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アン…しっかりしてよ…!
[アンを支えて声を掛け続けている。
部屋に入ってきたハツネに。]
ハツネ……
たすけること、できる…?
胸、撃たれて…生体部分と機械部分があるみたいで、どうなってるのか、ルリじゃ、よく、わからなくて…アンが……危険な人じゃ、ないんだよ…ハツネ。助けるの、できるの……っ?
[見下ろしてくる形のハツネを見上げて。]
私の邪魔をしないって約束するなら、せんせーに頼んであげるよ。
[答えを待たずにアンを抱え上げようとした。
手も足も、血に滑る]
ルリちゃん手貸して。
背負って運んだ方が早いと思う。
さぁ、どうだろうねー。
[よいしょ、と立ち上がって、邪魔そうにネギヤを避けていく]
あの人、死んでないよね……?
[口先だけ]
[手を貸して、との言葉に]
うん…!
[上手く支えることはできないが、それでも必死に支える]
……このままじゃアン、連れて行くうちにどんどん消耗しちゃう……ルリと繋いだら、生命維持装置の補助とか、できるかな……
[ポケコンと繋がった、開いたままの腹部を見て。]
ルリちゃんと繋いだら、爆発するんじゃないか?
[さっきの光はルリの仕業なんだろうなーと思いながら。てくてくと]
ああ、そうだルリちゃん、ごめん。
ブレスレット壊れちゃった。
[アンを背負っているから、手首を見せることは出来ず。
階段に難儀しつつも、検査室まで百万馬力で頑張るハツネであった]
護衛機能は一度使ったら一日くらい開けないと使う事できないから、爆発なんてしないよ…多分…今、通常時と違うから言い切れはしないけど……
[アンを背負いながら階段を上るハツネを必死で支えつつ]
ブレスレットが、私を護ってくれたのかもしれない。
……もう一つ謝っとこうかな。
ルリちゃんを捕まえるよう仕向けたのは私。
[検査室の扉をくぐる前に、ルリに微笑んで見せた]
壱乃宮せんせー、ユウキ先生ー。
アンさん大変だから助けてあげて。
…どーして、ルリを捕まえたの?
お腹が普通だったら、ちょっとピリってくらいしかできないのに?ルリは「イヴ」を動かすキーも技術も何もないのに?
[微笑んだハツネに、本当に不思議そうに問い。
ハツネと一緒に検査室の扉をくぐり]
純太!ユウキ!アンが大変なの…!助けて…!!
[背負ってきたアンを診察台に寝かせ、汚れた制服を眺める]
邪魔されそうだったから。
[顔を見ずにルリ>>35に答え、長い溜め息を吐きながら椅子に*腰掛けた*]
「記憶データあるじゃない?あれ入れてバグるのって容量の問題らしいよね。この前メンテナンス行ったら、その話で盛り上がってさー」
レンがそう言ったのは、公園から駅までの道を歩いている時だった。
イヴに関連することを雑踏の中で話すことは、いけないことのような気がして、緊張したものだ。
「そうなんだ」と答える私の声は、小さかったように思う。
「私達と製造日近いのに、会っちゃダメって言われてた子いたの覚えてる?」
商店街を歩きながら、レンは言った。
「ああ。あの人、私より高いヴァイオリン使ってるらしいじゃん。むかつくー」
「あの子も誘ったからよろしくね。イヴを捕まえるぞ大作戦」
その時、私はレンが何を考えているのかわからなくなった。
アンさん……
[ハツネとルリが抱えてきた姿を見て、一瞬愕然となった。むき出しになった機械、流れ落ちる血液。]
[2人からいきさつを聞き、聞こえていた地下からの声と照合して、状況を把握した。]
私の部品とプログラム、使えるかな。
[うなじに手を回してカバーを開け、アンの機械部につなげた。]
すみません、バックアップをお願いできますか?
[ジュンタやユウキに一部コマンド入力操作を頼み、セミオートでアンのプログラム解析を始める。]
[流れ込んでくる、膨大な『情報』]
……これが、、、、『心』……
[かたん][処理が間に合わず、運動機能を司るCPUも解析に回したため、糸のきれた操り人形のように身体から力が抜けてうずくまる。]
……なんて、広い、そして、深い……。
[目からオイルが滴る。]
[すっかりくつろぎなおしている。暢気]
お帰りー。
[アンを助ける流れに。えーって顔]
愛情を注ぐ相手はね。
ひとりだけにしてるんだ。おれ。
[じゅんたは意外に根にもつタイプだ]
ウィルスでハツネと同期しているオトハがアンの機械部に直接接続しちゃった。
職場のコンピューターに自宅から持ってきた記憶媒体を挿しちゃいけませんとかよく言うよね。ウィルス持ってて感染したら大変だからとか言うよね。
オトハとハツネと同期してるはずだからー…
……アンが助からなかったら、ハツネとオトハ、どーなるんだろ。
どーなるんだろ。
ルリ、専門知識がないからよくわかんないよ?
[じいっ、と純太を見る。]
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