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[ルールブックを取り出し、メールと見比べて何分程経っただろうか。
飛び切りの笑顔を作って小屋の外へ。]
はは…あはは…ねぇミカちゃん。あたし達、もう手繋がない方がいいみたい。
あは…は…
[バクから数m距離を保って話しかける。]
小野寺、一応持っとけ。
楽譜よりはマシだ。
[作った石鎚を一本、リウに突き付ける。
残りの作ったものは自分のデイバッグのベルトに差しておいた]
廃屋ってなると少し歩かなきゃだな…。
急ごう。
[言って、リウに手を差し伸べた。
ここに来た時同様、懐中電灯は点けずリウの手を引いて廃屋を*目指す*]
…何で?
まぁ、嫌だってなら、構わないけど。
逸れても知らないからな。
[拒否されたなら、手は繋がず廃屋を目指すことに*なるだろう*]
アーさんの?
……そっか。
[荷物を受け取り]
頭に?
……あぁ、なんかビデオで言ってたような。
『お楽しみボックス』とかいう奴じゃね?
[熊の頭を思い出したか眉を顰めた]
……確か携帯使って開くんだっけな、それ。
[言いながら、アンのバッグを開ける]
[差し出された石鎚には首を振る。
握られた手は振り払い、数歩下がった。]
あたし…他の子と道連れになったみたい。
普通は6時間ごとにドカン、みたいだけど。あたしの首輪、いつドカンするかわかんないや。
近くにいると…ミカちゃんまで。
おまけに…
[目が潤んだ。]
なんでもない。離れたままで力になれるなら、ついていく。
[どの様な形であれ、バクに続いて廃屋を*目指す*]
奪えればいいけれど、無理して怪我したら大変だ。
……ああ、そうだな。そうしてくれると助かる。
足手纏いになるのもなられるのも御免だからな。
[ユウキに寂しそうな笑顔を向けた。
しばらく民家でおたのしみ箱を探索。
発見すると携帯を使ってオープンする**]
うわ、銃……?
アーさん、こんなの持ってたのかよ……
……なんか後ろめたいけど、もらっとくか。
[取り出した銃をまじまじと眺めてから、自分の荷物に加えた]
そっちはどーだ?
[ミナツから要望があれば、アンの携帯を投げて寄越す。
それからふと自分の携帯を取り出して]
……小林。
[涙を見てそっと銃をおろし、違う場所を見て、見てなかったフリをする]
……どうだろうな。。。
…知らない方がいい。
[慰める言葉が見つからず、平凡な答えしか出なかった
頭をポリポリかいて歩き出すのを待つ]
[程なく探しただろうか。いくつかディバッグが見つかった。
そのうちのひとつをあけてみる。[双眼鏡]が入っているのを確認した。
あけたディバッグと、もうひとつ。合計2つをつかみ、廃屋の周りを軽く確認してみた]
なんでしょう、あれ。
[そっと近づいてみれば、そこにあったのは、首の無い女生徒の死体]
う…そ…
[凄惨な姿に、軽く吐き気を催して、口を押さえた。
ナオが近くに居れば、見ないように、と前置きして、それを*伝えるだろう*]
[扉脇に背をつけて携帯を取り出した。
画面を見て眉を寄せ、あれこれと弄る]
ここも廃屋か。
[慣れない操作に悩みつつメールも一つ送信する]
『赤屋根の廃屋に居る。近づくなら連絡しろ』
[家捜しは反応を少し待ってからにもしようと、そのまま壁に*寄りかかった*]
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