人狼物語 執事国


83 レトロ横丁の思い出屋

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編集者 グリタ

[酔っ払いの笑い声にわずかに苦笑を浮かべる。
 正解不正解はあまり気にせずに、相手のテンションの変化についていけず]

 色の名前なんて国ごとにちがうもんだろう……

[視線を外らして酒を口に運ぶ女性に軽く肩をすくめる。
 どう対応したものか迷うものだが、そう正直にこたえるのも、と沈黙することが答えになる]

 ああ、いや、べつにかまわないが――
 ありがたく、いただいておこう。

[それでも店主が二、三本、ねぎまやつくねを置いていけばそれ以上固辞することもなく。
 何かを言いかけた彼女の言葉を追求することはせぬまま、問いかけられて暫し逡巡する]

(4) 2012/01/29(日) 21:23:33[焼き鳥屋]

編集者 グリタ


[さて、如何答えたものか――。
 そう考えたときに、丸々とした男性から聞こえる明るい笑い声とその内容>>#0に視線をそちらに向けた]

 思い出屋か……。

[小さく呟き、ももを一本かじってから、翻訳家へと視線を戻し]

 まあ、噂話の検証、ってところだな。

[軽く答えてウーロン茶を口に運ぶ。
 狭い店とはいえまだまだ客は入れるようで、新たに来た客を出迎える店主の声を聞いた]

(6) 2012/01/29(日) 21:24:39[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[マフラーをした客>>7に、男女の二人連れ……というには少々年の離れているように見える二人と、一気に客が増えた。
 そんな客たちを見ながらウーロン茶を口に運び。

 小さな呟きに反応>>10が返ってきて、驚いたように視線をむける。
 どこかで聞いた声と、黒めがねで隠されてはいるものの見覚えのある顔立ちに、記憶を探るように瞳を細めた]

 あんたも思い出屋を探してるのか……
 しかしまあ、噂だけじゃなんともよくわからん店のようだが。

 そのあたり、どうなんだ?

[最後の言葉は焼き鳥屋の店主にむけたものだった]

(13) 2012/01/29(日) 21:48:07[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[焼き鳥屋の店主は噂でしかしらないというような、短い答え。
 酔っていた翻訳家にも一度視線をむけて、芸人>>14へと視線をもどす。
 言葉を交わすうちに相手が誰か、見当がついたが口には出さず]

 探しても見つからない、とも聞いたな……

[はてさて、と軽く肩をすくめる。
 思い出屋を求める人は多いようで、スーツの男と少女のやり取りも聞こえてきていた。

 そんな中で、考え込むように焼き鳥を咀嚼する]

(20) 2012/01/29(日) 22:10:24[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[ひげのおっさん、に反応した探偵>>19にはそのときには気づかず。
 芸人が声をかけてようやくそちらへと視線を向けた。
 口ひげをそろえている男を見やり、どちらかというとあまり手入れのされていない自らのひげが生えているあごに手を当ててざらりとなでた。
 あごに触れるのは考えるときの癖のようなものでもある]

 ただの都市伝説ならそれはそれで……諦めもつくが。
 いないとはっきりしないかぎりは、な……

[客を選ぶとも、対価さえあればどんな人物でもいいとも、噂はさまざますぎて混乱するだけ。
 他の客の話も聞いては考え込む。

 ――考え込む間にも、焼き鳥を口に運ぶ手はとまらなかった**]

(30) 2012/01/29(日) 22:43:07[焼き鳥屋]

編集者 グリタが接続メモを更新しました。(01/29 22:44)

編集者 グリタ

 無いことを証明するのは難しいからな。
 ――まあ、諦めたくないなら、諦めなくてもいいと思うけど。

[芸人>>34に軽く答える。
 若い娘が他人の皿に手を伸ばしている姿が見えるが、そのときにはすでに目の前の皿は空になっているから気にすることもなく。
 色が国ごとに違う、という翻訳家>>38の蘊蓄にはなるほど、とうなずいた]

 その国独特の色ってことか。

[翻訳家>>41がここにいる理由もまた同じだと取れる返事に、彼女を見た後店内を見渡した]

 ……この場で情報が手に入るなら楽でいいけど、な。

[アルカパ疑惑の貯金箱の話や、背広姿の男と若い娘のやり取りにも耳を傾けはするものの、口を挟むことはなく。
 ウーロン茶を飲み干した]

