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[>>20 ネギヤ邸へと入っていく髭の男性。
村の人が夏祭りの話をしにきたのだろうと思い、挨拶にはぺこりとお辞儀を返したが]
え? 村の人じゃないの?
[>>25 青年の言葉が聞こえて少し不安げな表情。
戻ってきた髭の男性に、警戒と興味の混ざる視線を向けた]
おにいちゃんも今度一緒にやろうよ。
リバーシならおにいちゃんもきっとおじちゃんに勝てるよ。
[ネギヤがハンデ代わりに自主的に縛りを設けていることなど知るよしもなく]
セバスティアーノは全然甘くないんだー。
甘い綿菓子は夏祭りで買えるってママ言ってたよ。
[楽しみで仕方ないというように目を輝かせ**]
まだ昼前だってのに・・・あちーぃ
[アイスキャンディを口にくわえた少年が境内へ続く道を歩いている]
[蝉時雨の中 青い空を仰ぎ見た。]
あれ、もう櫓の組み立てが始まってるじゃん
祭りも近いなぁー♪
[しばらく 興味深く 櫓が立っていく様子を見ていたが]
あ---熱くて眩暈しそう〜
[情けない声を上げると サンダルを引き摺る音を立て 日陰を求めて境内へ*移動する*]
[木陰に座って アイスを舐めながら]
うーん 祭りには 中学校ん時の 皆来るだろうなー。
懐かしいやつにも会えるかもしれん・・・
女子も浴衣でくるかもしれんなー
[一人言をいいながら。
同じく日陰で涼んでいるネコをみつけると 撫でたりじゃれたり*している*]
―学校からの帰り道―
[学生鞄を小さく揺らし砂利道を音を立てながら歩く。
照りつける太陽を手で遮ってから木陰に隠れるように身を寄せた。]
もうすぐお祭り…。
………またひよこ売りとかあるのかな…。
[ぽつり呟く。
こんな田舎、買わなくたっていっぱいいるのだけれど。]
アレ…嫌い。
[空を仰ぐように見てから。
木に凭れてごねるように呟いた。]
…………。
[暫く休んだ後でまた。
砂利道を音を立てて歩き出す。
学校のうさぎたちには餌はやった。
帰るだけなのだけど寄り道したくなり。]
…………。
[別に行くアテもなくふらふらと。]
―駄菓子屋―
[駄菓子屋を見えたので近づく。
アイスを買おうと思ったが。
好きな味は売り切れてしまったのだという。]
そっ…か…。
ううん、ごめんね、おばちゃん。
[残念そうに呟くと謝られるから同じように謝ってから。]
じゃあ、氷に…する…。
ありがとう。
[いちごの氷を駄菓子屋の前で*つつく。*]
ここでおまつりしてるのは何だったかしら。
[記憶を辿ってみるが曖昧なばかり。
強い陽射しの中、ついでとばかりに境内の砂利を踏み進み、拝殿に向かって手を合わせた。]
[それから木陰へ移り。
ポケットからメンソールの煙草の箱を取り出したところで、猫と戯れる男子学生が視界に入った。]
あら……?
久しぶり……かしら、こんにちは。暑いわね。
うふふ、ここのヌシ……猫様とお友達?
[そう声をかけ、
神社にいついている毛むくじゃらへ視線を向けた。*]
……いや、それじゃ意味ねえ。別に、おっちゃんに勝つことが目的じゃねえんだ。こいつじゃねえとな。
[脇に抱えた碁盤を軽く指し示す]
夏祭りか。もうじきだったな。あの人も祭りの関係者かね。
[髭の男性に聞こえるくらいの声を出した後、少女に向き直る]
ネギのおっちゃんも忙しそうだし、今日の所はお暇するか。
この辺見たいなら、案内するぜ?
[エビコから話掛けれらて]
ちわーっす。
・・・エビコのおば・・・・・・いやおねいさん。
[何度も教育的指導を受けていたので直ぐに言い直す]
このぬこ 主か?
そういえば このぶたにゃんこって 小さい頃からずっとこの神社にいるもんなぁ・・・。
[そういいながら・・・太った脇腹をむにゅむにゅ撫でる]
ああこいつとは とも達 友達、なんでも話せる大親友
[笑って*いった*]
[>>37 青年の言葉を、わかったようなわかってないような表情で聞いた後、]
男の意地、というやつなのね。
[したり顔で言って頷く。聞き覚えた言葉を使ってみたいお年頃。]
お祭りになるといろんな人がくるんだねー。
[髭の男性をちらちら気にしていたが、青年の申し出にはパッと顔を輝かせて]
ほんと!? 行く行く、連れてって!
おじちゃーん、おにいちゃんとお散歩行ってくるねー!
[家の方に大きな声で呼びかけて。
弾むような笑顔で青年を見上げた]
[>>38 ペケレがこんぺいとうを口にする様子を嬉しそうに見守り]
おじちゃんならお祭りや村の歴史にも詳しいから、
おはなし聞かせてもらえると思うよー。
[こくりと頷いた]
そんな所かな。
それに相手が強ければ強いほど、倒し甲斐があるってもんだ。
[空いた指が鼻の下をなぞる]
知らない人に声かけられてもついてっちゃだめだぞ。そんじゃ、行くか。
この子ちょっくら借りてくぜー!
[家に向かって大声をあげ、意気揚々とネギヤ邸を後にした]
あそこが田中さん家。でっけえ犬がいて、無闇に近づくといきなりがぶって咬まれる。歯型がつくと一週間は消えねえから覚悟しとけ。向こうの家が菊池さんだ。婆さんの話は長いが、機嫌のいい時にはお菓子をくれることもある。
[道の脇にひっそりと佇む地蔵の前に来ると、碁盤を道に置いて手を合わせた。また碁盤を拾い上げて]
この道を真っ直ぐ行くと、夏祭りの会場に着く。
そこを曲がると駄菓子屋がある。品揃えはまあまあなんだが、油断してると欲しい物はすぐ売り切れるという恐ろしい店だ。
[安いもんなら奢ってやると、ポケットの小銭を*鳴らした*]
[かき氷をつつきながら、ぼんやりと空を見上げる。
大きな雲がほんの少しでも影を作ればそれが嬉しくなる。
雨が降るのも嫌いじゃない。]
今日は夕立降るのかなぁ…??
[口を開けて空を見上げていると、溶けたいちごの氷の一部が地面に雪崩れた。]
………………うわぁ…。
[ショックと声のトーンは明らかに示していた。]
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