151 藤色酔夢
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やだ、消えちゃった、の?どうしよう...
[人が 目の前で消えたのは 初めてで]
ね、行ってみましょう...シンちゃん。
[おろり もう一度 青年の手を引いた]
(18) 2014/05/03(土) 00:48:01[藤林]
[やはり探しては、いるのだと>>6>>10に目を伏せてしまった。]
不都合… ……っ。
[言葉に詰まる。
けれど、なんて優しい口調なのだろう。さながら春を思わせる暖かさ。
気づけば、僅かに涙が滲む。]
…もしも…。
咲く事を恐れる花があったら…。
六花さんは、笑います、か?
[顔を上げ、絞り出すように言葉を紡ぐ。
微かに鼻をすすって、再び目を伏せれば
藤の根もとに、雫が一つ。]
(19) 2014/05/03(土) 00:49:10[藤林]
[話の最中、不意に音が遠くなった]
────!?
[ふわり揺れる藤の花。
何かに弾き出されると言うよりは、裂け目から一枚隔てたどこかへと擦り抜けるような感覚。
ゆらゆら揺れる花が手に触れ、離れて行った]
(+0) 2014/05/03(土) 00:49:46[藤林・泉付近]
……、今のっ……
[落ちた、と。
感覚的に理解出来たのは知らず得ていた力によるものか。
傍では妹が、何してんの?と言わんばかりに瞳を瞬かせていた]
…杏奈、ちょっと来い。
[妹を手招きして傍へと寄らせる。
伸ばした手は妹の頭にしっかりと乗せられた]
やっぱり、なぁ…。
兎が言ってた”落っこちる”って、これか。
[頭に手を乗せられた妹は事態が飲み込めていないらしく、「?」を沢山飛ばしていた]
(+1) 2014/05/03(土) 00:49:51[藤林・泉付近]
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 00:50:00
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(05/03 00:50)
[そうして、近付いてみたら、不審者ばりばりの友人が、友人であることにも気付けたろうか]
[向こうから先に声をかけられでもしたら、あんぐり口が開いてしまうことは請け合い]
[そして、もう一人の青年>>17に、気付くのはいつ頃か?]
(20) 2014/05/03(土) 00:52:00[藤林]
[友幸の妹の話>>15はどこまで届いていたか。
ぽかん、としていた意識を引き戻したのは、手を引く感覚と、呼び声。>>18]
え? あ……はい。
[こくり、と一つ頷きながら、でも]
……あれ?
[薄紫の帳の奥。
そこから、誰かが呼んでいるような気がして。
視線は泉と反対の方へと流れていた。**]
(21) 2014/05/03(土) 00:52:23[藤林・泉の近く]
学生 シンヤは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 00:53:37
学生 シンヤが接続メモを更新しました。(05/03 00:54)
[どこかで 誰かが 呼んでいる]
<<咲かない、花...咲けない、花...>>
[おとの無い呟き 藤霞の 奥深く沈む]
(22) 2014/05/03(土) 00:56:24[藤林]
[急に言葉が詰まるしぐさと。
伏せられた視線(>>19)に、やはり言い過ぎてしまったと。
苦い味が舌に広がって。
これが罪でしょうか、と。問える人もいないまま。
眉尻をさげて真昼さんを見上げるけれど。
きっと向かい合うのはわたしの方が適していると。
きゅっと、手を握って。]
あの…掬子さ――っ…
[声を掛けるよりもわずかに早く。
かすかに見上げられた視線には。
薄らとかすみが掛かっているように見えて。]
(23) 2014/05/03(土) 00:59:35[藤林]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:00:45
[絞り出される声と言葉。
それは何を譬えているのでしょう。
でも、
だけどっ――]
(24) 2014/05/03(土) 01:04:34[藤林]
わらいません!
たとえ皆さんが笑ったとしても。
わたしは、わたしはっ…
[伏せられた掬子さんの視線を追って。
そっと差し出したハンカチには、花藤の刺繍。
代々花を愛で、愛す家に住むものですもの。
花がどんな思いを懐いたって。]
わたしはその花をまもってみせます!
[大切なお仲間なのですから。]
(25) 2014/05/03(土) 01:05:10[藤林]
[手を引いた 彼も 何かに呼ばれて>>21]
お水も、飲まないと、ね?
[ぽふり 一度だけ *頭を撫でた*]
(26) 2014/05/03(土) 01:08:22[藤林]
[泉の傍に集まる人々。
随分な人数が巻き込まれていたらしい。
進矢の姿も見えると流石に驚きの色が浮かんだ]
……見えてないんだなぁ。
[あの時の自分はどれだけ間抜けに見えたのだろう。
自分に奇妙な力が身についていたなど、考えもしなかった。
しみじみと呟いて、今居る空間に意識を凝らす]
(+2) 2014/05/03(土) 01:11:05[藤林・泉付近]
藤は見えてるけど、触れないな。
あっちに居た時と逆か。
………で、これ戻れるのか?
[植物園でもなく、先程まで居た場所でもない空間。
ここも『鍵』と『螺子』が見つからない限りは戻れないと言うことなのか]
こっちにあったりするのかね…。
[呟いて、困ったように頭を掻いた。
この場所は藤林よりも手がかりが無さすぎる]
(+3) 2014/05/03(土) 01:11:10[藤林・泉付近]
女優の卵 ツキハナは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:11:30
女優の卵 ツキハナが接続メモを更新しました。(05/03 01:14)
[一度溢してしまった雫は、後を追うようにふたつ、みっつ。
震える肩で悔やむのは、きっと理解されないであろう言葉を吐いてしまったから。]
(一緒に…。行くわけには…。)
[そう決断するのとどちらが先だったか。
霞む視界に差し出された、花藤の刺繍と、貫くような強い意志を込めた言葉>>25。]
……六花、さん…っ!……
[ありがとうと続ける唇は震えて、聞き取れるものとなったか定かでは無い。
今はただ、藤と一緒に揺れるだけ**]
(27) 2014/05/03(土) 01:26:54[藤林]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:34:19
高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 01:35)
[俯く肩が震えています。
きっと掬子さんの想うなにかが、涙としてあふれ出てきているのでしょうか。
なにかを、浄化するかのように。]
わたしに出来る事は、ハンカチを差し出すことと、花の想いを否定しない事。
それと――…
[何かを紡ぐ、音のない声(>>27)。
だけどきっと意味は少しくらいは理解した心算で。]
胸をかす事しか出来ません。
[拒まれなければ。そっと手を差し伸べ包み込んで。
ぽふぽふと。綺麗なおさげをあやすように*撫ぜた事でしょう*]
(28) 2014/05/03(土) 01:39:58[藤林]
……とりあえず、歩き回ってみるか?
[問いかけは傍らの妹へ。
肯定が返れば連れだって泉から離れ行く。
他に落ちた者が居ないかの確認も含めて、空間を彷徨ってみることにした**]
(+4) 2014/05/03(土) 01:43:39[藤林・泉付近]
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