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カリカリしてる作家→あやかしにのっとられ
→現在につながる
とか ダメかな
「あなたは悪役です。以上。」
この設定にキュンしかしねえよ
まさに寝言
― 自宅 → ―
[カリカリカリ][カリカリ… ガリッ]
[鉛筆が折れ芯が行方不明になった。]
ぐッ
ああ、くそう
こうじゃない こうじゃないんだ
[がり、と頭をかき気付くのは、
机の上にある手紙。その風を乱暴に破く。]
何だ 手紙だ? こんな時に!
名前の一覧?
なんだ、知った名前があるじゃないか
赤線? …ほう!興味深い!
[ペシッ、と手の甲でその手紙を叩くと、
上着を羽織り、*外へと向かう*]
[カラン コロン]
[どこか遠くで下駄の音]
(人の身体がほしいな)
(人と遊びたいな)
(お話というのを、書いてみたい)
(でも人の感情なんて)
(僕には わからない から)
[とある作家はその時に、
後ろの影に気付けなかった]
(この人を”貰って”
解りそうな人を、連れて来るとしよう)
[さぁて、*君の目的は、いったいなんだい?*]
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どっちがいいかなぁ
事件でもよかったけど、
用意をしてなかったので、
むこうが事件を用意してるなら
のろうかなっていう
ごろもだ
普通にリアリティあるのをやりたかったら
ごめんね!とは土下座っておこう
― 村の中 →ンガ宅 ―
『おーにごっこすーるひーと
こーのゆーびとーまれ』
[子供たちが遊んでいる声が聞こてもフンと眉を寄せ睨むだけ]
ガキは暢気で羨ましい
まあ、良い
鬼か 鬼なァ この手紙
「次は誰にしようかな」
[手紙の文句を思い出すと、口元は笑った。そのまま友人宅へと向かう*]
おいンガムラ!居るだろうな?
お前ン所にも手紙届いて無いか?
人と一緒に鬼ごっこ
捕まった人は、隠れていてね
隠れる場所は もう戻れるか解らない、
遠い遠い場所だけど
皆どんな顔してる?
皆なにを思ってる?
この人は楽しそう
僕も楽しい
”君”にもこの声は聞こえる?
アンちゃんを捕まえたのは 君だね
どんな顔してた?
楽しそうだった?
今日は年に一度のお祭りの日
*きっと皆は 楽しそう*
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