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ちょっと、待てって。
探索に行くなら、俺も行く。
[歩き出すレンを見るとそう申し出た]
ポルテさんは……此処に、残りますか?
こういうのは一番経験があると思いますから、ついてきて貰っても。
ひとまず、一人にならない方がいいと思うんです。
[ポルテにはそう確認しておき]
犯人が人目につかず潜めそうな場所ってどこだろうね。
山荘はそんなに広いわけでもないし、外は嵐だし、結構限定されるはず。
屋根裏か押入れか、どこかの小部屋?
もしかすると[手のひらの上]かも。
ミステリーだと、地下室か隠し部屋がどこかにあるのが定番?
手のひらの上だったらいいな。
もう逃れられないぞ、観念しろ!
っていう。
[トイレ]なんかは隠し扉とかありそうだったけど。
[居間]とか……
と、屋根裏ならあったっぽい。応接間の隣の納戸から昇るの、猫探してる時に見つけた。
[銀の部分も大分錆びている指輪を放ったり受け止めたりしながら、レンやダンケと共に屋敷を歩いていく。過ぎる部屋はいちいち確認しつつ]
掌サイズ……妖精の仕業だね。トイレに隠し扉って、覗きは犯罪だよ。
じゃ、屋根裏行ってみようか。自由に移動できるなら、そこに潜んでるかも。懐中電灯必要かな。
ゲンちゃん、その指輪は何?
妖精……の置物はどっかで見たな。
いやん。覗きだなんて、レンのえっちー。
まあ、男がさだめしスケベというのはともかく。
だな、屋根裏に行ってみるか。昇ってみてはないから。
すげー暗そうだったから、ある方が便利かも。
[レンに、指輪について聞かれると]
ん、ああ。昔彼女にあげる予定だった指輪。
婚約指輪ってやつ?
それは否定しない。
男はスケベであってこそ自然なもの!
そこを認められるか否かが大人と子供の分かれ目だ!
優しく上品に見えるダンケさんだって、実はスk
いや、すみません。
[びし、とダンケを指差したが、すぐに謝っておいた。懐中電灯の件には頷き]
……はっきり言うな、おい。
俺の繊細なハートがブレイクするぞ。
それはもうガッシャガシャに。
まあ、ふられたんだけどな。
もう十年くらい前になるか。
……これだから男って生き物は。
ふうん。壊れたら接着剤で修復してあげるよ。
何か変なものも混じるかもしれないけど。
10年前の指輪を大事に持ち歩いてるってことは、まだ未練があるの?
お前だって大人になればきっとわかるさ。
いや、実は女なんだとか言うなら知らないけど。
せめてセロハンテープで直して!
……や、接着剤の方がいいか?
じゃなくて、マイハートはそう簡単には直らないからな!
所要時間はおよそ、[地球暦4885年]。
うーん。未練ってか。
なんか処分する気になれなくて。
思いは吹っ切れてんだけど。
[少し壁の方を見る素振りをして]
……知らない。
随分気の長い話だな。
にしても、見かけによらないな。もっと軽い男だと思ってたけど。
よっぽどいい女だったのか?85、59、87とか。
馬鹿、俺は全国でもベスト10に入るくらい真面目な男だぞ? いやマジで。
大学で同級生だった奴なんだけどな。
胸とかは残念なアレだったけど。
可愛かったし、同じサークルでよく話したりして。
で。もう二十後半だし、でプロポーズしたら、将来が不安みたいに言われて。
その時はサラリーマンしてたけど、すげー給料とか待遇悪いとこだったんでな。
まあ、でも、仕方ないとは思ったんだけどなあ。
そいつが結婚したとか後で知って。
その相手がフリーターとかいうから、恐怖の魔王もやってくるってもんだ。
[過去の醜聞を、特に気にする様子もなく話した]
それ、どこの国だよ。イタリア?
ふうん。胸だけで選ぶわけじゃないんだ。
……ま、元気だせよ。大人なんだし。
フリーターとかサラリーマンとか、あんま関係ねえと思うけどな。
ん。ちゃんと電池も入ってるな。
イタリアだったらトップだ、トップ。
マイシリアストップ。ディスイズアペン。
……もっとストレートにふられてたら、とっくに処分できてたかもな。
[独りごち、珍しく憂いらしい横顔を見せたが]
ノー問題。ナットアクシデント。……ん?
まあ、細けえ綴りはいいんだよ!
[間もなくいつもの調子に戻り]
よっし。じゃあボインを……
じゃない、犯人とか手がかりとかを見つけにいくか。
ほうほう。
生きておいでの皆様のお姿が見え、お声が聞こえますね。
不思議なものでございます。
つまり……私は死んだ後も、こうして皆様が右往左往なさるご様子を、拝見できるというわけでございますね。
これはなかなか、ありがたいことでございますよ。
[青年が気に留めた真珠の指輪の逸話は、思いがけず
レンが尋ねたことによりズイハラの口から語られ。
自らが口を差し挟むこともなく各部屋を見ていく。]
…… 汲んでくださって、有難うございます。
貴女のことも、心配してないわけじゃないんです…
[声のトーンを落とすポルテの様子を見詰めて、
両目を細め…もう一度深く腰を折り頭を下げる。]
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