97 未来日記〜Survival game〜
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――……大切なことは、
彼らを覚えていることじゃないでしょうか。
[ふと、ぽつりと。]
巻戻してしまえば、
それは、なかったことになるかもしれない。
忘れてしまうかもしれない。
でも、今この時、
きっとみなさん、思うでしょう。
忘れることはないと……。
[でもそれは、今の実質の解決にはならないこと、わかっている。
ただ、それだけ、今は言うと、また口をつぐむ。]
(60) 2012/11/11(日) 23:24:16[水の柱]
……傲慢で、自分勝手なのは、分かってる。
でも、感情が無ければ、……生きてないのと、同じことだと思う。
それに、8番さんになんて言われようと、私の選択は、誰にも邪魔できないよ。
神様は、一人以上で……何人までなんて、決まってないから。
結局、セイジさんは……どうするの?
[意地になっているつもりはない。
残るということはそもそも話し合う以前に、決めていたことだから。
>>56 球体から尚も視線を逸らさない横顔を見遣って。
話し合いの主題、その結論を問う。]
(61) 2012/11/11(日) 23:24:48[水流れる柱]
うん、
僕は元通りにすることだけが、
失われた世界を悼むことだとは思わない。
……だから、
ひとつ世界を作りたいな。
[>>60 4thの言葉に、視線はそちらに向いた。
それから、0の柱へと双眸を向けて]
(62) 2012/11/11(日) 23:27:27[3階]
[柱にへたり込んで座り、いつまでも止まる事の無い涙を拭けば聞こえるソラの声>>55に驚き]
あ…ソラさん…。
[慌てて両手の袖で目を擦りながら]
好きで泣いてる訳じゃないんだけど…。
やっぱ僕には荷が重すぎたんだなって。
後悔しても今更なんでしょうけどね。
[拭ききった後の目は真っ赤で。ソラも敗者だと言う事を思い出して何か返事を返そうとする。
無理して微笑もうとすればまた目から粒が零れ、返す言葉は]
…ごめんなさい。
[何に対して謝ったのか自身にもわからない]
(63) 2012/11/11(日) 23:28:37[3F 通路]
[不在の5の柱を見やる。
たぶん、彼の世界もとても平和なもの、
だったのだろう。]
争いなんてものと無縁で、
とても大事な友達とかがいて、
名前も知らない綺麗な花が咲いてて……、
ちゃんと家族と一緒に暮らせて、
敬意をもって命が循環して……、
その世界の人が、
世界を愛せるような世界を作りたい……。
[不在の柱をぐるりと視線は一巡りする]
(64) 2012/11/11(日) 23:29:47[3階]
覚えてる…、か。
別に、俺の事は忘れてくれていい。
[ふわりと体重の無い身体は浮く。
そのまま、自分の柱の周りをくるりと回った]
寧ろ、責任を感じるよりは。
だが、そんな事を言う権利も、無い、んだよな?
[問いはなんとなく 神の小間使いへと]
(65) 2012/11/11(日) 23:30:29[水流れる柱]
[>>63 フユキの様子に、思わず笑う。
真っ赤な目は白い耳の長い角の生えたモンスターのようだ]
誰に謝ってんだよ。
荷が重かった、ってそりゃそうだろ、
アレに文句言ってやったらどうだ?
[立てた親指で球体を指す。
そして>>84 8thの言葉には、
その顔を見遣って目を細めた]
(66) 2012/11/11(日) 23:34:36[水流れる柱]
[クルミのこたえ>>29に視線は移ろう。
球体から目を逸らし、笑みの気配を消して彼女を見つめた。]
何もしていないから…、それは望みか?
それとも償いか?
…クルミ。
時を巻き戻しても、それで神の力が尽きればまた繰り返しだ。
同じゲームを繰り返すこと、それが正しいとは俺は思わない。
ゲームの勝ち負けは理不尽で、けれどそれも選択のうちだと俺は思う。
[敢えてそんな言葉を投げかけて、セイジへと視線を移す。
彼の問い掛け>>33に、目を細めた。]
(67) 2012/11/11(日) 23:35:04[水流れる柱]
クルミが神になるか否かは、俺の決めるものじゃない。
彼女が神になる資格を得たのは、彼女自身の力と意思。
……結局はそういうことなんじゃないのか。
旧き神にも定めきれずにゲームの幕は落とされた。
だから生き残ったものには資格がある。
この場のものに等しく、全員に。
といっても…、…納得はしない、だろうなあ…。
[少し上を仰いで、息をついた。]
(68) 2012/11/11(日) 23:35:14[水流れる柱]
…だが、セイジ。
感情でとお前は言うけど、では選ぶ基準は一体なんだ?
人が人を殺し、他人が滅ぶべき世界を選ぶ。
そんな選択のどこに、正当性があるのだと思う?
