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へんなひと違う、かっこいーおにいさんだ
お、追手については、忘れろ
[マフラー引かれつつ]
ま、迷子かな
[不本意そう乍、茜に染まる髪に口元が緩み
案内を請い、歩みだす
頭へ手をやった刹那、蝶が飛びたった*]
[村のはずれにある墓地に足を向ける。
途中、祭りの準備に沸く神社の前を通り過ぎた。]
へぇ、祭りか。
[しばらく行くと湖畔に出る。そして、その先にはひまわり畑と丘というには高い山]
山…。
だよなー。墓だもんなー。
[肩を落として、山を登り始めた]
その日焼け、後でちゃんと冷やしておいた方がいいよ。
[確かに、という声に男を振り向けば、赤くなってきている腕を見ている。
炎天下を準備もなしに歩いていれば、日焼けもするだろう。
こちらは毎日の事だから、きちんと日焼け止めは塗っているが。
連れ立って歩いていれば、すぐに村が見えてくる。
続く問いには、村の北側のはずれを指差して]
あぁ、お墓参りかい。それならアッチだよ。
周りには田んぼと野ッ原と寺と神社しかないから、近くまで行けばあまり迷わないと思う。
それでもわからなくなったら、今なら神社の方は盆踊りの準備で人が多いだろうし、その辺で聞けば良いよ。
バス逃したってンなら、日帰りは無理だろうし、泊まるなら民宿がソッチにあるよ。
[最後に、自分の戻る診療所近くにある民宿の方向を示して付け足した。
相手がどちらに向かおうと、その後は自分の診療所に戻ってから、夜になれば盆踊りの様子を見に行くつもりでいる]
―向日葵畑沿いの道―
忘れろ?
うーん、どうしてもっていうんなら
わすれてあげるわ。
[からりと笑って足取り軽く、飛び立つ蝶が先導するように祭囃子の方角へ。ボールをぽーん、と時折上に放っていたが、くるりと向き直ると後ろ歩きをしつつ口を開く。]
せや、おにいさんはなんていうん?
あたし、クルミ。
[とうもろこしと、貰った地図を手に村の中を歩く]
おばけマークがお墓ってどういうセンス……
[日が暮れ始めた道を、墓石を見ないように足早に進んで行った]
[夏の暑さはじりじりと身を焦がすよう。
ぱしゃりと、ふたたび足許で金魚が跳ねる。
緑の水草に、青い水の中に、優雅に泳ぐ赤い金魚。
特殊な溶液と紫外線とで押し固めた、
べっこう飴のような世界は。
夏の暑さなどでは溶けはしない。]
あっつ…
しかし一体こんなところに呼び出して…
[懐に仕舞っておいた封書を取り出し眺める]
お祭りねえ、ちっさいけど賑やかなんよ。
たこやきとか、りんごあめとかあるし。
[子供の気安さで語りかけた。
彼女宛に届いた手紙を両親ほどに彼女自身は気にしていない。]
でもねえ、夏祭りにはこわぁい神様も遊びに来はるから、失礼のないようにせなあかんねんて―――**
[線香を焚いて、手を合わせる。
頻繁にこれる場所ではないので花は添えてず、
変わりに小さな木が植えてあった]
おし、おつかい終わり。
後はー…。
…まず風呂入りてぇ。
[焼けた肌がひりひり痛む。
医師の忠告通り早く戻って冷やしたほうがよさそうだ]
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