189 あおいろ幻歌
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ヤン・パオリンくん……ほうほう、留学生さんか。
俺は、夏神善司、まあ、よろしゅうに。
[初音の紹介>>8を受けて、改めて名乗り。
彼女の疑問にむぅ、と唸って緩く腕を組んだ]
何人、来てんだろ、ねぇ……。
[少なくとも、把握している限りではこれで五人。
後どれだけいるのか、という思考は違う方向へと伸びるけれど。
それを表に出す事はなく]
(18) 2016/07/20(水) 07:54:03[海辺の街中]
……へ?
誰か通った?
[周囲見回した初音の言葉>>12につられるように、そちらを見て]
少なくとも、兎じゃない……よな。
[あれは歩いてなかったし、と。
呟きながら、そちらに向けて目を凝らす。**]
(19) 2016/07/20(水) 07:54:17[海辺の街中]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 07:55:40
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 07:56)
[それの現れ方は、またも唐突だった。
てんてん、てんてん。
マイペースで跳ねながら、目の前を横切ろうとしていた兎は、不意に耳をぴこりと動かして立ち止まった]
『あれ、今、空間揺らいだ?
あーあーあー……誰か、狭間に零れ落ちちゃったみたいだね!』
[こて、と首を傾げつつ、軽く綴るのはやはり、問題発言だった。
突っ込み>>13なんて気にしているはずもなく]
『んー、確かに空間自体は不安定だから、そーゆー事もあるんだろうけど』
『……『時計』の修復を望んでない力が働いてたりもするのかなぁ』
『まあ、とにかく、ちょっと急がないとまずそうだし、早めに『鍵』と『螺子』見つけてね!』
[どこまでも一方的にそう言い置いて。
兎は再び、てんてん、てんてん、と跳ねて、ふわりと消えた。**]
[☆業務連絡
兎との遭遇タイミングは皆様やり易いようにどうぞ。相変わらず多重遍在な上に時間軸も超越しております]
(#1) 2016/07/20(水) 07:58:44
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/20 17:29)
[歌が聞こえたと思い、歌詞を聞き取ろうと耳を澄ませたが、
どうやら勘違いだったようで。
民家の窓辺に吊られた風鈴が、遠くで優雅な音をたてるばかり。
海岸にいたときと違い、通りの照り返しの暑さは、
初音をげんなりさせた。
むぅ、と唸って緩く腕を組む和装のゼンジ>>18は、
この暑さが気にならないのだろうか。
初音の指さした方向――古びた佇まいの商店街のほうに目を凝らしている>>19けれども。]
(20) 2016/07/20(水) 18:03:01[町のどこか]
[ひとたび、背中を流れる汗の不愉快さを意識すると、
暑さがやけに気になってしまう。
自分が見たのは、本当に人影だったのだろうか。
そう思っただけではないのか?
いつもの幻覚だったのでは……?
不安になった初音は、ハンカチで嫌な汗をぬぐいながら、
周囲に視線を巡らせた。
無意識に助けを求めているのかもしれない。]
風鈴が……
鳴っているのは、どこ……?
風が吹いている?
