた大人たちは、ひと夏限りの淡い光を忘れ去っていくのだろう]
自分の目で、未来を見るために。
忘れられる弱き者と、未来に残る強き者。
残る側に、なろうと。
[短刀を持つザクロの、力無い手元]
[目には目を、そう言った彼女はきっと、自分からは動かない]
[ヨシアキの木刀、ザクロの短刀]
[どちらにも、その手で誰かを傷つけさせではいけない]
[傷つけることで、きっと己まで傷つく人だから]
[もし動くことがあれば、その時は――**]
[翻る赤い木刀]
[地に跳ねる短刀の鞘]
[今の彼を押さえ付けるなど、できようもなくて]
[躊躇いもなく、ヨシアキとザクロの間に身を躍らせた**]
っ!
[背中を突き飛ばされて、前のめりに思い切り転んだ]
[膝を軽く擦って、痛みに顔を顰める]
……、老先生。
[教授の笑みが脳裏に過ぎる。
あの人は優しいから、きっと悲しむだろう。でも、]
私のこの体は、いつか消えなきゃいけないから。
……ううん、消えるんじゃない。戻るの。
“あやかし”がただの蛍に戻るだけ。
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さすがにもう一度止めに入るのはクドい気もする。どうしたものか。
そしてそろそろピクシー的には吊られるタイミングを作った方がいいような気もしているのだけど、どうしよう。
ザクロ姐さんはプレーチェ残すつもりなのかな…?
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ダイイングメッセージ編集しすぎですねごめんね。
うーん、消えるタイミング逃した気がするぞー…!
それこそ今日プレーチェ消えないと村勝利の目が消える気がするんですけ、ど…!
ピクシー勝利の場合「みんな蛍になる」ENDとか考えてたけどそれも今の流れには合わないぞ…!
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ていうかヨシアキLWでいいんだよね…!?
そこすら自信なくなってる私がいる。るるる。
ヨシアキ狼・ザクロ占・エビコ霊で合ってますかー…?
[短刀を手に、ザクロが再びヨシアキへと向かう]
[動きたいのに、痛む足が咄嗟には動いてくれない]
[せっかく人の体を得たのに]
[結局、なにもできないのか]
……っ。
[ザクロから言葉を投げられて、小さく息を呑んだ]
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