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時計…?思い出…?
[一方的なうさぎの言葉。
何故うさぎが喋るのだろう、そんな事すらすぐに疑問として浮かんでこない程に、彼女の頭は混乱していて。]
ワスレモノ…?
[その言葉に、ひっかかりを覚えて、口から零れた言葉は僅かに掠れている。
ロッカはどうしていただろう。
そっと、海へと目を向けた。
そこに見えた海の景色は、先程まで見えたものとほんの少しだけ、違っているように見えた。**]
[直後]
―――っ……!!!
[耳を衝く破砕音に身を竦めた。
回る。ぐるりと、身体が……世界が。]
………。
[三半規管の異常に堪えつつ目を開けた時、チカノはまだ近くにいただろうか、それとも。
いずれにせよ目の前に時計を持った兎が鎮座おわしているのに気付くまでには少々時間を要したのだった。]
─公園傍の道─
あ、消えた。
[そうしているうちに一方的なお話は終わり、ウサギは去る。
なおも何度か瞬きをして]
いやーびっくりした。
……喋るウサギの幻覚とか、オレ疲れてんのかな……
[キンキンとした声は未だに耳に残っているが、無理矢理そう思い込もうとする。
頭を緩く振って立ち上がり]
/*
PCたちは全員、過去にあった『何か』を忘れている。
忘れた事自体を忘れているのだが、その『何か』は大事なものであり、心のどこかでもう一度向き合いたい、と願っている。
その思念が一箇所に集まり、固まった事で、前々から軋み始めていた『想い出を刻む時計』が壊れてしまい。
管理者である時計兎によって、修復のために忘れ物を探し出せ、と無茶ぶられる事になった。
・狐
過去空間に飛ばされた際の衝撃で、時計兎の力を強く持ってしまったもの。
宿した力が強いため、当人の意思に関わりなく向けられた力を弾いたり、或いは、向けられた力から何が何でも逃げようとしてしまう。
忘れないよーに設定メモ。
/*
あ、でもそっか。
狐って名前だと初めてだけど、妖魔と同義なんだよな。
妖魔ならやったことあるわ、ってかあれもランダ村だったな。
……ってか、あれ。
こんな、人少なかったっけ……?
[辺りは妙に静まり返っていた。
今いる道を見渡しても、賑わっていた筈の公園内にも、人影が殆ど見当たらない]
[自分もだいぶくらくらしているが、具合が悪い者が目の前にいればそちらが優先されるというもので]
ん、無理なく無理なく。
力は抜いてね、その方がラクになるから。
背筋伸ばした方がラクだから、そこのガードレールに寄りかかって……。
[穏やかな口調で言いながら、道路の端を振り返り]
……え?
[異変に気づいた]
……ここのガードレール、こないだの再開発で全部取り替えた、よな?
[ついさっきまで見ていたのは、黒のガードレール。
けれど、今そこにあるのは、錆の浮かんだ白のガードレール。
よくよく見れば、アスファルトもでこぼことして、割れ目から草が生えている。
そのでこぼこ加減には、見覚えがあった。
学生時代に、通った道──それ、そのもの]
……なん、なんだよ、コレ。
[状況に理解が追いつかず、呆然とした声がもれる。
ただ、それが普通の声でない事には、気づかずに。
ついでに、それがどこかに届く可能性にもまだ気づいていない状態で]
……ナニコレ?
タイムスリップとかってヤツ?
─ 公園傍の道 ─
確か、あの店10年前に建て替えてて…。
………俺夢見てんのかな………。
でもさっきまでちゃんと起きてて…。
[瞳を閉じ、空いた手で顔半分を覆って考え込む。寝ていないなら夢を見るはずは無い。あーでもないこーでもないと思考を頭に巡らせ、ふと兎の言葉を思い出した]
…『元の時間』に、戻れない…?
いやでもそんなはずは。
……けどそう考えると合致はする、なぁ……。
[あれこれ考えて、しばらく、うーんうーん、と唸っていた]
[この街に住むようになってから、まだ2年しか経っていない。
けれど、毎年夏はここの海に泳ぎにきていたからその前から知ってはいて。
祐樹に言われた通り見た場所には、懐かしい色合いのガードレールがあった。]
なん、で?
祐樹もそう思うか?
あの雑貨屋、確かに10年前に建て替えたんだよなぁ。
今じゃもう汚れも目立ってて、当時の面影皆無だけど。
それが真新しいままって……。
………………………。
[聞こえて来た聞き慣れた声に、考え込んだまま声を返す。傍に居なかったはずの相手の声。電話を繋いだ記憶も無い。しばし長い沈黙が訪れた]
……あれ、祐樹、いつの間に来たんだ?
[ようやくそのことに気付き、疑問を投げかける]
― 駅前公園 ―
……あの頃?
[自分で思った言葉に引っかかって、声に出す]
あー。過去にタイムスリップした?
そんな映画みたいな話。
[笑ってみるが、頭にストンと落ちついた]
あるわけない、のになあ。
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