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だよな。
[眉根を寄せて答えるクルミにぽつり返す]
所詮噂だけどな。誰が言い出したかもわかんねーよ。
それよりも、お前らの方がちゃんと知ってるだろ。
なんか、いなくなっちまうような理由あったのか?
あいつ。
[早足で学校へと足を向けた。身にまとった制服は心なしか湿っている]
どこで、どうやったら傘なんてなくすんだ。
[昨日教室を出たときは確かに手に持っていたのだけど。思い返しながら、通学路をたどっていく]
[ひたすらに首を振って返答とする少女に、困ったように笑った。他にどんな顔をすれば良いかよく判らない]
別に詰問してるんじゃねえよ。悪かったな。
ただ、なんとなく気になっただけだ。あいつも。お前も。
心当たりがねえなら、俺もこのまま気にしておくよ。
お前は安心して赤子のように寝ろよ。
[外から聴こえてきた声に]
は、はーい。
今帰ります……!
[廊下に向かってそう答えてから、コウイチの顔をじっと見つめた]
本当に、何も知らないの?
安心ってことは、無事を、知ってるんじゃなくて?
やっぱ夏休みの学校って人少ねぇのな。
[校門の前で立ち止まり、ぽつりとつぶやく。それとも今朝耳にしたうわさのせいなのだろうか。夏休みに学校になぞ来たことのない自分には知る由もなかったが]
どっちでもいっけど。
[手持ち無沙汰に手を開いて、閉じて。最後に立ち寄った2階の教室に足を運んだ]
[じっと見つめられて、逸らしもせず見つめ返す]
悪かったな。本気で何も知らねーよ。
無事かどうかも知らねえ。すげえだろ。
ただ心当たりがねえなら探しておいてやる。
と思った。
[返って来た声は二つとも、ナオにとって聞き覚えのあるものでした。中に入ろうとしたところで、歩んで来る人影が目に入ります。]
あれ。……ええと。
雨彦くん、だっだっけ。
[ナオは水難で有名な彼に、(間違った)名前で呼びかけました。]
[視線を合わせられると、ゆるりと逸らした]
ないよ、心当たりなんて、一個も、ごめん。
[もう一度顔を見上げてから視線を外に向けて、ぼそっと口の中で呟いた]
違うってなに。
[昨日入った教室の少し先。扉の前にたたずむ人影を目撃する]
あれはー…。
[考えてみるが名前が出てこない]
先輩、うちの教室になんか用っすか?
……謝ることじゃないだろ。
ただお前が、なんだ。上手く言えねえ。
[適した言葉を思い浮かべることができず、口ごもった]
とりあえず別に何があっても誰も責める気はねえよ。
……いや、泣かしてるぽかったから。
[先輩が誤解するとあれだろ。と弁解した]
ん、ちょっとね。
知的好奇心……かな。
不謹慎だとは思うけれど。
[遠回りな言い方は、タカハルにも、例の噂を思い起こさせるでしょうか。]
ああ。高晴くん。ごめん、ごめん。
傘を握っているイメージが強いから。
[普段通りの笑顔の上、大して反省していない様子で返してから、ナオは教室の内へと視線を向けました。]
ああ。……ええと、昨日の。
ううん、そういう訳でもないよ。
[覗き込んだタカハルにも、よー。と挨拶]
部活でもないぞ。俺は帰宅部だしな。
愁嘆場でもない。なんつうか。なんだ?
……トークだよ。
[自分でも自信なさげに]
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