189 あおいろ幻歌
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[パオリンやゼンジは何か話しているだろうか。
彼らの声が酷く遠のいたように思え、初音は慌てて手を伸ばす。]
まっ、待って……
[遠ざかる。
何もかもが。
初音の足はもつれ、
ふらつき、
よろよろと数歩進むのがやっと。]
(25) 2016/07/20(水) 19:07:15[町のどこか]
[揺れる自分の体を支えようと取りすがったのは、
朱色の円筒形――標識でも看板でもないそれを、
初音はぼんやりと眺める。
郵〒便
POST
白字で記されたそれに気づくまで、ずいぶん時間がかかったように思われた。
見上げれば、目の前の建物には「診療所」の看板が掲げられている。]
(26) 2016/07/20(水) 19:37:01[町のどこか]
─ 診療所 ─
[木製の飴色のドアは両開きで、
何度も乱暴に開け閉めされたのか、ずいぶん傷が付いていた。
ノブに手をかけたのは、深い考えがあったからではない。
ただ、本能的に涼しさを察知していたのかもしれない。
レトロな丸い形のノブを回して引くと、
予想したように、そこは待合室だった。
全体が三和土になっていて、靴を脱がずに待つようだ。
ドアと同じ飴色の木製のベンチは、ローカル線の古い駅のそれ。
白い天井扇がゆるゆると回っていた。]
(27) 2016/07/20(水) 20:31:21[診療所前]
[初音が一歩入ったとき、てんてんてんと視界を跳ねるものがある。>>#1
例の兎だ。
耳をぴこりと動かして立ち止まると、
意味深な独り言を残して跳ね、ふわりと消える。>>#1]
待って、どういう意味……?
[初音の問いかけには何の反応もないまま。]
『鍵』と『螺子』と言われても…
どうしたら、いいの……?
[後ろ髪を引かれるような感覚とともに、目の前が暗くなる。
自分の体が倒れていく自覚はなかった。**]
(28) 2016/07/20(水) 20:39:29[診療所]
学生 ハツネは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 20:42:06
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/20 21:00)
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 21:05)
[耳に届く歌声は、聞き覚えは無いもの。
だというのに、懐かしい─否、自分はこれを知って─…]
…なんで、誰が、これ…
誰が歌って…どこから、聴こえて…っ
やだ、どうして…!
[どれだけ歩こうと歌声は変わらず耳に届いてくる。
その声に気を取られているせいで、>>12>>19四辻の向こう人が何人か集まっているのには気付けなかった]
(29) 2016/07/20(水) 21:15:54[海辺の街角ふらふら]
[歌が聴こえる。
声が聞こえる。
海で出会った素敵なおじいさんおばあさんが観客になってくれて、
波の音を伴奏に、幼い自分と、──…二人でつくった、歌声が]
…聴こえるはず、ないのに…!
[無意識、叫んだ声は誰かに届いただろうか**]
(30) 2016/07/20(水) 21:18:06[海辺の街角ふらふら]
合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/20 21:18)
[兎が消え、展望台には再びウミのみが残る。
しばし海岸線を眺めていたが、深く息を吐いた後、ゆっくりと腰を上げた]
海守の言葉から察するに…誰かが持っていると考えるのが妥当かのぅ。
ここで根を張っとる場合じゃあなさそうじゃな。
[一度背筋を伸ばした後、後ろ腰に手を添えた体勢で展望台の外へ。
海岸への階段を下りるのは辛いため、そちらへは向かわず。
緩やかな坂になっている通りへと歩みを進めた。
どこに誰が居るかなどの当てなどないが、ただじっとしているよりは誰かに会える可能性があるとみてのこと。
ただ、歩みがとてもゆっくりであるのは、如何ともしがたいところだった。
しばらくは休みながら通りを歩いて行く*]
(31) 2016/07/20(水) 21:19:18[展望台→街の通り]
灯台守 ウミが接続メモを更新しました。(07/20 21:19)
[ここに呼びこまれた基準はわからない。
わからないが、複数人がここにいて。
兎の頼まれ事を果たそうとしている者が少なからずいる、という予想は、何となくありがたくなかった]
……取りあえず、探し手が減れば、時間は稼げっかねぇ。
[ぽつ、と零れた呟き。
人が減れば、見つかるまでの時間は稼げる。
その間に、理由が知れれば、と。
そんな想いが込められたそれは空間に作用して。
一人佇んでいた少女に影響を及ぼす事になるのだが、そこの自覚は今の所ないままに。*]
(*0) 2016/07/20(水) 21:32:35
[暑さが気にならないわけではないが、夏向きの仕立ての着流しのお陰で救われている部分は少なからずある。
ともあれ、示された影を見極める方に意識を向けていたから、初音の様子>>21にもすぐには気づけずに]
……て、お?
