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スパイっつっても、何が目的なんでしょうね。
博士捕まえようとするならわかりますけど。
あ、アンさんもお茶飲みます?
[言いながらポットに近づいて]
これ何か出悪くないですか?しょぼしょぼ言ってますよ。
助手せんせーなんて一人二人捕まえたってどうにもならないだろうし。
[茶化した口調で言い、急須にお湯を注いでしばらく待ってから湯飲みへ注ぐ]
…あぁ、そうですか。
バイトも登録してあるとはご丁寧なことで。
[やれやれと肩をすくめて茶をすする]
セキュリティの監視を依頼するってことは
研究所自体はスパイの存在は前から気づいてたのかな。
アンさんだっけ、何か聞いていない?
[ハツネがお湯の出が悪いと言うのが聞こえてそちらを見て]
そうかな?
さっきはそうでもなかったけど…
ま、僕を捕まえてもしょうがないってのは同感だね。
[ハツネの茶化すような口調に同調したように笑って、
手にした湯呑みの茶を*すすった*]
そうそうルリちゃん。
これくらいのちっちゃい子。可愛いですよー。
ロボットなのに勤め先の院長先生に恋心抱いちゃったみたいで。
どうですかこういう話は?
[情報がという話>>26には肩を竦めて]
博士一人がロックしたに等しいんだから、そのうち突破されるかもしれないですね。
どんなことになってるのか知らないけど。
[自分の分の湯呑みも手にして*口に運んだ*]
演奏ロボ 立花 ハツネは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
――停止直後は、機能バランスが悪いわね。
[かたかた][体内で機械的な音がする。]
[微調整のさ中、古い記録がほんの一瞬再生される。]
遠い記録
[老人を車椅子に乗せ、食事の世話をしていた。]
[スプーンで粥を掬い、ふーふーと空気をかけて適温まで冷まし、老人の口元へもっていく。]
「オトハ、どうか無理をしないでおくれ」
[不意にシワだらけの手が、スプーンを持った自分の手に重なった。]
無理なんて、してませんわ。マスター。
[笑みを作り、どうぞ? とスプーンを老人の口元へ寄せた。]
「そうかね。私には、無理をしているように見える」
[老人の瞳は悲しさをたたえていた。]
そんな顔をなさらないで。私の仕事は、マスターに笑っていただくことなのですから。
修理室
[体内の機械音が止み、微調整が終了すると同時に、記録の再生も終了した。]
―私は、もっとがんばらなくてはならない。マスターに笑ってもらうために。
スパイを見つけて差し出したら、そのご褒美に新しい機能を付けてもらえるかもしれない。
[うん、と頷いて、ハツネを追いかけて廊下へ出た。]
[ハツネの後を追うようにして、廊下を行く。見知らぬ女性とハツネが話しているところを見かけ、声をかけようとしたが、二人が検査室へ入ってしまったので、追いかけて検査室に入った。]
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