[食堂に来て、初めてネギヤと対面する。
……面倒くさい。
けど、負けず嫌いな性格が燃え始めつつある。
どうせなら、勝って終わりたいなと思いだした。]
[ケータイを手にして、部屋へと向かう]
――自室――
[説明を聞いた後、携帯を持って部屋に入る。]
どんな役職かなーっと……お?メール?
……っうあああああああああ!?
グロいよっ……使ったのフォトショか?ネギヤの兄ちゃん凝ってるなぁ。やる気満々じゃん?
[感心しつつ役職通知を見たり、支給品を確認したり。]
コレが夜ターンってやつなんだなっ。……というかインク瓶とかどーすればいいんだ?
――食堂――
なあなあっ、ネギヤの兄ちゃんの写真見た?すっげー凝った加工だよな!すげえよマジすげえ!
……あれ?見れねえや。
[もう一度写真を見ようとしたが、携帯の電源はつかない。]
どう始めたらいいもんなんだろーな。
……天ぷら粉あるのか!杏ちゃんのアイディアマジ最高。スカシカシパン食えそうな気がしてきた!
[珈琲に砂糖を(05)杯加えて、飲み始める。突き飛ばされた件については、しっかりと<23>倍返しした後で]
人手不足ってゲームなの。
こんなに親戚まで集めてどういうつもりよ、あの腐れオタク。
[説明画面を睨み付け、支給された携帯を受け取ると操作してみる]
なにこれ、電波全然ないっぽいんだけど。
常備薬…と[背高 ンガムラ]でも分かる人狼ガイドブック?
[仕方なくベッドでガイドを読み始めると軽快な着信音]
なんだ、部屋ならメール入るんじゃん。
しかしまたレベルアップとはふ…っ
っっキモイ!なに考えてんの!
[どこかの部屋でも声が上がるのを聞き、食堂へ]
これ、皆さんのところにも…あれ、電源落ちた。
ペケレ姉さん、なにその変な生き物。
ネギヤ兄さん、写真写り悪かったわよねぇ……
[ひとしきり考え込む風に黙り込む。
手のひらには、ミルクたっぷりの珈琲カップ]
よくわかんないけど言っちゃおうかな。
あたし、能力者じゃないよ。
……とかそれっぽいコト言ってみたけどさ、茶でもしながら楽しもうぜ!
ところで……
[取り出したるはインク瓶]
コレ、俺に議事録っぽいの書いてけってことか?
[それっぽいものを下手な字で書き始めたが、要点を纏めるのは下手だった]
皆のトコにはどんなのあったんだ?
[『夜』が終わると、おっさんは首を傾げながら食堂へ戻ってきた。旧式携帯片手に、テーブルの上を眺めてまた首を捻る]
みんな何持ってんだい。天ぷら粉……と、何だいそりゃ。え?菓子パン?
ふうん……。
[ポケットに手を当てる仕草。自分に何が支給されたかは、言わない]
うむ。
血も涙も信義もないと思ったが。
案外気の良いおっさんではないか。
伊達に腹肉がついているわけではないな。
[上機嫌な少女は右手に珈琲、左手に携帯を持って何度も頷いた。
そして、すたすたとテントの前に行くと右足でテントの入り口を器用に開けて、入ろうとして、くるりと振り返ると]
女のテントは宇宙だ。
覗いたら…怪我して火傷して後悔して…最後に爆発する。
[厳かに宣った。]
-テントの中-
血まみれか!
[左手の携帯を覗いて思わず叫び、
珈琲の入ったマグカップを床に叩き付けた。]
間違えた。…血まみれか!
[携帯も床に叩き付けた。]
[珈琲一杯で突撃される男をとりあえずおいておいて、アンにカップを渡したり、オレンジの異次元発言にやっぱりE・Tだなと無言で認定したりしつつあてがわれた部屋に向かえば]
……嫌がらせか。
[穴のあいた軟体生物を鷲掴みにしてとって返す。
とりあえず携帯電話は渡されたものの、操作がわからない男は反対の手にそれも握りしめたままだった]
……この天ぷら粉、部屋にあったんですけど。
どういう意味なんでしょうかね。
[粉の袋を持って、小首をかしげる
スカシカシパンが食べられるかは知らない]
部屋にあるこういうのは、ゲームと関係あるのかな。