[は、と気付いた時には、その姿は離れ始めていて。>>25]
ちょ、ちょっと!?
一体どしたのっ!?
[呼びかける声は、届いていないのか。
突然の事への戸惑いが先に立ち、すぐには動けなかった]
(32) 2016/07/20(水) 21:32:52[海辺の街中]
……さてさて。
こりゃ、どーしたものか。
[初音の事も気になるが、聞こえてきた叫び>>30の方も気にかかる。
パオリンはどうしていたか。
いずれにせよ、動き出す前に彼女に投げるのは]
……ところで。
俺、ここに来てからずーっと誰かが歌ってんのが聴こえてるんだけど。
君も、きこえてたりする?
[ここに来てから、ちょっと気になっていた事を問う言葉。*]
(33) 2016/07/20(水) 21:33:08[海辺の街中]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 21:35:12
[それは傍目、老人の散歩のよう。
それもそのはず、目的はあれど当てはなく、散策しているも同然だ。
時折塀の上などに視線が向くのは、飼い猫の姿を探すため]
……うん?
[遠い耳に聞こえた叫び声>>30。
距離までは測れないが、方向は掴めそうだ。
ゆっくりとした足取りで声が聞こえた方へと歩み寄る]
(34) 2016/07/20(水) 21:37:51[街の通り]
どうしたね、お嬢さん。
[それらしい姿を見つけた時、明るい色の髪をした少女はどうしていたか。
ひとまず声をかけてみる。
特徴的なその髪色、以前もどこかで見たことがあるような気がした*]
(35) 2016/07/20(水) 21:37:58[街の通り]
灯台守 ウミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 21:39:31
『―――…蒼井…、』
[耳の奥に、“彼”の声が響いた気がした。
ふわり、漂う風に乗って
はらはらと思い出の破片が降り積もるようだった。
海に見蕩れて、暫く。
ここは違う場所。懐かしさを覚えたって、違う街。
取り敢えずは今のことを、何がどうなってるのか解らなくちゃ
本当に帰れなければ困ってしまう。]
引き返して、また道を。
少しだけ違う道を選べば、繋がる先は本当に知らない場所だった。
取り敢えずは街並みが広がっていて、それは穏やかで。
あまりに静かだった。]
(36) 2016/07/20(水) 22:10:28[児童公園]
…誰も、いないみたい
[耳を澄ましたって車の音も、子どもの声も聞こえなくて。
静寂に飲まれたそれは、時が止まっているようにさえ感じられた。
本当にどこ、と辺りを見回しながら
ほんのり安堵の息をついたのは、漸く見つけた人の姿に
見慣れた着流しを見つけては、まだ遠いうちに声を上げて。>>32>>33]
ゼンちゃん!
[小走りに駆け寄る。
見知らぬ姿が近くにいたなら自己紹介を。
何がどうなってるの、と頭は疑問符でいっぱいで。*]
(37) 2016/07/20(水) 22:11:16[児童公園]
翻訳家 モミジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 22:13:28
……はぃ?
[不意に聞こえた、馴染んだ呼び名。>>37
思わず惚けた声が出たのは許されろ、という所]
……ありゃま、モミちゃん。
ここにいる、って事は、君も兎被害者?
[その言い方自体はどうか、と思わなくもないが、ここまで来るとそう言っても許されるんじゃなかろうか。
そんな気分で問いを投げつつ、同時、これで六人、と脳内カウントを増やす。*]
(38) 2016/07/20(水) 22:18:02[海辺の街中]
[叫びに含むのは、取返しのつかない想い。
なんで、どうして。
気持ちが抑えられなくて、溢れ出して。
自分のそれを遮ったのは、てんてん、と跳ねる音]
………、…え…
おち…た…?
[>>#1軽い口調とは裏腹、非常事態が更に輪をかけて転がっているらしい、と。
気が付いた時にはやはり、既に兎は跳ねて彼方に消えていた]
(39) 2016/07/20(水) 22:21:16[海辺の街角ふらふら]
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