113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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>>64
[笑顔を浮かべ丁寧な口調で挨拶を返すその人物。中性的な容姿だが、声色から男性だと分かる。トゥーリッキと名乗ったその男は旅芸人だと言う]
…ふむ。失敬、観光客ではなく演舞者だったのか。
僕はニルス。この村に住む昆虫学者だ。
[心底どうでもいいとは思っていたが、自ら話しかけた以上最低限のマナーは守る。そして自分の視線に気付いた彼が籠を少し持ち上げて問えば]
爬虫類?ああ、僕は大丈夫だよ。
専門分野ではないが人間よりは好きさ、彼らは多くを語らないからね。
[そう言って興味深げに眼鏡をくいっと上げ、更に籠に顔を近付けた]
(67) 2013/06/09(日) 17:44:33[湖畔]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 17:46:47
>>67
ニルスさんですね。どうぞよろしくお願いします。
ほう…昆虫学者を…では、こいつを見て卒倒する、なんてことはないでしょう。
ほら、ごあいさつなさい。
[そう言いながら、ニルスの顔の前でパカッと籠を開ける。
透き通るような白色の大蛇が、籠から頭を覗かせた。]
(68) 2013/06/09(日) 18:05:10[湖畔]
>>68
[ごあいさつなさい。彼がそう言って籠を開けてみせればニルスの目の前に白い大蛇が頭を覗かせる。爬虫類と聞いてある程度は予想していたものの、予想以上の大きさの白蛇にさすがのニルスも思わず驚き後ろに退く、が。崩れた表情をすぐに無へと戻せば、ずれかけた眼鏡を直しコホンと咳払いを一つした]
これは珍しい。白い大蛇、か。
…触れても?
[人間以外には興味がある。普段は見れない白い大蛇に、少しだけ手を伸ばし男に問うた]
(69) 2013/06/09(日) 18:33:29[湖畔]
>>69
これは失礼。驚かせてしまったようですね。
[白蛇を見るなり、一歩引いたニルスを見て、さすがにいきなりはまずかったかと心配になったが、すぐに触っても良いかと訊ねられ、安堵する。]
ええ、どうぞ。
こんなナリですが毒もありませんし、おとなしいので襲ったりはしませんよ。
なんなら首からかけてみますか?
[彼にとって相棒は家族にも等しい存在。
蛇を見ると、悲鳴を上げたり、失神する者も多い中、興味を持ってもらえるのは、嬉しいものだ。
トゥーリッキは快く応じた。]
(70) 2013/06/09(日) 18:56:12[湖畔]
蛇遣い トゥーリッキが接続メモを更新しました。(06/09 19:10)
蛇遣い トゥーリッキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 19:11:30
蛇遣い トゥーリッキが接続メモを更新しました。(06/09 20:31)
あー、クソ。
[>>55 目深に被っていたフードを、少し上げる。
既にグラスを傾けているミハイルに肩をすくめ。]
いねぇなら多分、
さっきのに引っ張られてったんだろうよ。
[きょろきょろと周囲を見回して、
もしもマティアスを見つけることが出来たならば、
杖を手にしていない方の手を掴み、引っ張り出す。
その際に、一声かける事も忘れずに。
突然手を引かれたら驚くだろうからと、
司書なりの不器用な配慮。
居ないなら居ないで、奴なら上手くやってるだろう。
むしろ周囲を見ても見当たらないのならば、
探したところで簡単には見つからなさそうだ。]
(71) 2013/06/09(日) 20:55:28[湖畔]
お前やマティアスが酒を勧めなけりゃ、
悪酔いなんてしねぇよ。
[>>56 司書が悪酔いをするのは、
大抵自分のペースを崩された時だ。
もしくは単に飲みすぎた時か。
ウォトカの入ったグラスを傾けながら、
代わりを店主に問うミハイルに、
もうグラスを空にしたのかと呆れ顔。]
可愛げなんて求めてどうすんだよ。
婦人用の帽子を俺に被れってのかぁ?
