人狼物語 執事国


80 夕暮れ色に沈む村 ―SIREN風味―

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【墓】 係長 ズイハラ

 つぎこそは
 やりかえそうと
 きめました

>>2:+10無駄なリズムで以前口にしたことを言い直す。腰にぶら下げていたラジオのボリュームを上げた]

 何のつもりだよ、そんな素敵な翅根までこさえて。

[光を固めたような無垢な部分に眉根を寄せる。
 ちら、と後方、バリケードまでの距離を測る。己の鞄に視線を走らせた]

(+10) 2011/ 9/15(木) 21時20分位[御湯治場]

【墓】 雑誌記者 ライデン

[――ぱん。

 銃声が、聞こえた。異形の女を撃った音の残響、ではない。もう一つの音が、響いた。何だ、と思う。一瞬、時が止まったように思えた。緩慢に思考を巡らせる間が、あった。――その空白は、弾けるように終わった]

…… っ あ、

[長身が、駆けていた勢いのまま、ぐらりと傾いだ。膝が地面に付き、そのまま全身が崩れ込んだ]

……っい、……ぐ……

(+11) 2011/ 9/15(木) 21時40分位[廃集落→]

【墓】 駐在警官 ノギ

[赤涙は溢れ流れるまま。口元に刻まれているのは笑み。その下顎部は半ば昆虫頭部が如くに変貌している。翅根が震え…やがて、羽ばたき、乃木の身体を地上から持ち上げる。無造作に銃をぶら下げ構えれば、ズイハラの斜め上空より事も無げに身体へ撃つ。

翅根屍人、そして武器の優位性。
辺りへ、羽ばたく音が低音に響く。]

(+12) 2011/ 9/15(木) 21時50分位[御湯治場]

【墓】 雑誌記者 ライデン

[望まず伏せた地面は、冷たかった。だが、それを消す程に、熱かった。――弾丸で貫かれた、胸が。――視界が、ちらつく。何処かから、遠く此方を見下ろしている、銃を構えた屍人の、視界。
 己は、撃たれたのだ。気付かぬうちに、射程範囲に入ってしまっていた。心臓の鼓動に併せて襲う熱さと痛みを覚えながら、ゆっくりと、その事を理解した]

……は、……

[心臓からは外れているらしい。肺を貫かれたのかもしれない。苦しい。血液がどくどくと溢れ出る。寒い。熱い、のに。やられた。死。死ぬ? 死ぬ、のか。私は。こんなところで。化け物にやられて。
 嫌だ。助けてくれ。駄目だ。痛い。私は――]


[苦痛と恐怖と絶望の意識が、遠ざかっていく。いつしか流れてきていた赤い水が、己が血と混じり合っていくのを、男は、「最期」に見た]

(+13) 2011/ 9/15(木) 22時00分位[廃集落→]

【墓】 係長 ズイハラ

 がっ

[銃声。右腕から赤いしぶき。
 走る自分と飛ぶノギでは、結果は火を見るより明らかだが]

 ち、くしょー 泣くか笑うか! どっちかにしやがれ!

[鞄を抱いた左腕でなくて良かったと思う。
 バリケードめがけて走る、鉱山の出口へ――否、途中で見つけた、横道へ姿を隠す]

 こなくそ。

[大音量放送中のラジオを前方に放り投げ、自らは物陰に隠れる。鞄から取り出すのは、魔よけの、杭。

 一瞬でいい。ラジオに気をとられてくれれば。もし背後を見せれば――]

(+14) 2011/ 9/15(木) 22時20分位[御湯治場]

【墓】 雑誌記者 ライデン

[それから、幾らかの時間が、経って。
 ――男は、閉じた目を再び開いた]

……
……あ、……ああ。……

[軋んだような声を零しながら、男は体を起こした。少しずつ、少しずつ。ゆらりと立ち上がる。とぷり。水が揺れ、僅かに跳ねる、音がした]

……

[きょとんとしたように、辺りを見回す。空を仰ぎ見る。その双眸から、赤い涙が零れ落ちた]

(+15) 2011/ 9/15(木) 22時20分位[廃集落→]

【墓】 地元民 ホズミ

 …なに。

[うつ伏せた姿勢のまま。認識したは声>>+9のみ]

 …ビックリしたわー。あんたがそんなん言うなんて。
 なにさー、生意気になって。

[要望へ対しては。承諾も拒否もあらわさなかった]

(+16) 2011/ 9/15(木) 22時40分位

【墓】 地元民 ギンスイ

 それでも、
 おばさんが燃やしてくれなかったら

[何処にも存在しないと嘯くヘイケ女史の傍を、
彼女の目には見えない幽霊がすうと通り過ぎて]

 からっぽの俺もうるしさまに捧げられて
 かぶれていたよ

[宙空へ翅根屍人浮かぶ、御湯治場へ姿を現す。]

