151 藤色酔夢
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うん?
あー、ウサ公が探せって言うてたし、一応そーなるけど。
けど当てとか全然ないからとりあえず歩いてるだけやな、今んトコは。
[二人の様子を少し後ろで眺めていた。
向けられた問い>>0には後ろ頭を掻きつつ、やや困ったような顔で返事をし。
六花が掬子に向ける問いを横目で見て、同じくそちらに視線を動かした**]
(6) 2014/05/03(土) 00:17:02[藤林]
ぇ…!!
わ、私は……。
[よもや質問が返るとは想像しておらず、一瞬肩を震わせて、視線を逸らす。
思考を巡らせ、口から零れたのは]
探さない、ほうが良いんじゃ、無いかと…。
[どう受け取られるのか判らないけれど、そう答えずに居られるほどの余裕は無くて。]
(7) 2014/05/03(土) 00:17:27[藤林]
養護教諭 ユウキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 00:19:52
あ?
[視線の先で人が消えた。考え事をしていたせいか、とても唐突に、気が付いたらもうそこにいなかった。
近くにいないかとキョロキョロすれば、別の人の気配が増えていて>>2そちらを見る]
(8) 2014/05/03(土) 00:20:41[藤林・泉]
あなた...藤の...ううん、何でもないわ。
[疑問 躊躇い やっぱり怖い]
知り合いの人がいるの?あの背の高い人、樹村くんには、私も会ったけど。
[もう一人は、知らない...知らない、人?]
(9) 2014/05/03(土) 00:22:41[藤林]
[思ったことを言葉にせず、にごす癖は。]
わたしも、真昼さんと同じ感じで…。
言われて閉じ込められたから探しているのであって…宛なんかは全然、ないです。
[真昼さんを見上げつつ、追従するように(>>6)。
掬子さんの提案(>>7)には、目を瞬かせて。]
(10) 2014/05/03(土) 00:27:45[藤林]
――なにかご不都合でも…。
あるのですか?
[たとえば。
現実の世界に戻りたくない、だとか。
でも、決して責める口調だけにはならないように。
せめて、この多感な時期の掬子さんのお心が。
少しでも楽になればという、気遣い。
同じ年ごろを抜けてきた、ちょっとだけ先輩としての。
お節介かもしれないけれど。]
(11) 2014/05/03(土) 00:28:51[藤林]
……藤……の?
[言いかけられた言葉に、瞬きひとつ。
つきり、とどこかが痛んだのは気のせい……と、思い込む]
あ、その樹村さん。
ここに来る前に知り合って、ちょっと話したんです。
[痛くない、いたくない。
大丈夫、だいじょーぶ。
そんな自己暗示と共に、華子>>9に返して。
視線を、泉の傍へと巡らせて──瞬き、ひとつ]
(12) 2014/05/03(土) 00:30:18[藤林・泉の近く]
……あ、れ?
樹村……さん?
……消え……た?
[いつの間に、それが起きたのかはわからなかった。
けれど、長身が目を引く姿はどこにも見えなくて]
……なんで?
[口を突いたのは、そんな言葉]
(13) 2014/05/03(土) 00:30:24[藤林・泉の近く]
[藤の花房が揺れる。
彼女の動きに合わせたかのように]
んん?
[あまりにも自然で、同調している動き。
もしかして、と思うが、どう言ったものか。
花嫁姿は>>9ドキリとするほど綺麗だし、声を掛けるのに躊躇ってしまう]
(14) 2014/05/03(土) 00:35:12[藤林・泉]
養護教諭 ユウキが接続メモを更新しました。(05/03 00:38)
そうなの?妹さんを探してるって言ってたけど...会えたのかな?
[もしかして あの怪しい人が 妹?]
だいぶ、想像と違うけど...
[呟いた時 目立つ長身 ふいに掻き消えて]
(15) 2014/05/03(土) 00:39:33[藤林]
(16) 2014/05/03(土) 00:42:39[藤林]
…なあ、兎。
鍵を見つけたら、どうすればいいんだ?
[躊躇って、独り言のように呟いた。
無理矢理になにかする、なんてことは避けたいと思う。あんな綺麗な人には特に]
説明足りないってんだよ。
[答えは得られたかどうか。
動くにはもう少し時間が必要そうだった**]
(17) 2014/05/03(土) 00:44:39[藤林・泉]
やだ、消えちゃった、の?どうしよう...
[人が 目の前で消えたのは 初めてで]
ね、行ってみましょう...シンちゃん。
[おろり もう一度 青年の手を引いた]
(18) 2014/05/03(土) 00:48:01[藤林]
[やはり探しては、いるのだと>>6>>10に目を伏せてしまった。]
不都合… ……っ。
[言葉に詰まる。
けれど、なんて優しい口調なのだろう。さながら春を思わせる暖かさ。
気づけば、僅かに涙が滲む。]
…もしも…。
咲く事を恐れる花があったら…。
六花さんは、笑います、か?
[顔を上げ、絞り出すように言葉を紡ぐ。
微かに鼻をすすって、再び目を伏せれば
藤の根もとに、雫が一つ。]
(19) 2014/05/03(土) 00:49:10[藤林]
[話の最中、不意に音が遠くなった]
────!?
[ふわり揺れる藤の花。
何かに弾き出されると言うよりは、裂け目から一枚隔てたどこかへと擦り抜けるような感覚。
ゆらゆら揺れる花が手に触れ、離れて行った]
(+0) 2014/05/03(土) 00:49:46[藤林・泉付近]
……、今のっ……
[落ちた、と。
感覚的に理解出来たのは知らず得ていた力によるものか。
傍では妹が、何してんの?と言わんばかりに瞳を瞬かせていた]
…杏奈、ちょっと来い。
[妹を手招きして傍へと寄らせる。
伸ばした手は妹の頭にしっかりと乗せられた]
やっぱり、なぁ…。
兎が言ってた”落っこちる”って、これか。
[頭に手を乗せられた妹は事態が飲み込めていないらしく、「?」を沢山飛ばしていた]
(+1) 2014/05/03(土) 00:49:51[藤林・泉付近]
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 00:50:00
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(05/03 00:50)
[そうして、近付いてみたら、不審者ばりばりの友人が、友人であることにも気付けたろうか]
[向こうから先に声をかけられでもしたら、あんぐり口が開いてしまうことは請け合い]
[そして、もう一人の青年>>17に、気付くのはいつ頃か?]
(20) 2014/05/03(土) 00:52:00[藤林]
[友幸の妹の話>>15はどこまで届いていたか。
ぽかん、としていた意識を引き戻したのは、手を引く感覚と、呼び声。>>18]
え? あ……はい。
[こくり、と一つ頷きながら、でも]
……あれ?
[薄紫の帳の奥。
そこから、誰かが呼んでいるような気がして。
視線は泉と反対の方へと流れていた。**]
(21) 2014/05/03(土) 00:52:23[藤林・泉の近く]
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