人狼物語 執事国


80 夕暮れ色に沈む村 ―SIREN風味―

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告げ人 アン

あは……あはははは。

[教誨所から外へ出て、空を見上げる。
どこからか聞こえるサイレン――いや、咆哮。
楽しくなって、箸が転げるのを見たかのように笑った]

おじさん、かくまって……!

[>>36徘徊するライデンの背後に駆け寄って、背中へ抱きついた*]

(37) 2011/ 9/17(土) 07時40分位[村内]

駐在警官 ノギ

[いつか―――…]

[今回が無理でも―――…]

[いつか―――…]

[この環のくびきから抜け出ることを―――…]


「 『ギンスイは』 」


[想いは、渦巻いて。]

[*過去へ、向かう。*]

(38) 2011/ 9/17(土) 13時20分位[御湯治場]

駐在警官 ノギ

― 何時かの繰り返し>>0:34>>0:49 ―

[灼かれ浄化された身は、辛うじて到着の瞬間も原型を保っていた。だがその姿が、他者にどのように映っていたのかまでは不明だ。
尤も、およそ見られない姿であった事だけは確かだろう。]


「 ぉ****…*! 」


[遠く、遠い海の彼方から聞こえてくるような音。それが何であるか定かではなく。やがて、身体に刺さった杭が、床に転がる。『魔切り』の樹の杭が。
そして更に空間と時空は歪み、乃木の身体は――交番の中から、消えた。僅かな浄化の光の片鱗が宙に浮かび、空間に溶けるように消える。]


「 杭? 」


[随分経ったのか、元より時間など関係なかったのか。
交番の鍵が開かれ>>0:69、駐在警官の声が室内に―――響いた。**]

(39) 2011/ 9/17(土) 17時00分位[御湯治場]

地元民 ギンスイ

[幽霊の指先が、胸に抱く地球儀の表面を辿る。
手探りで、北極から南極へ――――スライド。

開く地球の中身はからっぽ。
そっと、携帯電話を入れる。

ひとつ共にゆくたからもの。

「悔い」を「杭」に替えて
持っていく乃木氏のように。]

            また、逢うよね

(40) 2011/ 9/17(土) 21時30分位[→御湯治場]

地元民 ギンスイ


 そのときは…、…

[怯えた声の少女が口にした『助けて』を
少年はひとり、また噛み潰し、呑み込む。]


 そのときは、
 俺にも 何か 任せて

    [目を閉じる。誰かの視界へ飛ぶ。]

(41) 2011/ 9/17(土) 21時40分位[→御湯治場]

地元民 ギンスイ

[――明ける間際を裂けゆく夜が、時を歪ませて。

イケニエの少年が完全なかたちで捧げられるか、
語り継がれ損ねた神が人に討ち果たされるまで。

                ユメ
若しくは、或いは、誰かの妄想が 醒めるまで。

祟り神さえ囚えて繰り返す罪の黒幕は――*誰*]

(42) 2011/ 9/17(土) 21時40分位[まわりながらでも]

係長 ズイハラ

 ――。

>>28熱のない炎が異形に点る]

 乃木さん。そういやあさ。

[想いも悔いも飲み込んで]

 俺、あんたのベッドに靴であがっちまった。

[炎が赤い涙にふれると]

 ごめんな。

[それは霧の様に、炎に溶けて消えていった。

 でも大事なモノは壊していないから。
 そう、小声で、つぶやいた。]

(43) 2011/ 9/17(土) 22時20分位[御湯治場]

係長 ズイハラ

>>26後ろを振り返る。
 それは誰の視線だったのか]

 “きょうかい”

[革靴の底が踏み固められた道の上を歩き出す。

 鞄から、携帯電話を取り出す。
 私用のものは、ギンスイに投げてしまったが、仕事用のものがまだある。

 電話帳から呼び出す番号先、通話]

(44) 2011/ 9/17(土) 22時20分位[御湯治場]

係長 ズイハラ

 もしもし。

[コール音。ひどいノイズ]

 ズイハラです。

 四辻村に アンテナは いりません。 
 繰り返します。

 四辻村に アンテナは いりません。

 だから、もう誰も よこさないでください。

 お願いします 絶対に。

 もう誰も 犠牲を出したくないから。

[無表情に。電話口に。これでいいと、心で繰り返しながら]

(45) 2011/ 9/17(土) 22時20分位[御湯治場]

告げ人 アン

[老夫婦がどこか別の世界でどこかの家の扉を叩くころ、そこでの生贄は儀式を終えて神へ跪いている。
それを知ってか知らずか、奇妙なイキモノはここの世界で人々を飲み込んでいく。
世界というイレモノと、眠り姫という核以外、すべて飲み干す勢いで]

変な、手紙が来たの。
あたし怖くて。
だから……

(46) 2011/ 9/17(土) 22時40分位[村内]

告げ人 アン

[>>37かくまって、と駆け寄った男の前で震えてみせる女は、赤い目をして顔を上げた。
そして、いつか警官にも言った言葉を繰り返す]