        あんなふうに

(+17) 2011/ 9/15(木) 22時40分位[→御湯治場]

【墓】 地元民 ホズミ

[赤い海から還る。還る
罪が購われるまで]

[罪]

[“ギンスイはあたしのものだもん
神さまになんか、あげない” 

それは過ぎた刻の、己が声の木霊]

(+18) 2011/ 9/15(木) 22時40分位

【墓】 駐在警官 ノギ

[上空からでは、山間の四辻村、生い茂る木々に阻まれ獣道を走るズイハラを捉え難い。
翅音を低く響かせながら、低空へ…そして、横道に反れたズイハラに気付かず、鉱山の出口近くに投げ出された、大音量の『ラジオ』へ向かう。]

”…んん…?”

[くぐもった声を洩らし、地上から数十cm浮かんだ状態でラジオに屈み込む。]

(+19) 2011/ 9/15(木) 22時40分位[御湯治場]

【墓】 雑誌記者 ライデン

……天使、……

[空に在る発光体――常ならば見えない筈のそれ――を眺めて、嬉しそうに、男は笑った]

……っひ。
はぁ、ははは。はぁぁ。……

[体を揺らし、捻れた笑い声を零す]

……取材。しないと。記事……記事……

[ぶつぶつと呟きながら、赤く染まった手帳を取り出し、歪んだペンで人外の文字を書き付けるようにする。何度も何度も、塗り潰すように。
 視界とは別に、異質に音ならざる言葉を得ていた男は、力の基たる呼び声に蝕まれるままに。人間としての裡の多くを喪った、屍人と化した。
 そして、ただ、彷徨っていく。
 赤い村を、赤い姿で、赤い意思で――**]

(+20) 2011/ 9/15(木) 22時40分位[廃集落から続く道]

雑誌記者 ライデン:何処かへ

【墓】 地元民 ギンスイ

[ズイハラ氏が投げたラジオの転がった先。
大音量にかき消されるはずの声が、ひそり]


 『 俺に任せて 』って言った
            
       あれは 嘘なの?

[――乃木 梧郎氏の名残りへ*問いかけた*]

(+21) 2011/ 9/15(木) 22時50分位[→御湯治場]

地元民 ギンスイが接続メモを更新しました。(09/15 22時50分位)

【墓】 係長 ズイハラ

[苦しくて、呼吸が引きつる。
 動く左の腕で、>>1:37朽ちずに残る杭を握りしめて待つ。

 高い羽音は通り過ぎ、投げたラジオの方へと向かうようだ]

 ――。

[ほんの、小声で、つぶやいた言葉。

 時を置いて罠に気づかれるよりも、自分の足音で気づかれる方がマシなのだ。判断は脊髄反射の早さで、物陰から飛び出す。

 彼は、振り返っただろうか。
 人ならぬモノとなりはてた人の体幹へ杭を突き立てるため、体ごと、ぶつかった]

(+22) 2011/ 9/15(木) 22時50分位[御湯治場]

【墓】 駐在警官 ノギ

[振り向いたのはどちらの声か。]

あ”…!

[懐の手紙、印された詔が杭『魔切り』へ、…奔る。]

(+23) 2011/ 9/15(木) 23時10分位[御湯治場]

駐在警官 ノギが接続メモを更新しました。(09/15 23時10分位)

【墓】 地元民 ホズミ

[借りた視界に映る、巨大ないきものと]

なにあれ。かわいい。

[それと、大学生の姿]

…ねえ、知ってる?
この村、この場所みたいなのを、異界って呼ぶんだぞ。

じゃあ、その異界の境界を抜けたら
…どこへ辿りつくんだろうね。

[語りかけるような、ひとりごちるような声が零れ]

(+24) 2011/ 9/15(木) 23時10分位

【墓】 係長 ズイハラ

 『そいつ』をよこせ!

[顔を上げたモノに叫ぶ。

 手紙が舞った、意志あるもののように**]

(+25) 2011/ 9/15(木) 23時20分位[御湯治場]

【墓】 地元民 ホズミ

[やがて戻した視線の先に、一人の屍人>>+20
一瞬。表情を消して瞬いたのち]

いぇあ〜♪
ついでに、この村の名物の取材もしちゃわない?


ジャム蕎麦 とか!


[己の視界の内の、彼の。
その色は至極、自然なものであった*]

(+26) 2011/ 9/15(木) 23時20分位

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餅肌 ネギヤ(1d)
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地元民 ギンスイ(2d)
46回 残6498pt
地元民 ホズミ(4d)
22回 残7281pt

処刑者 (4)

係長 ズイハラ(2d)
86回 残5342pt
駐在警官 ノギ(3d)
94回 残4992pt
雑誌記者 ライデン(4d)
46回 残6507pt
大学生 オトハ(5d)
46回 残6574pt

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