190 じんろうさまのかみかくし村 〜むしのこえ〜
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あら、双季ちゃんこんにちわ。焼きそばにはまだ少し早いわよ。
[挨拶してくれた少女が幼稚園にいた頃を思い出す。
この子がこんな目をした時には、彼女のお腹の虫が存在アピールしていたものだったっけ。]
スグル君がさっき御神牛を連れてきてたみたい。
後からお祭にも来てくれるといいわよね。
(11) 2016/ 9/20(火) 16時40分位[境内・出店前]
園長 ヘイケが接続メモを更新しました。(09/20 16時40分位)
[スグルを案内した後に結局のところしぶしぶと祭事設営を手伝う事になった神社の長男―――
―――『根木弥餅肌(ネギヤ モチキ)』はえっほ、えっほと設営を進めて――少し離れていようがきゅぴーんと煌く第六感]
あのビニールの音は―――夜苺のビニールの音なんだなっ!?
ニキニキ、まさかその品はっ、あの限定のなんだな……!?
[祭事設営をしながらたぷん腹から出した響く声でニキに問いかけ、同時に細い目からでも滲み出る物欲しそうな視線を向けるだろう]
(12) 2016/ 9/20(火) 19時20分位[境内]
餅肌 ネギヤが接続メモを更新しました。(09/20 19時20分位)
[餅肌が、双季の持つ魅惑のスイーツを感知した時分>>12。
御神牛を預けたスグルは、本殿裏手のそのまた奥へと向かっていた]
〜〜〜♪
[細く口笛吹けば、樹の上から級友の顔が覗き込む。
左右を見渡してから枝に手を伸ばし、幹を*蹴り上げた*]
(13) 2016/ 9/20(火) 22時10分位[境内]
6人目、作家 フユキ が肩書きを「大学生」に変更して現れたらしいよ。
―境内・鳥居前―
……置いて行かなくったっていいのに。
[鳥居前で途方に暮れた青年が一人。
スマートフォンを片手に眉尻を下げる。
先程まで電話をしていた相手は恋人ではなく、妹だった。
今年で大学2年生になった青年は酒蔵の跡取り息子である。
秋祭りの手伝いをする為に下宿先から此方へ戻って来ていた。――将来、祭りの運営の一部を担う為の勉強である。
けれど今、青年の頭の中は別の事が占めていた。]
(14) 2016/ 9/20(火) 22時10分位
牛飼い スグルが接続メモを更新しました。(09/20 22時10分位)
――苺大福、買い損ねた…。
[はぁ、と溜め息を付いて青年は肩を落とした。
青年は甘党であり、苺大福は青年の好物だった。
此方に戻ったら必ず食べると決めているのだが――母が買っておいてくれたものは妹に食べられていて、今年はまだありつけていないのである。
‘後(04)分早く来たら良かったのに。’
そう店主に言われて、青年は膝から崩れ落ちたくなったがぐっと我慢した。]
…6個も残っていたなら、1個くらい残しておいてもいいじゃないか。
[祭りの準備で賑わっているから、愚痴を一つ零すくらいは許されるだろう。
別に本人の前で言う心算はない。
けれどまぁ。
午前中の手伝いを終え、暫しの休憩を、と呑気に部屋で寝こけていた青年が悪いのだ。]
(15) 2016/ 9/20(火) 22時20分位
…後で、何か買おう。
[青年はそう心に決めると、父の姿を探しに境内の中へと入っていった。
懐かしい顔を見つけたなら、如才のない笑顔を浮かべて手を振ろうか。]
(16) 2016/ 9/20(火) 22時20分位
大学生 フユキが接続メモを更新しました。(09/20 22時20分位)
う。わ、わかっとるもん…
おっちゃん、お祭りんときは大盛りで頼むでな〜
[ヘイケの言葉>>11に待てをうけた犬のような表情をした後、きゃっきゃと笑いながら屋台の男性に手を振る]
ほんま?お牛さん触らせてもらえんかなぁ
……べ、別に食べたりせんよ!!??
[手を顔の前でぶんぶんと振りながら、同時に持っていた袋も揺れた。]
(17) 2016/ 9/20(火) 22時20分位
あ、もち兄ぃやん
……?これ? おん、夜苺の限定苺大福やで!
[ええやろ〜と、顔を綻ばせながら鼻歌を歌う。
しかししばらくして、その物欲しそうな顔>>12に気付けば首を傾げた。]
もち兄ぃ、んー……
ええよ。1個あげるわぁ
そ の か わ り
[うーん、と思案顔。
そして先まで見ていた焼きそば屋の屋台を示す]
焼きそば大盛り!約束!
[奢ってほしいなーと、屈託のない笑みを向けた]
(18) 2016/ 9/20(火) 22時20分位
小柄な ニキが接続メモを更新しました。(09/20 22時30分位)
[ネギヤは取引を承諾し、苺大福を受け取っただろうか。
どちらにせよ、また見知った顔>>16を見付ければ手を大きく振ってみせる]
ふゆ兄ぃ〜〜
久しぶりやんなぁ
[彼とその妹には、よくしてもらった記憶がある。
ててて、と足音をたてながらそちらへと走りよった。
そして近くに妹の姿はないのだろうかときょろきょろ辺りを見回した。]
(19) 2016/ 9/20(火) 22時40分位
[しばらくしまたお祭りで!と離れる
彼とその妹と、祭りをまわったのは何年前のことかと考え大福を*頬張った*]
(20) 2016/ 9/20(火) 23時00分位
小柄な ニキが接続メモを更新しました。(09/20 23時00分位)
7人目、翻訳家 モミジ が肩書きを「ママ」に変更して現れたらしいよ。
―境内・出店予定地ー
さあて、そろそろあたしも出るとするかね…!
[早々と自分の経営するスナックの店じまいをして境内に向かう。
他の言葉で言い表せないようなこの「お祭り」の色に染まっていく様子を見て、自然と早歩きになっていた。]
(21) 2016/ 9/20(火) 23時10分位
…変わらないな。
[故郷の姿が変わっていない事への安堵に、青年はそっと笑む。
人の波を縫うように歩いていると、>>19懐かしい声が自分の名を呼ぶ。
其方を向けば、手を大きく振る少女の姿があり。]
あ、にきちゃん。
久しぶり。元気そうだね。
あいつ…来海は父さんのところにいると思うよ。
[此方に走り寄って来た彼女に手を振り返しながら笑い掛ける。
周囲を見回す彼女の視線には、その意図を何となく察して。
一つ違いの妹は姉御気質というか、ぼんやりしている自分よりもしっかりしていると思う。
彼女の事は実の妹のように可愛がっていた。
勿論、自分もそれは同じだけれど。]
(22) 2016/ 9/20(火) 23時20分位[境内]
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