151 藤色酔夢
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ばーちゃん?
やさしいよぉ。
[祖母に着いて行った仕立屋の、少し気になっていた子。
それまでも視線を感じたりはしていたけれど、初めて話しかけられた>>17時はそれはもう嬉しくて、満面の笑みで返していた。
少し癖のある口調は地元の言葉ではなくて、祖母の故郷の訛りを真似たもの。
当時はまだ少したどたどしかったそれは、いつしかすっかり板について]
(55) 2014/05/02(金) 22:29:26[藤林]
[歩みを止めないのは。
うさぎの半ばなげやりのような願いを叶えたい良心ではなく。
きっと、好奇心や…懺悔に似たような感情かも知れません。]
真昼さんとお会いしたのですから。
もしかしたらまた別な方も、いらっしゃるかもしれません。
[しゃらり しゃりゃりと。
揺れる花藤のあいだを潜り抜け――。]
あ、あの子…。
大丈夫でしょうか。
[足許がすこし覚束ない様子な女の子(>>53)。
声を掛けていいものか。僅かばかり逡巡して。]
(56) 2014/05/02(金) 22:29:31[藤林]
何、どーしたの。
寂しいん?
[その頃には多分ちょっとした本音>>15>>16を聞けるくらいには、仲良くなれて居たのだと思う。
けれどその矢先、祖母が体調を崩し、亡くなって。
それからは店へ行く機会もなくなって、やがて真昼は故郷を離れ……それっきりになっていた]
(57) 2014/05/02(金) 22:29:33[藤林]
……。
(私、逃げちゃったの、かな。でも仕方無いよ、ね。)
……だって。
(きっと壊れちゃうもん。思い出さなければ…。大丈夫、なんだもん。)
[進んでも進んでも変わらない薄紫の下、鞄をきつく抱きしめる様にしながら。]
(58) 2014/05/02(金) 22:31:44[藤林]
―現在―
[六花に名前を褒められてありがと、と笑った後、握っていた手を離した]
あーそれなぁ、ウチも知らんのよ。ごめんなぁ。
あのウサ公も喋るだけ喋ってどっか行って、聞くに聞けんかったし……
ココのどっかにそーゆーのがあるんかなぁ。
[投げかけられた問い>>1:86には大袈裟に溜息を吐いた。
探す他無いと出した結論は同じで、歩き出した>>36少し後]
(59) 2014/05/02(金) 22:38:43[藤林]
へぇ。
こんなのが実家にとかちょっと羨まし……
あっ、ウサ公おるやん!
[他愛ない話を遮ってのウサギ登場。
隣の六花の声にも反応を返さず、またも一方的に告げて消える]
やっぱ幻と違うらしいのはよく分かったけど。
……相変わらず人の話聞かんなぁアイツ。
[小さく息を吐いて]
(60) 2014/05/02(金) 22:39:15[藤林]
慣れてても、辛いものは辛いと思うわ。
[じっと見た なんだか 若いくせに頑固っぽい>>54]
うん、わかったわ。あなたも人の言う事聞かないタイプみたいだから。
[似てると 思ったのは 兎?]
あっちに泉があるはずなの。お水飲みにいきましょ。
[有無を言わせず 手を 取った]
(61) 2014/05/02(金) 22:40:19[藤林]
[再び白い兎に遭遇したのは、そのすぐ後の事。
最初に会った時とは少し違う感情が、心の何処かに浮かんでは消える。]
……私のせいじゃ…ないもん。
[きっと此方の言葉なんて、聞いてないだろうけれど、揺れる長い耳に、そんな一言を。
兎が去れば、また歩きだそうとしたけれど、ふと感じたのは誰かの視線>>56]
(62) 2014/05/02(金) 22:41:00[藤林]
…?
[男からの謎の相槌にサングラス越し。
目を瞬かせる。
見えない何かと話しているような。
けれどそれがいかにも、この世界の住人っぽく感じられて。
ここでは変ではないのだろう。
心の中、勝手にそう判断する。]
うん、あの子も一応探しているみたい。
私にも、その鍵と螺子?