(50) 2012/01/30(月) 20:31:20[焼き鳥屋]

編集者 グリタが接続メモを更新しました。(01/30 20:31)

編集者 グリタ

 本人にとって、それほど価値があるものなんだから大切なんだろうな。

[酔っ払いの誤魔化しには気づかずに、空になったウーロン茶のかわりにビールをいっぱい頼んだ。
 直にでてきたビールの苦味を喉に流し込み。
 興味深げに尋ねてくる翻訳家>>52に考えるように間が空いた]

 望むもの、か……いや、俺は人の頼みできただけ、だからな。
 きっと、なにも望まない。

[口をついて出た言葉をかき消すように、この路地に踏み込んだ大元でもある作家からの依頼だと答え。
 探偵がどうこたえるのかと、一度そちらに視線をむけたりもした]

(54) 2012/01/30(月) 22:31:48[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[少女>>56の問いかけに答える前に、ビールをカウンターへと戻し]

 来れないからだよ。
 やることを終わらせてもらわないといけないからな。

 噂の確認だけなら、と俺が来たが――
 これだけ信じている人がいるとは思っていなかったな。

(62) 2012/01/30(月) 23:08:50[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

 一筋縄じゃいかないから、多種多様な噂になってるんだろうなあ……

 信じていれば見つかる、という精神論でもないしな。

[困ったものだというように肩をすくめて芸人>>66に答える。
 背広姿の男>>68の言葉にはそうかもしれない、と一つ頷き]

 まあ、そうなったらそうなったとき――

 それに探しモノがないわけでも、ないしな。

[小さく呟きをこぼし。
 少女>>69が大人ぶった顔を作るのをみて口元に笑みが浮かんだ]

 たとえ見つからなくとも、こうやって君らとあったことを話せば相手は満足するだろうさ。

(74) 2012/01/31(火) 00:04:51[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[ビールの苦味を感じながら焼き鳥をつまむ。
 その傍ら、かわされる会話には耳を傾けている。

 ――考え込むように、眼鏡の奥の瞳が僅かに細められていた**]

(81) 2012/01/31(火) 00:42:34[焼き鳥屋]

編集者 グリタが接続メモを更新しました。(01/31 00:42)
編集者 グリタが接続メモを更新しました。(01/31 21:35)

編集者 グリタ

[考え込んでいる編集者の耳に、背広姿の男の言葉>>82が聞こえる。
 何を考えたのかと興味をひかれたように一度視線を向けるが、他者との会話が始まれば残っていたビールに口をつける。
 聞こえてくる会話に耳を傾けるが、その会話に混ざる事はなくて。
 ビールが空になったころあいに背広姿の男の言葉>>88が響く]

 それで、思い出屋にあえるのなら、ありかもしれない、が……

[軽く肩をすくめて言葉を濁す。
 飲み食いした代金をカウンターの上に置いた]

(93) 2012/01/31(火) 22:02:33[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

 どんな方法であれ、試してみるのはいいんじゃないか。

[席を立ちながら、濁した言葉の先を誤魔化すように呟き]

 ――俺は、外で探すことにするさ。

[そして一人、店の外へとでる]

(94) 2012/01/31(火) 22:02:36[焼き鳥屋]

編集者 グリタ

[焼き鳥屋の暖簾をくぐり外にでる。
 思っていたよりも、思い出屋の噂がさまざまな世代に伝わっていることは知れた。

 きっと作家はこの話だけでも満足するだろう]

 ……だが、なあ……

[少ない人数とはいえ、同じ店に関する噂を聞いた人々が集まる偶然に小さく吐息をこぼす。
 まるで、望めば本当に出遇えるようにも思えて、日が落ちた路地の先に視線を凝らした]

(95) 2012/01/31(火) 22:17:43[路地]

編集者 グリタ

[焼き鳥屋を離れて路地を行く。
 思い出屋を探すというよりは考え込んでいる様子で。

 けれど、考えているだけではきっとなんにもならない。
 対価になりえるものを一つだけ抱えて、日暮れた道の途中、ビルの隙間から見える夜が広がり始めた空を見上げた**]

(104) 2012/01/31(火) 22:57:04[路地]

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