人狼物語 執事国


66 食人村忌譚

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視点:


語り部 ンガムラ

事故でなかったのならば……
セイジさんが言う通り、「殺人」だったのでしょうね。
ですが……

[首を振るワカバに、頷いて]

……ええ。
アンさんが殺された事もまた、殺人です。
犯されてはならない、禁忌だった。

私も、行きます。
見ている事しか、できないでしょうけれど……
……私は、「語り部」ですからね。

[呟くように言って、揺れる左袖を見つめた]

(4) 2010/09/02(木) 00:45:40[村の何処か]

語り部 ンガムラ、医師 ワカバに頷くと、彼女の後に続いて走り出した。

2010/09/02(木) 00:55:35

語り部 ンガムラ

[若い男にしては体力が乏しい男も、息を切らしながら走っていたが、何とか足を止める事はなく、其処まで辿り着いた。ワカバの声に立ち止まり]

セイジさん、

[その名を口にして]

……ダンケさん、

[続けて、共にいるその名をも口にした。ほとんど同時にワカバの叫び声が響き渡る。男は咄嗟に駆け出す事もできずに立ち竦み]

(15) 2010/09/02(木) 01:07:18[村の何処か]

語り部 ンガムラ

[皆を殺すと言うセイジを、母親を殺されたというその姿を、対峙するダンケやワカバの姿を、見る。近付いていく事も、何をする事もできないまま]

……罪。
罪は死によって赦される。
命は喰らわれ繋がれる。

[語るように、独りごちる]

アンさんは……
やはり、事態を察していたのですね。
だから……

[セイジが語る理由に、俯き]

(26) 2010/09/02(木) 01:36:04[畑付近]

語り部 ンガムラ

[周囲のざわめきが、何処か遠く感じられた。左腕の途切れた先端が冷たいように感じた。ふいに、昔の事を思い出した。己を生んだ母親。彼女は己がまだ幼いうちに死んだ。儀式の対象に選ばれたのだった。
 当時はわからなかったその理由は恐らく、欠損を持つ子供を生んだから、だったのだろう。
 そして本来は己が選ばれるはずだったのだろう。欠損を持って生まれた子供として]

……、

[「お母さんを食べて」「お母さんの代わりに生きて」「この村の全ては正しいのだから」――己を抱き締めてそう語った母親は、泣いていた]

(27) 2010/09/02(木) 01:46:42[畑付近]

語り部 ンガムラ

[何度も思い出した事がある記憶。それにも関わらず、何故だか、暑さのためではない汗が滲み出したのを感じた。左腕の先端から伝わるように体が冷えるのを感じた。動悸が激しくなる。吐き気がする。
 何も考えないようにしようとしても、記憶は繰り返し頭に浮かんだ。村の「記憶」が、村の外の「記憶」が、男が多く知るそれらの記録や知識や物語の断片が、撒き散らされるように、混じり合って浮かぶ。
 深く閉ざされた無意識に存在していた何かが、現れつつあるような感覚に襲われた]

……あの話は……

[セイジが倒れゆく姿をぼんやりと眺めながら。思考を逸らすように、集会所でマシロに語ろうとしていた、かつて村にあった「似たような状況の話」の結末を思い出す。あの話は容疑者が皆死ぬという悲劇的な結末を迎えていた。犯人が死んだ今回は、そうはならないのだろう、と思う。だが今回も悲劇ではあるのだろうと、思う]

(30) 2010/09/02(木) 02:12:19[畑付近]

語り部 ンガムラ

……終わった、のですね。

[倒れたセイジを、メスを持ったワカバを、順に見て呟く。その声と表情は奇妙な程に淡々としていた]

罪は死によって赦される。
命は喰らわれ繋がれる。

[先程も口にした言葉を繰り返して、唇の端を噛む。思いの外強く噛んでしまったようで、唇から血が細く一筋伝った。それを指先で拭い、舐め取って]

……終わったのですね。本当に。
良かった。

[やはり淡々とした調子で言うと、踵を返した。完全なる終焉を見届ける事もないまま、おぼつかない足取りで、何処かへと*歩いていった*]

(31) 2010/09/02(木) 02:40:14[畑付近]

語り部 ンガムラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/09/02(木) 02:51:12

語り部 ンガムラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/09/02(木) 02:52:10

語り部 ンガムラが接続メモを更新しました。(09/02 02:52)
語り部 ンガムラが接続メモを更新しました。(09/02 02:52)

語り部 ンガムラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/09/02(木) 02:54:14

語り部 ンガムラ

[聞こえたホズミの声にも振り返る事もせず、男は歩き続けた。一片の非日常から未だ醒めていない村の中を、ただ、歩く。蝉の声ばかりが喧しく聞こえていた。蒸すような空気が肌に纏わり付いていた]

……

[儀式の際に使われる場所まで来て、足を止めた。まだ準備が整っていないがらんとした様子を眺める。一瞬、困惑とも、悲しみとも、安堵ともつかない表情を浮かべ]

……セイジさんは、何処か遠くに行けたのでしょうか。
この村に還ってくるのでしょうか。

[先刻死した青年の事を思い、呟いた]

(53) 2010/09/03(金) 04:39:19

語り部 ンガムラ

[彼は村を憎んでいた。村人達を殺そうと考えていた。そしてアンを殺した。己は村を憎んでなどいない。他の村人と同じように。本当に、憎んでなどはいない、のだと思う。少なくとも殺意などというものは己の内にない。
 しかし、己は心の何処かで――村を、恐れていたのかもしれない。容疑者という立場に置かれて、セイジの過去と死に触れて、その事に気が付いた。奥底に閉じ込めて、閉じ込めたという事すら忘れていた感情を、思い出してしまった。
 語り部を担う男は、この村が「世界」にとって異端であるのかもしれないという可能性を、十分に有り得る事として考えてみられる程には、多くのものを知っていた。だがもしそうだとしても構わないと思っていた。己にとっては村こそ全てであり、村こそ正しい世界であり、他所の事などを思う必要はないと思っていた。村が異端であったとしても、それは恐れるべき事ではなかった。
 恐ろしいのは、世界にとっての異端になる事ではなく、村にとっての異端になる事だった]

