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[外が騒がしくなった]
(始まったわね…)
外の騒動とは異なり、内部は予定通りと、混乱はなかった。
『来たな…?』
そうね…。
『あ。…だが、一人だけのようだぞ…?』
そう…?変ね…?
[0026が屋敷内に現れると]
にいろく!
[物陰から小さく声をかける]
どうして、入ってきたの!?外で陽動と、逃げ口の確保って言っておいたじゃない?
>>48
ああ、言えば、来ないと思ったのに…。罠、バレバレでしょう…。
んもう…。
あたしは、なんとか、「サル・カイーダ」に潜入できたとこなのよ…。
とにかく、外で待機していて…。
[そう言っても、0026が素直に、外で待機するとは思えないが…]
>>52
それで、0031が来てないのね…。
分かったわ…。
なら、言うわ。ここには、ミセス・グリーンが確かにいるわ。そして、オマエ=サ=ピン=ラシイの潜伏先も分かった。
これ、持って行って。
[そう言って、メモを渡した]
すぐに戻って、本部に報告して。
あ、あと、何か、爆発物持ってる?
ここ、破壊するから…ミセス・グリーンと共に…。
[0099には、まだ迷いがあった。これ以上、組織を裏切ることがいいのか?
でも、それは、兄のためなのか?
李のためなのか?
それとも、自分のためなのか?
自分の矛盾した行動にいい訳ができない。今の行動は、どちらにとっても意味がない…]
(なにをしているの、わたしは、一体…?)
>>56 0026
そう。仕方ないわね。じゃあ…
[そう言って、髪の中から小さなピンを出した]
これしかないわ。これだと、至近距離からしか殺傷力ないの…。せいぜいが5m範囲の人、2、3人しか殺せない…。
[進むべきと言われ…]
だめ、にいろくが、これ以上進んだら、殺されるわ…。ごめん、交換条件で、にいろくの事をあいつらに喋ってしまったの…。
もしくは、わたしが殺さなければならなくなる…。
帰って…。
『どうした?』
[李、こと幹部Bが顔を出す]
『そいつ!』
[李が、拳銃を出す]
まって!
[0099が、0026を庇うように前をふさぐ]
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