[>>57 饒舌になってきたミハイルに、
司書はべぇっと舌を突き出す。
まるで子供のようであるが、
こう見えても二十はとうの昔に過ぎている。]
(72) 2013/06/09(日) 20:56:00[湖畔]
…嫌いなんだよ、帽子。
[体質上、キャップを被るにしても、
どうせフードを被らねばならない。
さらに蒸し暑くなってしまうものだから、
帽子を身に着けることは好きではなかった。
ミハイルが言うように、
婦人用のつばの広い帽子ならば、
フードを被る必要も無いのかもしれないが。
とはいえ、司書に婦人用の帽子が似合うかと言えば、
誰しもが首を横に振るだろう。]
(73) 2013/06/09(日) 20:56:24[湖畔]
あっちぃ…。
[酒が入ったからか、
日の当たらぬ白い肌にほんのりと赤みが差す。
ぽかぽかと内側から火照ってくる体は、
この格好にはひどく厳しいもの。
それでも、飲むのをやめる事はしないが。
そういや、あの人>>51は飲まないと言っていた。
こんなに美味いのに、などと思いながらも、
気付けばグラスの中身は空っぽ。
今度学者の彼と顔を合わせたならば、
また酒を勧めてみようか。断られる予感しかしない。]
(74) 2013/06/09(日) 21:02:03[湖畔]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 21:02)
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:09:19
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 21:39)
─湖畔への道─
え、あ、うん、
まあ、祭りの度に酔っていりゃあ、な。
[冒険家だのエスパーだのテレポーテーションだのというイェンニの心の声>>62>>63は、しかし彼女の口からだだ漏れだった。
とは言え、それを指摘したら大真面目に『やっぱりお見通しなのね』というような事を言うのは目に見えていたので、曖昧に頷くしかなく]
………、
…仮も何も、エスパーじゃなくて、ただの写真家。な?
[それでも、聞こえているかどうかはともかく、苦笑しながら訂正する。撮影の為に村を留守にしがちだから、冒険家というのはあながち間違いではないが]
危ないな。
ほら、捕まって。
[ふらふら。ふらふら。
転びそうになり、明後日の方向に向かっていくイェンニの腕を取り、支えるようにして彼女の家に向かった]
(75) 2013/06/09(日) 21:39:37[湖畔近くの道]
ああ、今年も天気が良さそうだ。
[空を見上げ、眩しそうに目を細める。この日差しじゃ、あの白い司書には難儀だろう、なんてことを思いながら。
クレストとは特別親しい訳ではないが、あの風貌は嫌でも目を引く]
折角の夏至祭だ。写真を撮るにも、楽しむにも、綺麗に晴れてる方が良い。
それに、燃え盛るコッコを眺めてやりあうサハティは格別だからなあ。
[ぺろり。唇を舐める様は、まるっきり参加者の顔だった]
(76) 2013/06/09(日) 21:39:59[湖畔近くの道]
…へえ、イルマが。それは楽しみだ。
[それでも、櫓が立派だと聞けば>>66写真家の顔だ。肩に背負った『相棒』も、写したくて仕方がないに違いない、と思うとわくわくしてくる]
…ん、修行か、そうだな。
納得のいく写真が撮れるまで、随分かかった。…いや、違うな。カメラに、納得のいく良いモノを撮らせようとしているうちは、全然駄目だった。
親父や爺さんには、カメラの言うことを聞けって、散々言われて、そうしているうちに、段々とカメラの心が分かってくるって言うか…
カメラが撮りたいモノと俺が残したいモノっていうのが合うようになってきて、それからだな。自分の写真に納得が行くようになったのは。
[きっと、何のことを言っているか分からないだろう。酔っぱらっている彼女は、もしかしたらエスパーではなく魔法使いだと思うかも知れない]
(77) 2013/06/09(日) 21:41:14[湖畔近くの道]
[その場にあるモノをあるままに、それ以上に。形として残しておきたい理由が、男にはある。
盲目の友人に、これから先――たとえどれだけ先になったとしても――彼の目に光が差した時に、自分が見てきたものを見てもらいたいから。
それがただのエゴであったとしても。
だから、形のあるモノを標本という不自然な形で残そうとするニルスには、複雑な心境を抱いていた**]
(78) 2013/06/09(日) 21:41:40[湖畔近くの道]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/09 21:41)
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:48:44
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:53:35
>>70
[毒もないと聞き内心安堵のため息を洩らす。昆虫以外に触れるのは久しい。ゆっくりと相手を驚かさないように指を真っ直ぐに伸ばし、そろりと白い鱗に触れた]
…蝶ほどでもないが、白蛇もまた美しいものだね。
[犬や猫にするような所作で白蛇を撫でる。首からかけてみるかと問われれば、少し間を置き答える]
………折角の機会だ、少しだけ。
[そう呟いて蛇の扱いに長けているであろうトゥーリッキが白蛇を首にかけてくれるのを待つ]
(79) 2013/06/09(日) 21:54:19[湖畔]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:54:25
―― 湖畔への道 ――
[ぽくぽく ぽくぽく]
[荷馬の歩みは遅い。]
[頭巾の男が、荷馬の首を叩いて宥める。]
[ほうい ほうい]
[かけ声は長閑。]
[壷を積んだ荷馬は、慎重に湖畔をゆく。]
(80) 2013/06/09(日) 22:32:11
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