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[男の家に、使いがやってきた]
[ひとこと、ふたこと。
会話を交わし――否。
使いの言葉に耳を傾け、頷くばかりで、男から発せられる言葉は無かった]
[何故ならその男は、”声”を失っているのだから――]
[使いに連れられて屋敷に向かう道中、男の手は無意識に自分の喉に伸びていた]
[そこには、古い傷跡があった。病で失った声の残骸が]
[幸い耳は聞こえる為、日常生活に不便は無い。己の意思は、ペンで伝えれば良いだけの話]
…………。
[声にならずに男の口から漏れたのは、果たして嘆きか、それとも――]**
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いつもぶりの人も
お久しぶりの人も
始めましての人も
よろしくお願いします。
しっかし・・・
どうしてこんな難しいRPにしたかね(遠
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突発だから、何の設定も練っていなくてですね…。
十代後半のころ、病気で声帯を切除。
…という手術が受けられるくらいだから、出自は悪くないはず。
療養という名目でこの村に来たが、家族とは時折手紙のやり取りがあるくらいで捨てられたも同然。
ここ数年はその手紙も途絶えている。
恋人がいたが、別の誰かと結婚したという話は手紙で知った。
実は故郷は既に人狼に滅ぼされていて、クレストは知らないが家族も元恋人も故人。
…他の地域にも人狼って出るんかな。
歳は20代半ば。
手術痕を隠す為、季節を問わずハイネックの服装。
人目を避けて生活をしているが、小さな村なので顔見知り。
本来は人当たりのいい人物だが、速記の為に文面がぶっきらぼう。
会話のレスポンスが悪い事を申し訳なく思っている。
とりあえず適当に。
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身体の一部に欠損がありながら生きている人は災いを退ける徳の高い人物として大切にされる。
ただし、村に災いが訪れた際には、生きたまま供物となる事で、徳によって災いが相殺され静まると考えられている。
人身御供
生き供物
人柱
その事態を避ける為、療養という名目で家族が逃がした。
日本語でOK
あとで清書
文面はぶっきらぼう、独り言は丁寧で育ちが良さそうな感じに。
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要は体の良い姥捨て・口減らし。
ちょい設定変更。
恋人うんぬんは無し。
生まれは地方豪族の子息。荘園領主でもいい。
14、5歳の時に病にかかり、大都市の病院へ。
手術を受け、一命は取り留めたものの声帯を失う。
村の伝承を知る両親は、クレストを生かす為に民に声を失った真実を伏せ、回復に時間が必要だからと偽ってこの村に預けた。
やがて、故郷が人狼に襲われ、クレストは噂でその事を知る。
故郷が滅びたのは、自分が生き供物にならなかったせいだと思いこんでいる。
−屋敷の前−
[彼が連れて来られたのは、村はずれにある立派な屋敷だった]
[何かを思い出しているのか。屋敷を見上げると懐かしそうに目を細め――しかしすぐに表情を硬くする]
………。
[使いの者に目を遣り、頷くと。小さな荷物を抱え直してひとり、屋敷の中へ――]**
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自称をどうするか考えてなかった。
坊ちゃんで俺はありなのだろうか。
僕や私の方がいいのだろうか。
顔つき的には俺なんだが。
[屋敷の中に入ると、既に見知った顔がいくつか。彼はこれから起こる事を憂い、目を伏せた]
[この村に移り住んでから10年ほどになるだろうか――。声の無い自分を奇異な目で見る人もほとんどおらず、良くしてくれた。故に、伝達手段の乏しさに歯がゆい思いもしたものだが]
………っ。
[その村に、人狼が現れると言うのだ。嘘だ、と叫ぶ事が出来たらどんなに良いだろう]
……ッ!
[ほとんど同時に屋敷に辿り着いた包帯だらけの男(>>39)を見て、彼は息を飲んだ]
………ガ……ッ……?
[マティアス?と声をかけるが、しかし喉の奥から漏れたのは声にならない声だった]
[マティアスとは歳も近く、村に来たばかりの頃はよく遊んだりもした間柄だった]
[数日前に酷い怪我をして帰って来た、という話は聞いたが、それ以来その姿を見る事は無く、ずっと心配していたのだが――…]
[まさか、まさか、こんなにも酷い有様だったとは]
[彼はマティアスに手を伸ばしかけ――かぶりを振った。
目を塞がれ、拘束され、酷く怯えている彼に、声を失った自分が何が出来るだろうか]
[悔しげに、悲しげに、顔をゆがめ――彼はそっとマティアスの傍から離れた。喉の奥から漏れる自分のうめき声は、きっと、余計に怖がらせてしまうだろうから]**
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時代はどのあたりなんだろう、と思いつつ。
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『身体の一部に欠損がありながらも生きている人は、神の加護を受けている証であり、災いを退ける力がある』――…
僕が生まれ育ったのは、そんな伝承のある小さな地方都市でした。
都市とは言っても名前ばかりで、集落の規模はさほど大きくはないのですが。
その人たちは大切に扱われる一方で、村に災いが降りかかった際には、生きたまま供物となる運命を背負っていました。彼らの持つ加護によって災いが鎮まると、そう考えられていたのです。
――それは、領主の子として生を受けた僕も、決して例外ではありません。
15回目の誕生日を迎える少し前、僕は喉を患いました。
大きな病院で手術を受けなければ余命幾ばくも無いと宣告され、馬車でも数日はかかる距離にあるという大都市の病院に移りました。
幸い発見が早く、一命は取り留めたものの――
その代償として、僕は声を失いました。
伝承を知る両親は、さぞ嘆いた事でしょう。
病から救われたというのに、生き供物となってしまったのですから。
両親は、領民にその真実を伏せました。
回復に時間が必要だと偽り、海沿いにあるこの村に僕を預けたのです。
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