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だってさぁ。
あたしとミナがデートしてても、タカハル妬いてくれないよ…。
[眉尻を下げ、左手の力を緩めうつむいた。
パッと顔をあげ、合わせた両手を額に付け拝むようにして]
頼む!一生のお願い!
無茶なお願いなのはわかってる。
だからっ!
[顔は上げずに一言一言頼み込む。]
お礼、あたしにできる事ならなんだってするから〜〜!
そりゃ同性同士じゃなぁ…。
[呟いたところで肩の重みが無くなる。
拝まれるような形になると困ったような表情で後頭部を掻いた]
……はぁ、解ったよ。
けど失敗しても文句言うなよ。
[大きな溜息と共に承諾の意を返す。
面倒な、と思いつつもこれだけ頼まれて嫌とはなかなか言えない]
わ、わ!
ありがと!ありがと!
ミカちゃん素敵だ。最高だー!!
[背伸びして、飛び跳ねながらバクの頭をわしわし撫でた。]
部活の日の掃除当番、しばらく代わっちゃるよ。
どーだ!
…止めろ。
[流石に撫でられるとは思っていなかったためか、少し目を丸くする。
けれど直ぐに眉根を寄せ、頭を撫でて来る手を押し退けた]
あー……変に癖にしたくないからいらね。
どうしても抜けなきゃならない時は、頼むかも。
[提示された見返りには拒否の姿勢を見せる]
んじゃいつやるのかとか決まったら教えてくれ。
[それだけ告げると教室へと戻るため踵を返すのだった]
[教室に去るバクを見送ると、サヨの姿を探して歩いた。]
サヨり〜ん。
どこいったかな。
[彼女の姿を見つけたら、駆け寄って報告する心算である。]
―Ifある土曜日・喫茶アレグロ前―
ここでミナと待ち合わせだよ。
タカハルがバイトしてる。
お願い聞いてくれて、ありがとね。
[うきうきとスキップしながら、他のクラスメートとの待ち合わせ場所に移動したのであった。]
─if:喫茶アレグロ前─
……ったく。
何で見物人まで居るんだよ。
[リウ以外にも数名来ているようで、ちょっとした見世物になっていることに溜息が出た。
仕方なく中へと入り、周囲を見回す。
ミナツはまだ来てないようで、空いている席へと座った]
……(…つーか、デートっつっても何をしろと)
[普段男子と遊びに歩くことはあっても、バスケ一本で過ごして来た事もあってか女子と遊びに歩くことはほぼ無く。
このように槍玉に上げられても何をすれば良いのか分からない。
元々ミナツと話すことも少なかったために、共通の話題があっただろうかと首を捻った]
[外に居た見物人が喫茶店の中へ入って来る様子に呆れ顔に。
だったら最初から入っておけよと言う表情]
[その少し後にミナツが喫茶店へとやって来て。
自分を見つけると挙動不審にしながら席に近付いて来るのが見えた]
…よぉ。
思ったより早かったな。
[声をかけてから、「座れば?」と促す。
緊張しているのかぎこちない動きのミナツに不思議そうにしながら、その後はしばし口を噤む。
話題をどうしたもんかと考えてるうちに>>-933>>-935と言われ、頷いて席を立つ様子を見やった。
白けた表情をしているつもりは無かったが、常の無表情ではそう思われても仕方無いことだろう]
[表で何かあってるとも知らず、奥で皿洗い中]
今月分入れば新作プラモが……
[なんか呟きつつ]
……っとと。
あ、注文っすね。はいはい。
[渋めのマスターの声に呼ばれて、手を拭いてから表に出た]
……よぉ。
[注文を取りに来たタカハルに視線を向け、短い挨拶。
バイトをしているのは聞かされていたために驚く様子は見せない]
何って、待ち合わせで。
今ちょっと席を立ってる。
[親指で示すのは手洗いのある方]
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