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[次々と火が点る松明を眺める。]
どうだろう。
松明の明かりの中で花火を打ち上げても目立たないからな。
若旦那のとこに花火の寄付金の話、来なかった?
[ゼンジに話題を振る。]
[そのままぼんやりと岸に佇んでいたが、
いつしか太鼓の音が消えたのに気がつく。
水上を見れば本土へ戻る手漕ぎ舟がいくつか。]
あれ、もう本土にもどんのかい。
いいのかね、あっちにいる連中は残ってて…
なくなっちまうぞ。舟。
先生とか絶対わかってねえだろうなあ。
エビコさんとか、ばあさん大丈夫なんかな。
うちの殺したって死なねえのとは、違かろうし。
一応聞いてくっかな。
[一艘の舟に確保する意味で上着をかけようとするが、
先ほどの全裸少年に投げたのを思い出し]
あぁ、ねえや。涼しいわけだ。
…これで全部持ってかれたらあたしゃしらねえよ。
[めんどくせえなあ、とかぼやきながら宿舎へ向かう。
途中でギンスイを見かけると、
軽く手を挙げて挨拶をする]
[宿舎に着くと]
おおい、舟どんどんでてっぞ。
今年はなんかみんな戻るのがはええ。
先生とか、全裸少年とかはこっちいてていいのかい。
わけえのとか、エビコさんとかも戻るつもりなら
早くしねえとあいつら容赦ねえから舟なくなっぞ。
…ああ、ありゃ、もうねえかな…
[窓から日の沈む岸の方をまぶしそうに見、
新たに島を出る舟を*見て*]
[ゼンジに手渡された浴衣に袖を通す。サイズはぴったりで]
…にあう?
[にっこりと微笑み、両手を上げて自分の着ている浴衣を見下ろしている。宿舎の外へと散歩に出かける少年の背中に、興味深げな視線を向けた]
[上着を貸してくれた男に声をかけられると、手にした上着を手渡し]
ありがと…
[ぺこりとお辞儀をする。宿舎の外に出ると、出て行く舟を眺めていた。外の風が*心地よかった*]
そやそや。
昨日売ろうと思って作った藁人形やら松明の売れ残り、あとで燃やしに行かんとあかんなぁ。売れ残りやけど、神さんに捧げたら少しはご利益あるかもしれへんし。
…それにしても、売れ残りは嫌やわぁ、まったく。
[ぶつくさいいながら、藁人形をまとめて袋に入れている]
[袋に藁人形を入れていく。全部で11体の藁人形。
そして、1つの人形に目が留まった]
あれ?これ失敗して藁の量多いやん…
なんか丸々してて、ネギヤ兄さんみたいな顔してるわー。
[くすくす笑いながら、袋に入れた]
[しばらく外の空気に触れた後、足元の猫と共に宿舎へと入る。目の前にお茶を置かれるが、1杯10万円と聞いて、悲しそうに目を伏せた]
…ひと?
[袋に詰め込まれる藁人形を、不思議そうに眺めている。]
[松明の明かりをぼおっと見つめていたが、]
はな、び?
[その単語を聞くと、何か思い出したのだろうか、きらきら目を輝かせた。やがてカルメ焼きの香りに、鼻をひとつ動かす。]
[熱々のお茶を前にして、イマリの冗談を受けて]
はい、お茶代の一万分の一。
[ポケットから取り出した一口チョコを、イマリに渡そうとする]
[ホズミの視線を追って、海の方向に目を向けると、出ていく舟が見える]
娘を置いていくとはひどい親だ。
育児放棄というやつだな。
テストに出るから覚えておくように。
[押入に隠れていたことを棚に上げて悪態をつく。]
[昼間はしゃぎすぎたのか、おはぎを食べながらうとうとしていた]
ふわ。……あれ?
[目覚めると、何故だか頬が濡れているのに気付く。いつの間にか泣いていたようで]
なんでだろ。
久しぶりにお母さんの夢なんか見たからかな。
[目元をごしごし]
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