[黒ずんだ板塀の上からも、朝顔がわさわさと緑の葉と蔓を伸ばしていた。]
(21) 2016/07/20(水) 18:10:07[町のどこか]
[ウミが抱く疑問の答えは唐突に現れた兎>>#1によって齎された]
やれやれ、ゆっくり探すのも難しいと言うことかの。
[相変わらず人の話を聞いていなさそう兎は一方的に言うと再び跳ねて姿を消す。
急いで探す、と言う行為は年寄りには酷な話であった]
『時計』の修復を望んでいない力、のぅ。
[引っ掛かったのはその言葉。
何を意味するのかは未だはっきりとは理解出来ていないけれど]
流れ行くものを留めてしまえば、淀むばかりじゃぞ。
[望まぬ何かに対して、諭すように呟いた*]
(22) 2016/07/20(水) 18:48:04[展望台]
[ウミが兎を見たのと同時刻。
飼い猫もまた、少女が消えた場所で同じ兎を見つけていた。
まるで飼い猫に聞かせるように呟いていく兎を、飼い猫は目を細めて見定める。
低い体勢でそろそろと近付いていき、距離を詰めたところで猫パンチを繰り出そうとしたのだが、それよりも早く兎が、てんてん、と跳ねた]
「……なぁう」
[飼い猫はしばらく兎を追いかけて行ったが、途中で消えられてしまい。
道路の中心に腰を下ろし、瞳を細めたまま尻尾で地面を何度か叩いていた**]
(23) 2016/07/20(水) 18:48:30[猫:駅前周辺]
灯台守 ウミが接続メモを更新しました。(07/20 18:48)
[付近の建物はどれも住宅らしいが、
控えめに見ても築50年……いや、もっと古そうな建物ばかりだ。
板塀、土壁、白い漆喰。
白壁の建物は昔ながらの土蔵だろうか。
故郷のK市の町並を思い出して、初音の胸は落ちつかない。
それに、朝顔も。]
(24) 2016/07/20(水) 19:05:34[町のどこか]
[パオリンやゼンジは何か話しているだろうか。
彼らの声が酷く遠のいたように思え、初音は慌てて手を伸ばす。]
まっ、待って……
[遠ざかる。
何もかもが。
初音の足はもつれ、
ふらつき、
よろよろと数歩進むのがやっと。]
(25) 2016/07/20(水) 19:07:15[町のどこか]
[揺れる自分の体を支えようと取りすがったのは、
朱色の円筒形――標識でも看板でもないそれを、
初音はぼんやりと眺める。
郵〒便
POST
白字で記されたそれに気づくまで、ずいぶん時間がかかったように思われた。
見上げれば、目の前の建物には「診療所」の看板が掲げられている。]
(26) 2016/07/20(水) 19:37:01[町のどこか]
─ 診療所 ─
[木製の飴色のドアは両開きで、
何度も乱暴に開け閉めされたのか、ずいぶん傷が付いていた。
ノブに手をかけたのは、深い考えがあったからではない。
ただ、本能的に涼しさを察知していたのかもしれない。
レトロな丸い形のノブを回して引くと、
予想したように、そこは待合室だった。
全体が三和土になっていて、靴を脱がずに待つようだ。
ドアと同じ飴色の木製のベンチは、ローカル線の古い駅のそれ。
白い天井扇がゆるゆると回っていた。]
(27) 2016/07/20(水) 20:31:21[診療所前]
[初音が一歩入ったとき、てんてんてんと視界を跳ねるものがある。>>#1
例の兎だ。
耳をぴこりと動かして立ち止まると、
意味深な独り言を残して跳ね、ふわりと消える。>>#1]
待って、どういう意味……?
[初音の問いかけには何の反応もないまま。]
『鍵』と『螺子』と言われても…
どうしたら、いいの……?
[後ろ髪を引かれるような感覚とともに、目の前が暗くなる。
自分の体が倒れていく自覚はなかった。**]
(28) 2016/07/20(水) 20:39:29[診療所]
学生 ハツネは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 20:42:06
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/20 21:00)
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 21:05)
[耳に届く歌声は、聞き覚えは無いもの。
だというのに、懐かしい─否、自分はこれを知って─…]
…なんで、誰が、これ…
誰が歌って…どこから、聴こえて…っ
やだ、どうして…!
[どれだけ歩こうと歌声は変わらず耳に届いてくる。
その声に気を取られているせいで、>>12>>19四辻の向こう人が何人か集まっているのには気付けなかった]
(29) 2016/07/20(水) 21:15:54[海辺の街角ふらふら]
[歌が聴こえる。
声が聞こえる。
海で出会った素敵なおじいさんおばあさんが観客になってくれて、
波の音を伴奏に、幼い自分と、──…二人でつくった、歌声が]
…聴こえるはず、ないのに…!
[無意識、叫んだ声は誰かに届いただろうか**]
(30) 2016/07/20(水) 21:18:06[海辺の街角ふらふら]
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