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てるてるぼーず、てるぼーず。
……晴れにしたがるヒトが減ったら。
雨、もっと、降るかなぁ?
[くるり、回る、傘。
てるてる坊主が跳ねる、跳ねる]
……そうだとしたら。
次は誰が消えるんだろねぇ?
[くすくすくすくす。
笑う声が*響いて消える*]
─村の通り─
[傘をくるくる回しつつ、村の通りを歩いていく。
まだホズミを探す者に消息を聞かれたなら、見つかった事を教えたりしつつ]
……さて、と。
ギンちゃんとか、どこら探してんのかなー?
[右手のてるてるに聞いたって、答えなんかはないのだけれど]
[呟いた後、ふと視線を上げればギンスイの姿]
お、いたいた。
おーい、ギンちゃーん。
[ぶんぶん、と振り回すのはてるてる持った右の手。
事情を説明した後の様子に、気にすんな、と言ってにぃ、と笑った]
ん、でも、花畑にいたのに最初に気づいたの、ヌイっちだから。
言われんかったらオレ、気づかんかったし。
[ここまで言って。次の言葉の前に、ちょっとだけ真面目な面持ちに]
……それよか、ギンちゃん。
ネギ兄やん、どっかで見たか?
そか、見てないかぁ。
んー、それがさあ。
[がじ、と頭を掻いて]
なんかさー、ネギ兄やん、いきなり消えたんだって……ガム兄の軽トラん中から。
ま、見てたら見てたで、びっくりだけどなぁ。
[くすり。
表と裏腹、零れるのは、笑み。
見られてはいなくとも、知られているのはまだ、知らない話]
……誰が持ち掛けんだよ、それっ!
いや、乗っていきそーだけど!
[最初に入れるのは、突っ込みだった]
なんか、乗せて走ってたら、いきなり消えたんだって。
落ちたとか、そういうんでもなかったらしいぜ?
ほんとだよなー。
[わけわからん、という言葉に頷いて]
そも、走ってる車の中からってーのがアレだし。
ネギ兄やんがイベントほっぽり出すってのも、ないだろしなぁ。
ん、詳しい話は、ガム兄に聞いた方がいいだろ。
オレは、も少し探して歩いてみるわ。
さーあてぇ。
雨降り雨降り。
次は、誰を、呼ぼうかな?
天気雨は、いいけれど。
涙雨は嫌だから。
……離れ離れを呼び寄せようか?
[呟きは、問いかけのよな、独り言のよな]
[寄り道しながら帰り着いた家は静かなもの。
でも、それもそれで、いつもの事なので気にせずに。
適当に夕飯を済ませると、書き置きを一つ残して外に出る。
左手の傘と、右手のてるてる坊主は変わらず持ったまま]
……てるてるぼーず、てるぼーず、っと。
人探しの役には、たたねーかなー?
[夜の闇、時折り過ぎる、光の軌跡。
ネギヤを探す村人たちの手にした灯りか]
……さーあてぇ。
探す、さがす、かぁ。
……みっつかんのかなぁ。
[ぽつり、呟く。
口元に浮かぶ笑みは、今は夜の帳と傘の影]
てるてるぼーず、てるぼーず。
[呟くように歌いながら、道を歩いていく]
あーした天気にしておくれ……。
[言いながら。
持っていた二つのてるてる坊主。
その一つを、ぽん、と空へ投げ上げた]
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