人狼物語 執事国


48 かくよぎ村のかみかくし

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【墓】 学生 イマリ

[挟まれた写真屋の言葉(>>+0)に、小さく頷いて頭を下げる。]

うん。
だから、光野さんが危ないんだって、分かっていたの。
ちゃんと伝えられなくて、ごめんなさい。

[顔を上げると丁度、木刀を持った青年がこちらへ向かってくるのが見えた。]

(+7) 2009/07/25(土) 00:01:08[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

[安子を庇う担任の姿を不安げに見た。
 空彦と彼女は敵対しているかのように見えるが、その理由がわからない。
 戸惑ったまま、確かめるように空彦の表情に視線を据える。

 会話の成り行きに耳をすませていたら、突然、何かがパラパラ落ちる音がした。まるで、金平糖のような。

 そして聞こえる、友人の驚く声(>>+1)。]

(+11) 2009/07/25(土) 00:10:18[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

アンコまで……。

[事態に素早く順応して、説明を始める光野とそれに答える安子が気にはなったけれど、今はそれよりも、現実の世界で交わされる言葉が*気になった*。]

(+12) 2009/07/25(土) 00:16:54[神社の境内]

学生 イマリが接続メモを更新しました。(07/25 00:20)

【墓】 学生 イマリ

[どこかでまた声が聞こえた気がして、鬼の面を被った青年に一歩、二歩近づいた。
 その寂しい声が、鬼面の青年のものだとやっと*気づいたから*。]

(+15) 2009/07/25(土) 00:30:51[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

神様だからとか、死ななきゃいけない決まりだからとかじゃなく、空彦くん見たものを信じて、したいことを出来たら良いのにね。

[そう呟いて、いつか子猫を撫でたのと同じように青年の頭を撫でた。
 その手は勿論、現実の体をすり抜けてしまったけれど。]

みんなに傍に居て欲しい。
忘れて欲しくない。
消えたくない。

[だから、呼ぶのかもしれない。]

(+16) 2009/07/25(土) 00:46:49[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

[頭をかく年上の男(>>+23)にちょっと笑って頷いた。]

あたしも、そういう毎日が普通に続けばなって思ってた。
だから、聞こえている声を聞こえないことにしてた。

きっと寂しくて、呼びかけてたのにね。

[触れられない手を空彦に伸べたまま、真面目な顔で永嶋を見る。]

戻れるよ。
こっちに来ることが出来たんだから、同じように、誰かが呼んでくれたら、その手を取れたら、きっと。

(+37) 2009/07/25(土) 15:15:53[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

アンコがここに来たばかりの今なら、こちらとあちらの壁もきっと薄い。

[そう言いながら少しだけ不安げに、鳥居を見上げる。
 何かを確認して、戻す視線は永嶋に。]

永嶋さんが望むなら、絶対に戻れる。

[一歩踏み出し、今度は両手で一度離した手をぎゅっと握った。
 何かを念じるように目を閉じてから、その手を離す。]

(+38) 2009/07/25(土) 15:25:26[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

[固いなにかが落ちる音に、あちらの世界を振り返る。
 鞘に収められていたはずの短刀が、曇り空の下鈍く光っていた。]

先生、駄目だよ。

[聞こえないことなど忘れて叫んだ。
 声が届かないのがもどかしい。
 自分はここに居るのに。
 雨の気配を漂わせ始めた空を見上げ、空彦を庇うように隣に駆け戻る。

 聞こえる鬼の声(>>*5)は駄々をこねる子供のよう。
 どうすれば良いかわからなくて、顔を歪めた。]

消えなくて、消さなくてもいいの。

(+39) 2009/07/25(土) 15:49:59[神社の境内]

学生 イマリが接続メモを更新しました。(07/25 15:53)

【墓】 学生 イマリ

消えちゃ駄目。
消えるくらいなら、

[そう言って、木刀を握る空彦の手を引く。
 届かない筈の手が、温もりに触れた気がした。]

“こっちへおいで“

[そう囁いたのは誰だろう。
 雨音が*聞こえる*。]

(+40) 2009/07/25(土) 15:59:12[神社の境内]

【独】 学生 イマリ

/*
ペケレさんが霊能者だと、今やっと思い当たりました。ごめんなさい。
占い師だとばかり……!

(-41) 2009/07/25(土) 16:06:48

学生 イマリが接続メモを更新しました。(07/25 22:29)

【墓】 学生 イマリ

[起きたことはどうにもならない。
 そう分かっていても、考えてしまうことがある。
 例えば、声が聞こえることを、ここの世界があることを、もっと早く伝えていれば。
 光野が、ネギヤが呼ばれていることを、伝えていれば。
 今、石木先生と空彦が確信のないまま刃を握ることは無かったのかもしれない。

 こちらの世界の言葉、神様の望むことを、ちゃんと聞いて伝えていたら、神様は、こちらの世界に皆を引き込まないでも、済んだだろうか。]

神様は、空彦くんのこと消えて欲しいなんて思ってないよ。

[神の使いなんて嘘だけれど。
 神様の答えは聞いていないけれど、そう言った。]

(+47) 2009/07/25(土) 22:57:43[神社の境内]

【独】 学生 イマリ

/*
霊能者が地上に居れば、ここまで神様の在り方が混迷しなかったかなぁと思うのです。
ごめんなさい、霊能者さん。

(-52) 2009/07/25(土) 23:00:26

【墓】 学生 イマリ

神隠しは、消してしまうことじゃなくて、ここに居て欲しいから、起きるんだよ。

[木刀を握る空彦の手を引きながら、必死に話す。

 帰れないかもなぁとふと思った。
 子供の頃、神隠しにあった時、一緒に居た父親は戻ってこなかった。
 何故かは覚えていない。]

(+50) 2009/07/25(土) 23:12:40[神社の境内]

【墓】 学生 イマリ

[戻れなくても、まあいい。
 家族や、安子、白銀、ここに居た皆は見えなくても自分のことを忘れないだろう。
 光野なら、自分の声を聞いてくれるかもしれない。
 降り始めた雨の音と、握った手に気をとられていたから、光野もまた、同じことを口にしてるとは気がつかず。
 鬼面に落ちた雨粒を拭うように、触れた手を上へと伸ばした。]

(+53) 2009/07/25(土) 23:19:45[神社の境内]

【独】 学生 イマリ

“鬼さんこちら、手の鳴る方へ“

[幼い頃に遊んだ童謡が、脳裏に浮かぶ。
 出来ることなら、鬼だけを連れて行きたい。
 空彦はまだ、やることがあるから。]

(-61) 2009/07/25(土) 23:24:00

【墓】 学生 イマリ

おいで。
こっちへおいで。

[口をついた言葉は、いつも聞いていたもの。]

欲しいのは鬼だけ。
空彦くんはいらない。

(+57) 2009/07/25(土) 23:28:06[神社の境内]

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