だから、助けて。

[にやりと笑った口の端から、赤い液体が零れた]

(47) 2011/ 9/17(土) 22時40分位[村内]

大学生 オトハ

[やがて。
完全に動きを止めた女の身体の横で、女と同じ姿をした霊体が、ひそりと立ち上がった]

 ふふ、………生と死の境界を越えたみたいだけど、
 結局何も変わらないのね。

[霊体は滑るように死体に手を伸ばす。
その顔に眼鏡がかかっていないことに気付くと顔をひそめたが、]

 まあいいや、なくても“視えてる”みたいだし。
 あの眼鏡は他の人にくれてやりましょ。

(48) 2011/ 9/17(土) 22時50分位[教誨所の近くのどこか]

大学生 オトハ

 ソラはどうなったのかな。
 もし私と同じになってたら、時計がなくても時間を正確に測れるようになってたりして。

[もしも同じになってなかったら? ――考えたくはない。

いっそ時間を戻せたらいいのに、と。血の気のない顔で想像を廻らせる。
死ぬ間際に聞いた声のことは、既に忘却の彼方]

(49) 2011/ 9/17(土) 23時00分位[教誨所の近くのどこか]

雑誌記者 ライデン

……あ、

[近付いてくる足音に気が付き、反応する、それとほぼ同時に抱き付かれた。男はゆっくりと振り向く。少女の姿を視界に入れる。かくまって。かけられた言葉が耳の奥で淡く反響する。
 ――断片]

……ぅ、……

[変な手紙が。怖くて。あたし。続けられる言葉をじっと聞き入れる。目の前で震える姿を、見下ろす。
 ――断片]

……あ あ。
一緒に……行こう。……
……離れない、ように…… 気を付けて。

[助けて。響く少女の声に、男は軋んだ声で返す。その相貌からは、赤い涙が絶え間なく流れ落ちる。――断片、は、浮上し、沈殿し、変貌し、積載される。
 廻る。繰り返す。
 幾度でも。赤き無限の輪が折れ朽ちる*まで*]

(50) 2011/ 9/17(土) 23時10分位[何処か]

係長 ズイハラ

[すぐ手に取れる場所にあるのは、堕ちたる神に挑んで、力尽きた記憶。
 真に挑むべきは――誰だ]

 今、何時だ。

[汗をぬぐい、鉱山から“きょうかい”へ、道を駆け下りる。
 ラジオ、乃木警官と一緒に燃えてしまった]

 時計、懐中時計があれば、正確に時間を計ることができるのに。

[脈拍で数えたらとっくに5分は過ぎている気がするが、まだ日は昇っていない]

(51) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[御湯治場]

大学生 オトハ

[そうして。
霊体は彷徨うのだ。

相棒の姿を求めて。
異界の裡に覗く、さらなる異界との境界を“見る”ことだけを願って。

そうして、輪に囚われたる女の魂は。
永遠に、えいえんに、同じ時間を廻るのだ。

*境界を“操る”ことを願わぬ限り。*]

(52) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[めぐるどこか]

係長 ズイハラ

[“きょうかい”の扉を、開ける。
 こつりと床を踏んだ足が、何かを蹴った]

 めがね。

[かける。

 >>49見えるようになる、ヴェールをかぶった女の姿]

 教えてくれ。
 
 眠り姫はどこだ?

>>=7この世界を描いた人物は。
 この村を作り、名付け、育て、なのを望むのか、繰り返し、繰り返させる、その人物は]

(53) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[御湯治場]

告げ人 アン

くすくすくす……

[>>50ライデンへ笑う声は鈴の音のように細い]

ひとりじゃ、いかせない。

[くるくると回りながら男の後をついていく。
駐在所の椅子で、ひまつぶしをしたときのようにくるくると**]

(54) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[村内]

大学生 オトハ

 眠り姫?
 その人なら“境界”の在り処を知ってるの?

[眼鏡をかけた見知らぬ青年>>53の問いに、問いを重ね。ふっと、笑う]

 あいにくと、私も知らないの。
 いっしょに、探そう?

(55) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[めぐるどこか]

係長 ズイハラ

[さまよう女は答えたか否か。

 その問いは、『正しい問い』であったのか]

 真に望む結末はなんだ、眠り姫。

[虚空へと、問いかける。
 未だ光を宿す己の右腕を、“きょうかい”の床にたたき付けた**]

(56) 2011/ 9/17(土) 23時20分位[御湯治場]

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告げ人 アン
44回 残6458pt

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餅肌 ネギヤ(1d)
0回 残8000pt
地元民 ギンスイ(2d)
46回 残6498pt
地元民 ホズミ(4d)
22回 残7281pt

処刑者 (4)

係長 ズイハラ(2d)
86回 残5342pt
駐在警官 ノギ(3d)
94回 残4992pt
雑誌記者 ライデン(4d)
46回 残6507pt
大学生 オトハ(5d)
46回 残6574pt

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