[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[獏の方へ向いて]
ばーくー[復唱]
なまえ、わからないですか。まえはわかったですか。おへやとおなじで、探せばまた見つかるかもしれせん。
るりるり、ルリ はひとつのはずです。けど、ルリルリですね。
[大きな目がじいと見上げる]
たかい。知らないです。もしくは忘れてしまいました。・・のぼるです。
[おもむろに枝にぶらさがろうとして。ライデンの申し出に]
かたぐるま。
[考え込んだあと、彼の肩をかりて枝へのぼった]
[閉ざされたドームの中は、緑溢れる小さな楽園。
プレーチェの視線>>64を背へ受けながら、Knockerは
ビオトープの合間を縫い、配された小道を歩みゆく。
淡いむらさきの睡蓮が咲く池の畔を回り込むと、
やがて墓碑たる白壁が列を為す一角に出る――]
……。
…何のために、増やすのでしょうか…
[白壁を大きめの色紙ほどの広さずつに区切った、
其処が「ひとりぶん」。刻まれた名の一つ一つへ
指先で触れながら――記憶を手繰るひととき。*]
―枝の上―
[身を引き上げた弾みで、
肩からブランケットが落ちていった。
[腰かけて足はぶらぶら、
ゆるりと頭はプレーチェの方へと]
なにしてるですか?
[女性の背中と直面し、
ぷ、れー、ちぇ、タグをよみあげる]
あー。
プレーチェが書いてあります。
あり。
[何しているのか問われると、蟻のことを思い出して幹を伝う小さな虫を指した]
プレーチェ。
[ルリが読み上げる声を追いかけ、こくこくと頷く]
プレーチェが書きましたか。ちがいますか。
ワンピースについてます、ワンピースがプレーチェなのでしょうか。ちがいますか。
このファスナー半分開いてます。
または半分閉じてます。
閉じるのにファスナーは使われます。
おさめておくように。零れないように。暖かいように。
…とじますか。とじませんか。
[女性の背のファスナーへと、手が伸びて行く*]
あたたかい?
[大人しく枝に腰掛けて、ファスナーが上げられるのを待つ。
背中に顔を向けるとそのまま半回転しそうになって、幹へとしがみついた]
[指された方を視線が辿り。小文字のoを象る口]
ありは、動いてるです。
ありは、いつ眠るんでしょう。
彼らの寝顔は、どんなでしょう。
[ひとりごち。
ファスナーの摘みをあげる。すると、
ちち、ぢ、ぢじーっ、
緩やかに速度を増し、音をたて閉じていった]
できました。プレーチェ。
[そう静かな声*]
[落ちたルリのブランケットを拾い上げ、傍の大きな丸岩の上に畳んで置いておく。
ルリやプレーチェ、獏の様子をしばらく眺めていたが、思いついたように]
私は少し散歩をしてこよう。
此処の詳しい様子も知りたいし……
他にも人がいるかわからない。
[遠い円周を見据える。部屋を出る時に確認した、点々と並ぶ扉は、此処からではよく見えなかったが]
では少年少女達よ、また会おう!
[正義の味方を気取ったような挨拶をし、三人に向けひらりと手を振った。コートを揺らして踵を返す。ビオトープを離れ、歩いていき]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