人狼物語 執事国


59 アポトーシス-雪解けの合図-

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【赤】 書生 ハーヴェイ

…うん。

[しあわせ。
珍しく思い悩む様子に、もう一度頷く。>>*35

そうして、続く言葉を黙って聞いていた。]

(*48) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


 ───…。

[語られる言葉。>>*36
否定することなく、耳を傾ける沈黙が流れる。

やがてぼやくような口調に、小さな笑みが漏れた。>>*38

そうかも知れない。

(*49) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


だから ”人” ”狼”

  …… 半端だな。


[ぽつりと漏らした感想には、嘲笑の影は見当たらず。]

(*50) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ

…え。
残り、…半分?


[全部、とは言わない隠の言葉に語尾が上がった。

「兄」を殺したいという、話の中身には触れず、
…ただ、黙って少し視線が下がる。

見えない動きに、隠には沈疑問と黙だけが伝わるのだろう。]

(*51) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


…わかった。

 でも、僕は──…


[言葉を切った先。
正気を失った娘の姿が映されていた。]

(*52) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ

あは…。


───…望んだ、通り…だろ?


[忘れてしまえ。
自らの望みの”成就”に、湿った笑い声が微かに響く。]

(*53) 2010/03/22(月) (働く時間)

【赤】 墓守 ユージーン

[男は、とん。と壁に背をつけて、
 修道女の歌も、
 幼子のようになった女の声も、
 ──赤い声も、詩人の話もを、
 密やかに聞いていて]

 ……

(*54) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン

 もともと

 人の中に獣がいることの方が、
 ──妙な話で。

[ぼそ、とした声がいつものように、
 思考の時間を置いて、話しを始める。]

 …おれには、"変"も、いまさら。って奴でした。

 ただ。まあ。

(*55) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン


 おれに言わせりゃ、あんたさんも十分、
 
 …"変"、でしたよ。獣のはずなのに、
 まるっきり…人みたいでね。

(*56) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン

[墓守の男が、
 ついてまわるちびの獣に教えたのは、
 土の香りと、死の匂いと、
 喰い方と、狩る事と、

 獣の親が、子にそれを教え伝えるように、
 淡々と、人の感情を含まない、獣のあり方で]

(*57) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン

 …あれこれ教えてみても、
 あんたは…
 どうも、いつまでたっても、
 どっか、人みたいで

[だからね。と、声は言う。]


     …… おれは、あんたが、心配でした。

[ぼそぼそとした声は、揶揄を含まず、厭ういろもない]

(*58) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン


 おれが、陽さんに、
 殺し方を教えたせいで。

 … いつか。


 あんたは、結局、苦しむんじゃねえか、って
 そんな気ィは、… してましてね。

(*59) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン

[幼子の様になった娘をあやす青年に、
  墓守は、ひそりと、──息を吐き出し]

(*60) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


………、…。

[音ならぬ音。

密やかな声が、常ならぬ耳に響く。
腕の中に、狂った娘を抱き締めて──俯いたまま。

変わらぬ朴訥とした口調に、黙って耳を傾けていた。]

(*61) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 墓守 ユージーン



 … 先に、あっさりと、
 死なれちまったもんで。

 おれは、たぶん、


 …… あんたが、安らかに眠れてるのかが、
 気になってたんですよ。

[陰気な声で──告げるのが、きっと、
 男の心残りの、もう半分の中身。]

(*62) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


──…、僕は。

  …………、僕は…。


[淡々と。
感情を乗せきらずに、語られる言葉。]

(*63) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ

[不器用に教わった、狩の仕方。
人を殺し──”食餌”をとるやり方。

けれど、どこかずっと、心配をかけていたことを
──知っていた、気がする。

それは”獣”が仲間に対するもののようで、
口調と同じように──不器用なもの。]

(*64) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ

───…。

[だから。

血を厭い、食餌を厭い、自らを憎んでみても
──結局、血を否定する気にはなれなかった。

それは。]

(*65) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ


…僕は。
きみがいたから、──…僕でいられたんだ。

──隠。

[最後に呼ぶのは、やはりこの名で]

(*66) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

【赤】 書生 ハーヴェイ

[だから]


  …また、会えて良かった。

(*67) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

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生存者 (3)

書生 ハーヴェイ
177回 残1998pt
修道女 ステラ
33回 残4766pt
墓守 ユージーン
120回 残2074pt

犠牲者 (4)

自警団長 アーヴァイン(2d)
8回 残5751pt
学生 メイ(3d)
69回 残4112pt
流され者 ギルバート(4d)
31回 残4888pt
吟遊詩人 コーネリアス(5d)
118回 残2597pt

処刑者 (3)

語り部 デボラ(3d)
7回 残5819pt
仕立て屋 ヒューバート(4d)
87回 残3696pt
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい キャロル(5d)
33回 残5199pt

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