俺は、そんなものはひとつもないと思っている。
人を殺して世界を滅ぼす、そんなものを正当化する理由などない。
…だから、俺たちは其々の理由を定めて戦ってきたんだろう。
ただがむしゃらに戦って得た結果が、これじゃないのか。
俺も、俺の感情のままに戦ってきた。
だからお前にクルミを殺させまいとした。
…お前を殺すまいとした。
(69) 2012/11/11(日) 23:35:33[水流れる柱]
そして、5thを───…
[喉の奥に、何かが詰まる気がする。
少しだけ間が空いた。]
──…フユキを、この手にかけた。
世界を、ひとつ滅ぼした。
(70) 2012/11/11(日) 23:40:07[水流れる柱]
俺に神の資格をどういう言う権利はない。
言うとしたら、やっぱりそれは俺の感情…我侭だ。
…実は俺さ。
ここに残ろうかと思っていたんだ。
神様不在になって世界がなくなるとか、
それこそあいつらに取り殺されかねないしな。
けど案外、神のなり手は多かったかな…。
[どちらにせよ、クルミが残るならば心は既に決まっている。
セイジへと言葉を向け、やがて彼の描く未来>>64を聞けば、再び口を開いた。]
(71) 2012/11/11(日) 23:42:53[水流れる柱]
んでもさー。
今まで、かみさまは1人、だったんだろっ?
それが、今回6人になったってことは。
力も1/6ずつになるじゃねーの?
あ、全員が神様になるならだけど。
てことは、1人の我侭通して世界を撒き戻しても、
保てる時間は短そうな気ぃするけどなー。
[神様は1人以上と言うクルミ>>61へ、
そんな疑問を投げて]
(72) 2012/11/11(日) 23:44:07[水流れる柱]
[>>60 聞こえてきた声が胸に染みいるようで、私は少し目を伏せた。
ゼンジさんの言っていることは、きっと正しい。
私の考えが傲慢で、自分勝手で、不自然だということは分かっている。
それでも無くしたくなかったと思うのは、――。]
いけないこと、なのかな。
失われた世界を取り戻したい、って思うのは、駄目なこと?
考えてもいけない、ことなのかな?
不自然だからしちゃダメなの?
壊れたままが自然だから、……だから、願うことすらも、許されないの?
[疑問は徒然に口を突く。視線は上げられないまま。
>>64 8番さんの思い描く美しい世界は、私の我儘よりもずっと、綺麗で。
>>67 カノウくんの声に、私はようやく視線を動かす。]
……分かんない。望みか、償いかなんて、……考えても、なかった。
(73) 2012/11/11(日) 23:45:47[水流れる柱]
[ゼンジの言葉が聞こえる>>60。
それには心でありがとうと思い。
笑うソラに>>66は慌てて]
え、いや…なんで謝ったんだろ?
ごめんなさい。…ってあああ!!
[無意識に謝る姿勢は死んでもなお生前と同じ調子で。
提案を出されソラが指す球体を見つめれば]
文句…多分皆言ってるし。
僕が今更何か言っても…
[困った表情で球体を見つめなおす]
(74) 2012/11/11(日) 23:48:02[3F 通路]
……なら。
その新しい世界に、滅んだ世界の魂魄を移せないか。
沢山の力が必要──…なら。
今の神は一柱、これが複数になれば変わるんじゃないか。
少なくとも魂の復活で俺の力とやらが尽きたとしても、
誰か残っていれば、ひとまずは安泰なんだろう?
手伝いがいれば、力ももつかも知れないしな。
[さっぱりと分かりはしないのだが。
神が複数ならば可能ではないかと、
口にした可能性はデンゴの声>>72によって、また止められた。]
1/6…?そうなのか?
[また球体を見る。]
(75) 2012/11/11(日) 23:49:44[水流れる柱]
なんつーか。
かみさまが、こういうゲーム仕掛けたの
ちっとだけ納得っつーか。
まあ理不尽だったけど。
[ぺしんと絵日記のカボチャを叩く。
カボチャはもう、嗤っていない]
どっかの世界のヤツだけえこひいきして、
選んで、後を任せたら。
他が不公平になるもんなー。
[主張を譲らぬ3rdと8thの様子を眺めやる]
(76) 2012/11/11(日) 23:49:51[水流れる柱]
[少し前に感じた1stの視線>>16
たとえ語りかけようとも自身の声は彼にも届く訳は無く。
彼が何か神に問うのを>>18黙って聞いていた。]
ヨシアキさん…。
[質問の内容は自身にもかなり興味のある内容で、その後聞こえた神からの曖昧な返事には肩を落とす。
後は、再びその場に居る者達の会話を黙って聞いていた。
8thの言葉には>>64]
それが僕の世界だったんだよ…。
[寂しそうにぽつりと呟いた]
(77) 2012/11/11(日) 23:51:55[3F 通路]
私がここにたった時は一人でしたので、
その問いには正確にお答えできません。
[デンゴの言葉を継いでのヨシアキの視線に
た、パラパラと表面が剥れる。
球体は、いつしかひと回り小さくなっていた]
(#8) 2012/11/11(日) 23:55:12
……神様が寿命で死ぬなら、力はまだ、増える可能性もあるし、だから、すぐじゃなくて、もっと何か方法を考えて、って思ってた、けど……
――……分かんなくなってきた。
[>>72 飛んでくる疑問に、私はもう一度、目を伏せる。]
理想を持つのって、そんなに悪いことなのかな。
希望を持つのって、いけないこと?
[問いは、誰に向けるものでもなく。
ただ静かに、床に落ちる。]
(78) 2012/11/11(日) 23:55:52[水流れる柱]
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