(54) 2010/09/03(金) 05:16:08

語り部 ンガムラ

[異端を排除する村が、恐ろしかった。母を排除した村が、恐ろしかった。己を排除しようとした村が、恐ろしかった。己が異端として生まれた事が、恐ろしかった。
 恐ろしかった。再び異端として見られ、排除される日が来るのではないかと]

……私は……

[意識の片隅で恐れ続けていた。語り部となったのも、揺るぎ様がない村の一部になりたかったからだったのだろう。幼い頃、母に何と呼ばれていたか、もう思い出せないのが悲しかった]

……私は、異端なのでしょうか?

[欠損を持って生まれた己は。何より、このような事を思う己は。微かな声で発した問い掛けには、蝉の叫ぶような鳴き声しか返ってこなかった]

(55) 2010/09/03(金) 05:30:33

語り部 ンガムラ

[それから、男は集会所や村長の家には向かわなかった。空が橙と紺で分かたれる頃、ある山の中、村の外へと続く道の途中で佇んでいるのを、今回の件でか否か外に出ていたらしい使いの者に発見された。
 使いの者は驚いたような、訝るような目で男を見て、何故此処に、と尋ねてきた。
 村から逃げ出そうとしていたものと思われたのだろう。男自身は逃げるために此処に向かったわけではないと思っていたが、なら何故此処まで来たのかと考えてみると、やはり己は逃げようとしていたのかもしれないと思えた。村の掟からでもなく、村人からでもなく。再び閉じ込める事は叶わず、生ある限り己を苛むのだろう、深い恐怖と懊悩から。
 問い掛けに、そうだとは言えなかった。けれど違うとも言えなかった。無言で暫く視線を合わせていてから、男は踵を返し、村へと戻っていった]

(56) 2010/09/03(金) 06:31:18

語り部 ンガムラ

[自宅に戻ると、灯りの一つも点さないまま、縁側に腰掛けて外を眺めた。見慣れた村の夜の風景。あのような事件が起こったばかりだとは思えないような静かな風景だった。長く、深く、一呼吸して]

……何が、異端なのでしょう。
異端とは、何なのでしょう。
「汝の姿を鏡に映せ、其処に映るのは」……

[独りごち、ふ、と笑った。あの使いの者にけして弱くない疑いを抱かせた己は、近く儀式に奉げられる事になるのかもしれないと、あるいは問い詰められ罪人と――異端とされるのかもしれないと、思った。
 それでもいい、と感じる。
 尤も恐れていた排除は、しかし望ましい事であるようにも感じられた。喰らわれ繋げられたならば この魂も異端ではなくなるのだろうと]

罪は死によって赦される。
命は喰らわれ繋がれる。

[そう呟いて、語り部は静かに*目を閉じた*]

(57) 2010/09/03(金) 07:01:20

【独】 語り部 ンガムラ

/*
バッドエンドを目標に必死で設定やりくりした結果がこれだよ!!!
すみません。以上ンガムラの謎のエンドロールでした。
お肉は食べに行っておいた方が良かったかもしれない……。惜しい事をした。そういえばホズミに前髪切って貰う暇がなかったのも惜しかった。

えっと。改めてお疲れ様でした。
皆さん、またご一緒しました、ですね。ご参加有難う御座いました。お陰で無事にエピ入り出来ました。と、せばすさんにはお邪魔させて頂きました、もです。
色々と至らない村建てですみませんでした。

(-8) 2010/09/03(金) 07:12:06

【独】 語り部 ンガムラ

/*
[ナース服][ライター][こし餡]
ソッ お礼とお詫びに、つまらないものですが……

と、後日談を回される方がいましたら、ンガムラの扱いはご自由にどうぞ。
と一応言っておきつつ、ひとまずこれで失礼します。多分また夜に。**

(-9) 2010/09/03(金) 07:15:23

語り部 ンガムラ、なんて統一性がない贈り物だ、と*思った*

2010/09/03(金) 07:16:12

【独】 語り部 ンガムラ

/*
|・) コソッ

ワカバさんがランダム神のお気に入りなのを把握。
マシロさんは箱お大事にです。

ンガムラの前髪は<72>%くらいの確率でぱっつんになってしまうのでしょう……。

(-60) 2010/09/04(土) 07:58:55

語り部 ンガムラ、七割超えだった。

2010/09/04(土) 07:59:15

語り部 ンガムラ、と、チラッとでまた夜にです。**

2010/09/04(土) 08:00:04

【独】 語り部 ンガムラ

/*
>>-91
な、なんだっt
何か気にかけて貰えてたみたいで、有難う御座います。
中身がバレバレだったのは……今更な気がしますね!
RP村初同村できて嬉しかったです。


皆さんお疲れ様でした。
村建てのmimu175rでした。重ね重ね、ご参加有難う御座いました!
また何処かで。

(-95) 2010/09/05(日) 00:26:01

語り部 ンガムラ、ギリギリ間に合った。

2010/09/05(日) 00:26:34

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了

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生存者 (5)

のんびり屋 ダンケ
21回 残8439pt
語り部 ンガムラ
15回 残8253pt
医師 ワカバ
48回 残7463pt
体育担当 マシロ
27回 残8225pt
髪結い ホズミ
22回 残8351pt

犠牲者 (1)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt

処刑者 (1)

音楽担当 セイジ(3d)
28回 残8192pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
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