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[ぴょこりぴょこりとニッキーが近づいてくる。そして、差し出された前足と『帰ろう』の言葉に、目を閉じて]
…ああ…帰ろう…
[ゆっくりと首を縦に振った。
身をかがめ、ゆっくりとニッキーの手をとり、抱き上げた。そのままくるりと身を翻すと、迎え火に向かって歩き始めた]
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…なるほど。ニッキーの設定が理解できた。
となると、襲撃先はニキ一択だなあ。
吊られるとは思ってるけど。というか吊ってくださいおねがいします。
(ちなみにそのまま迎え火に消えようかと思ってた自分)
いずれにしてもそれなりに、代価を払う必要があるのでしょうが。
[それが話の落ちかもしれない。
岩場に置いてきてしまった本を、思う]
いずれにしてもこの場所で、ススムさんのおばあさんに会ったなら。
どうしてきたと怒られそうですね。
[ちゃんと迎え火焚かんと! と口うるさく言う姿を思い浮かべてくすりと笑う]
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ちなみに昨日マシロ襲撃だったのは、2日目の「お嫁さん」関連の話から。
ビセは占い師だから襲撃したくなかったんだよなあ。
しかし、元々狼COする予定だったけど、黒だしはびっくりしつつありがたかったよーな。
そして、ニキちゃんおつきあいありがとうでした(ぺこり
…中の人は色々とぐったりしつつはんせいちゅうですが。
『ちゃんと迎え火焚かんと!』かあ。
[それはもしかすると、自分の祖母か、あるいは姉の、言葉だったかもしれない。
前を飛ぶ極楽蜻蛉が、羽根を休める。
気が付けば、見慣れた通りに、おがらと、お皿。
ぱち、と瞬きをしてから。
どうする? とバクを見る。ほんのりと口元に*笑みを点して*]
/*
ススムさん、お付き合い有り難うございました。感謝。
ここは此岸か彼岸か。
それはここにいる者が感じるままに決めればいい、それほどに曖昧な場所。
……なんちゃって(いいわけでした。
やりたい放題でごめんなさい。エピが恐いです。
[ゆらり……と、また焔が見えた気がして、ぼうっとその先を眺めていたけれど、手の中からニキが飛び出したので我にかえった]
え!?ニッキー?
逃げてって……誰から?
[と、トモユキの声も聞こえて]
おかしいって?
[思わずムカイを見る]
[駆け出したけれど]
あぁ!!トモユキくん!ニッキーがっ。
[トモユキの手から転がり落ちたニキを見て、足を止めた]
ねぇ、捕まっちゃうよ!?
[思わず口走ったけれど、誰に捕まるのか?捕まってどうなるのか?自分でもわからなかった]
[やがて、ムカイに抱き上げられたニキが]
笑ってる……?
……ねぇ、帰るって、どこに帰るの?
どこに連れて行っちゃうつもりなの?
[二人の姿を見ていると、どうしてだか胸の奥がざわざわして目が離せずに……、立ちすくんでいた*]
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