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二粒か、前より増えたかな。
[前向きに考えてみた。
視線が外に向いたのは不可抗力]
……寒いはずだ、雪が降っているな。
もしかしたら、今は、冬なのかもしれない。
[ちらちらと舞い落ちる六つ花を眺めながら、口元に手を当てる]
ねぇ、あなた。
私、あなたに伝えなければならないことがあった気がしますの。
[ちらちら舞い降りる白い欠片をぼうっと見つめたまま、一人ごちるように言った]
七夕は夏、桜は春、雪は冬か。
季節は進むどころか、遡っているのかもしれない。
いや、これが正しかったんだっけな?
[隅に詰んだままの、目と口をくり抜いたかぼちゃを手に取った]
うん、伝えたいこと? なんだい。
ツキハナさんがヌイを作れたり、
その人にヌイが食べられたりしたら困るな。
[暢気な声をあげる。
指先にかぼちゃを乗せて、くるりと器用に回した]
大したことじゃないから思い出せないのか、
思い出したくないから思い出せないのか、
それとも別の理由か、なんだろう。
……まあ、焦ることはないさ。
靴下は裏返しで洗濯籠に入れないで下さい。
みたいなことだったと思うんですけどねぇ。
[コタツに潜り込んで、ユウキをじっと見つめていた]
あなた、「愛」って何ですか?
[ネギヤの姿が見当たらないのに気付いて]
あ?あれ?ネギヤさん居ないです!?
[何故かなんとなく不安な気持ちになった]
戻って来ますよね?すぐにですね?
家族が居なくなるの、寂しい。……寂しいです。
[フォークをくわえながら俯いた]
ためらわないことさ。
[言ってから、見つめ返す]
難しい質問だなぁ。
俺にとっては、相手を想う事かな。
己の望みではなく、相手の幸せを、と――願う事。
[ツキハナのおっとりとした様子に、ホッとして]
そうですか。そうです!
すぐ戻って来ますね。問題無い。
[安心して、再び桃をもぐもぐもぐもぐ。でも、やっぱり寂しいのか、ツキハナの着物の裾を掴んでいる]
[きゅっと口を結んで、やがてゆっくりと開いた]
そう、ねぇ。
[ユウキの視線から逃れるように目をそらして、七夕の札を見やった]
願い事は、なんだったかしら……。
そうか、爺ちゃんか。
自分で言うのもなんだけど、私は爺ちゃんっ子だね!
ちかが寝込んで、兄ちゃんが漢で、桃缶大振る舞い?
うん、桃缶はいいよね…。
…。
[ツキハナに微笑まれ、我ながら子どもっぽいな……と少し赤くなるが、やはり、手は放せずに。けれど]
あ。おねーさん、おはようです。
[アンに気付くと、そっと裾から手を放した]
ああ、うん、パオリンおはよう?
[涙をみられたかもしれないと思うと
ちょっと頬を赤らめたかもしれない。]
どしたの?誰かがいなくなったの?
…ネギヤ…?
誰だったかな?思い出せない…。
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