3日目 / 61 さらば！シベリア鉄道

あいつ……何？

[赤毛をくしゃりとかきあげると、唇を強くかみ締める]

一号車の方……か？

[ややあって小さくため息をつく]

誰なら入れるかって言えば、やっぱりミズノフスキー閣下だろうかね。

[そうして手洗いから出てくるのは、どこからどう見てもミズノフスキー閣下。オリジナルと変わらないはずなのに、怪しい]

(1) 2010/04/21(水) 00:14:35[列車内のどこか]

記者レイヨ

水鉄砲なんてこの寒い土地で持つほどの酔狂ではありません。
まあ、忘れものを拾った駄賃ぐらいは戴いてもいいですよね？

［かちん、と小さな音が響く。
本気でなければそんな音はしない］

…そうですね、噂の舞台俳優殿の消息。
それから、この列車で下手な芝居をしながら
兵隊さんたちが運んでいるものの正体、でしょうか。
あなたが御存知なら、で構いませんよ。

［レンズの奥の瞳に、笑う気配は見えなかった］

(2) 2010/04/21(水) 00:14:35[一等車廊下]

記者レイヨ

［黒兎の真実。秘宝のありか、言葉は魅惑的だが］

──さぁ、どうだか。

［秘宝のありかを示すものがあんなに安易にそれも濡れたような状態で
置き去りにされるものではないと考えたらしい。けれど］

！

［丁度それは列車が大きく揺れた瞬間。
僅かに、掴んだ手と拳銃の先がぶれる］

(3) 2010/04/21(水) 00:15:06[一等車廊下]

占星術師イェンニは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:16:40

記者レイヨ

（しまった）

［思った時には遅い。転げ落ちるマトリョーシカ。
黒兎を拾い上げた小さな姿の消失、窓の外へ］

Istua（くそ）…！

［手がかりではないけれど手掛かりの可能性は持っていた小さな影。
列車からもう、随分と遠くなっていた］

(4) 2010/04/21(水) 00:17:06[一等車廊下]

未亡人ウルスラが接続メモを更新しました。(04/21 00:17)

未亡人ウルスラ

っ!?

…ガタン！

[何を思ったか、急に席を立つと、ツカツカと一等車の方へ向かった。
廊下を進むと、窓から身を乗り出すマティアスの姿が>>0]

…どうしたの、マティ!?

[大きな声を張り上げつつ、近づいて。]

(5) 2010/04/21(水) 00:17:56[一等車廊下]

美貌の歌手マティアスは、未亡人ウルスラを不思議そうな顔で見る（byミズノフスキー閣下）

2010/04/21(水) 00:19:44

記者レイヨは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:19:50

美貌の歌手マティアスは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:21:04

美貌の歌手マティアス

>>5
人違いかな？　レディ。

[尊大に腹を揺らしながら振り返ったのはミズノフスキー閣下]

何か黒くて小さい物が飛んでいきましてね──…気のせいかもしれないがね。

[窓の外を見やる]

イヤな予感がする。

(6) 2010/04/21(水) 00:23:54[列車内のどこか]

未亡人ウルスラ

…ええ、ごめんなさい。人違いだったみたいね。

…フェイスイーターさん？

[首を傾げて、問い直す。ハッタリ<73>％。
彼から、正体を聞いたばかりだったので。
本物なら己の正体を明かせば済むこと。]

(7) 2010/04/21(水) 00:27:34[一等車廊下]

未亡人ウルスラは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:28:30

記者レイヨ

［銃をしまえる状態に戻して再び外套から腰裏へと戻す。
一歩近づいたように見えて、また一歩遠くなった事実だけが横たわる］

…さて、どうしたものか。

［次第に騒がしくなっていく一等車。
幾らか身の置き場に迷いながら、小さく肩を竦めた］

(8) 2010/04/21(水) 00:30:34[一等車廊下]

美貌の歌手マティアス

[>>7ウルスラの言葉に、太い眉を上げて満足げに笑う]

ラウルは落ちて行ったようだよ。
まったく、役に立たないものだね。

[いやみなどではなく、本当に嬉しそうな笑顔]

彼のあんな姿が見れて、わしは満足だよ。

(9) 2010/04/21(水) 00:32:03[列車内のどこか]

未亡人ウルスラは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:34:36

青年アルマウェルは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:40:49

青年アルマウェルは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:41:59

未亡人ウルスラ

[閣下の姿を借りたマティアス>>9の言葉をきいて、顔を青ざめさせた後、一瞬だけ憤怒の表情。
ギリッと奥歯を噛みしめる音が響いたか。]

…閣下を喜ばせることができて、ラウリも本望でしょう。

[いつものような微笑みを浮かべ、会釈して再び食堂車へ踵を返した。]

(10) 2010/04/21(水) 00:44:56[一等車廊下]

美貌の歌手マティアス

>>9

君は追いかけなくていいのかね？

[窓の外を見やり、懐に手をやるが、別に武器まで準備できるわけが無く、指先に触れるのは厚い脂肪層のみ]

あちらのほうだよ。

[列車の後部を示した後]

ではわしは、部屋に戻らせてもらう。失礼。

[ウルスラに背中を向けて一号車の方へ歩き出す]

(11) 2010/04/21(水) 00:45:27[→一号車]

美貌の歌手マティアスは、未亡人ウルスラ>>10の反応を、実に楽しそうに見ていた。

2010/04/21(水) 00:46:06

記者レイヨは、ひとまず自分のコンパートメントに戻ることにした。*

2010/04/21(水) 00:48:56

記者レイヨが接続メモを更新しました。(04/21 00:49)

記者レイヨは、メモを貼った。（内容）[メモ/履歴]

2010/04/21(水) 00:50:17

[1等車、二両目までは来られた。が、ここは衛兵が居る。そのまま行けそうもないなあ。とつぶやくと。]

ん、でもまあ行かないとねー。

[ポケットからさいころを取り出し、にこりと笑う。]

ねぇねぇそこのお兄さん方！
ちょっとこれ見てくれない？

[先ほどポケットから取り出したサイコロを衛兵の手の上に乗せる。と、それはひとりでにくるくると回りだし]

え？風の所為だって？
そんなことないってー。部屋に戻ってみてみなよ。部屋のなかでも回ってるから。

[普通ならばそんな話には乗りそうもないものだが、なぜか衛兵２人は頷いて部屋の中へ入っていってしまった。]

ごゆっくりー。

[にっこり笑って手をひらひらさせてすばやく通りぬける。自分が通り抜ける頃にはサイコロははじけて消えるだろう。衛兵の中の自分に会ったという記憶と共に。]

(12) 2010/04/21(水) 00:51:12[２等車→１等車]

未亡人ウルスラ

（…否定、しなかったわね。）

[仕掛ける気満々だったけれど、
うっかり武器を忘れていることに気づいたのだった。]

（自前の武器は通用しない相手、よね…。）

[さて、どうしたものか。
とりあえず食堂車を抜け、二等客車。
自室に戻ってアレコレした後、
向かった先は小さな紳士の部屋*]

(13) 2010/04/21(水) 00:51:39[一等客車→二等客車]

美貌の歌手マティアス

─→一号車・先頭車両─

[一号車に入ると、警備のものたちがわらわらと寄ってくるが、鷹揚に片手を上げる]

いやぁ、惰眠って、ほんっとに良いもんですねぇ～。

[いつもの調子でそう答えた。
　曰く、気が付いたら三等車最後尾の貨物室で寝ていた、というものである]

『閣下！』『閣下！』『閣下が無事で』『ハラショー！』

黙りなさい。

(14) 2010/04/21(水) 00:52:29[→一号車]

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