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[もっとも、その笑みはほんの一瞬のもので。
道中誰かと会えたなら、ホズミが見つかった事と。
ネギヤが消えた事をいつもの調子で*教えるだろう*]
何やら急に、ネギヤが居なくなってしまってのう。
なんぞ一人になりたい理由もあるのか、
どこかでホズミを探してるか、なんなのやら。
先程はネギヤとンガムラの他にはひともおらんようだったし、誰かに連れ去られたんいうのは……ないじゃろうがなぁ。
[そう聞けば、さすがにホズミも神妙な表情をするだろうか。]
まぁホズミは、ンガムラに送ってもらいんさい。
タカ坊も、気ぃつけてな。
[ホズミが荷台で妥協するかは知らないが、老婆は席を譲るつもりもないらしい。
雨の中で過ごして濡れたらしきホズミの肩をみて、そう薦めた。*]
てるてるぼーず、てるぼーず。
……晴れにしたがるヒトが減ったら。
雨、もっと、降るかなぁ?
[くるり、回る、傘。
てるてる坊主が跳ねる、跳ねる]
……そうだとしたら。
次は誰が消えるんだろねぇ?
[くすくすくすくす。
笑う声が*響いて消える*]
化粧師 ンガムラは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[張り手炸裂の後、ホズミは助手席の足元を指した。
何か落ちてる、と。
示した先に、てるてる坊主。
その布の体に記されたネギヤの名前が見えた。]
[ボタンが拾い上げ
みれば、それは逆さ吊りであった。
ネギヤの名の下に、『[廃屋]へご招待!』と書かれている。]
なんじゃいな、いつのまに……
ネギヤの落とし物かのう。
[ネギヤがそれを…? ンガムラのじゃないわよね、
思案する素振りのホズミは。]
[「この、てるてる坊主、
お社さまからどう思われるかしら。」
「ほら、トランクス一枚でも平気なほど暖かいここの陽気は、お社さまのおかげって事らしいから、
あそこには、晴れ祈願も多いみたいよ。
そういえば、あそこのご神体がトランクス着てるって噂も
……履かせたのはネギヤ説まであったわねえ。」]
[「ま、それはさておき、
この「廃屋」って、スパやホテル名だったりして。
で、ネギヤが、
リゾート満喫だのアバンチュールだのして
…えええ、やだぁ?! 」
テキトウにまくしたてて、ホズミは拳を握りしめた。]
[ボタンは、ダッシュボードの上へてるてるを置いた。]
……ネギヤん家に届けりゃいいんかのう、
まあ、ンガムラに任せたわい。
[やがてトラックが走りだし、
店の前へ到着すれば、助手席を降りた。]
[予定通りミス・トランクスは開催されるだろうか、
であれば、自分の代わりに弟にエントリーさせようか、
道中、そんな事を、
ホズミは叫んでいたようだ。*]
[花畑に身を潜めていたホズミを追い、
傘を差したタカハルが駆け去った後。
――移民の男はしばらくぽかんと見ていたが、
確かに蜂の巣箱を置き去りにするわけにもいかず]
… ほ
[ ぎい がしゃん ]
[自転車のスタンドを蹴り外してサドルへ跨った。]
こン村は いつでん お祭り。
[――騒動も起こるが、皆いつもあかるい。
ホズミの件も程無く解決するのだろうと漕ぎ出す。]
[キコ… 錆の浮いた自転車は行く。]
[実際、追ったタカハルや通りがかったンガムラ、ボタンらに
ホズミは保護(捕獲?)されていたのだが、男はまだ知らず。
ちいさな村。噂が回るのは早いもので――
移民の男が間借りしている、師匠の船頭の家へ帰れば
「V8ミス無事帰る」の報を聞いて安堵することになるが、]
ほ
[自転車の荷台に括りつけたトランク、下になったひとつが…]
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