探してって、さっき。
だから――…
(63) 2014/05/02(金) 22:42:33[藤林:泉]
[苦しいなら、辛いなら、逃げ出したって仕方ない]
[泣き言だって、言っていい]
[ねえ、そうでしょう?]
(64) 2014/05/02(金) 22:43:04[藤林]
(あれ。)
[目の前でぐぐぐと、傾く首。]
壊れた時計……だったけ。
君がその持ち主なのかなって。
違うの?
[あの兎に壊されて、
だから怒ってたのじゃないのだろうか、と。]
(65) 2014/05/02(金) 22:43:04[藤林:泉]
つーか何、治るのを嫌がる何かって……治らんかったらココ崩れるんやろ?
そしたらココに居るウチらもどーなるか分からんって話やったんに。
ワケ分からんなぁ。悪役的なものが居るってコト?
[六花が何かを思い出している傍ら、新たに増えた情報に頭を抱えたが]
…… まーええか。
考えるだけでどーにかなるワケじゃなさそーやし。
[結局は再び当てもない捜索に戻るのだった]
(66) 2014/05/02(金) 22:43:17[藤林]
養護教諭 ユウキが接続メモを更新しました。(05/02 22:45)
[実家の藤棚。
羨ましいと言われると(>>60)、やっぱり嬉しくて。]
では無事此処を出た際には、ぜひ。
っ…相変わらず自由奔放ですね、あのうさぎ。
[隣の真昼さん。
手を伸ばしてうさぎの耳などを掴もうとはせず。
お優しい方なのだと、一つ頷いて。]
(67) 2014/05/02(金) 22:48:12[藤林]
あのっ…
あなたも、うさぎに遭った、方?
[わたしの視線に彼女が気付いたのなら(>>62)。
勇気を出して、声を掛けてみるのです。]
(68) 2014/05/02(金) 22:49:31[藤林]
[慣れたのは、そうしないときつかったから。
……発作起こす度に誰かが泣きそうになったり謝ったりとかされたら、さすがにきつい。
とはいえ、そんな事は口にはしないけど]
……えー。
綴木さん家の進矢くんって言ったら、素直の権化で通ってたのにー。
[知り合いには何年前の話だ、と突っ込まれるような事を、冗談めかした口調で返す。
そのくらいの余裕は出てきたけれど、手を取られる>>61のは避けられなくて]
……あ……はい。
水、あるなら、欲しいです、し。
[そのまま、手を借りて、立ち上がった]
(69) 2014/05/02(金) 22:50:11[幻想の藤林]
養護教諭 ユウキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 22:50:21
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 22:51:13
美大生 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 22:52:49
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(05/02 22:55)
じゃーお言葉に甘えようかなぁ。
[ウサギに手を伸ばさなかったのは一度捕獲に失敗していたのと相変わらずの捲し立てにげんなりしていた所為だが、それが六花にどんな印象を与えた>>68かは知らなかった。
ともあれ、実家の話にはそう頷いて。
その矢先、人影に気づいたのは隣が先だった]
おー、女の子が居った。
[年は真昼の勤める学校の子たちと同じ頃だろうか。
声掛けるのは六花に任せ、こちらは軽く片手を上げるにとどめた]
(70) 2014/05/02(金) 22:57:28[藤林]
[素直? でもともかく 立ち上がってくれたので]
この格好だから、ゆっくりしか歩けないのよね。エスコートよろしくね。シンヤくん。
[にっこり そのまま手を引いて 歩き出す]
シンちゃんの方がいい?あ、私は香月華子。
[今度は 女優だっていう 説明は省いた]
(71) 2014/05/02(金) 22:59:12[藤林]
いや。
[怪しい格好をした人の言葉>>65を聞いて、小指側を相手に向けるようにして右手を縦にして顔の前でパタパタと動かす]
俺も巻き込まれた口。
[それから同じ手で自身を指し示した]
話聞かない奴なんて友達にしたくねぇ…。
[呟いた言葉は結構本気だった]
(72) 2014/05/02(金) 23:00:34[藤林・泉付近]
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